応援コメント

第10話 正体」への応援コメント

  • 文字数多いのに読みやすいですね。
    先が気になるようにイイ感じでストレスと謎を感じます。

    作者からの返信

     天気のせいかもしれませんが、亀のスピードでなくなっているみたいですね。

     ここまで読み進められたのならば、最終話まで読まれることを確信しています。


  • 編集済

    誤字その他報告いきますね。

    新宿のショップへ回る事なったのだ。
    →新宿のショップへ回る事となったのだ。


    昇り竜が描かれて暖簾《のれん》を潜《くぐ》って
    →昇り竜が描かれた暖簾《のれん》を潜《くぐ》って


    男の現状をボカシて答えといた
    →男の現状をボカシて答えておいた


    確そういう目で見ると蜘蛛の巣に囚《とら》われた蝶たちは悲しそうに見えた。
    →そういう目で見ると蜘蛛の巣に囚《とら》われた蝶たちは悲しそうに見えた。
    もしくは そういう目で見ると確かに、蜘蛛の巣に囚《とら》われた蝶たちは悲しそうに見えた。


    注意すると空気が悪くなると困るので、
    →注意して空気が悪くなると困るので、


    私たちの方へと滑《すべ》らした。
    →私たちの方へと滑《すべ》らせた。


    女だからってなめいると痛い目にあうぞ。
    →女だからってなめていると痛い目に遭うぞ。
    前半「なめている」と抜けた字を補いましたが、鯵沢さんなら「なめてる」と置き換えるのもいいかもしれませんね。
    ここまでずっと「遭う」の字を使っているので、表現の揺れ解消のため「あう」を閉じ(漢字にし)ました。


    声かけた相手に邪険んにされると
    →声かけた相手に邪険にされると


    背もたれから背中を浮かした。
    →背もたれから背中を浮かせた。


    一週間に渡って凌辱され
    →一週間に亘って凌辱され
    時間を示すときは「亘る」を使います。


    いなかっな
    →いなかったな


    金沢をあのような目に合わせた
    →金沢をあのような目に遭わせた


    娘があんな酷《ひど》い目に合ったんだから
    →娘があんな酷《ひど》い目に遭ったんだから


    一生自分の犯した罪の重さに向き合わさせて
    →一生自分の犯した罪の重さに向き合わせて


    他の警察署に移動しているか
    →他の警察署に異動しているか


    美人先生はドアの前で私が立っていたので驚いた
    →美人先生はドアの前に私が立っていたので驚いた


    金沢はこれから先ずーっと
    →金沢はこれから先ずっと
    明確なモノローグ(心の声)以外の地の文では、話し言葉を使わないほうが無難です。


    では、ここからは長文その他。

     『一つの真実は千の無駄足の先にある』とは、鯵沢が捜査で無駄足を踏んだ時にいつも言う言葉であるが、言いたい事は分かるのだが、私としては無駄足を踏まずに効率的に捜査を進めたいのだ。

    ここは前半・後半で内容が異なるので
    →『一つの真実は千の無駄足の先にある』とは、鯵沢が捜査で無駄足を踏んだ時にいつも言う言葉である。言いたい事は分かるのだが、私としては無駄足を踏まずに効率的に捜査を進めたいのだ。


    なぜなら、タトゥーショップの営業時間はショップによってまちまちであり、午前中から営業しているショップは渋谷には二店舗しかなく、そこで聞き込みを終えると他のショップが営業を始めるのが十五時以降となり、私たちは仕方なく予定を変更して午前中から営業している新宿のショップへ回る事なったのだ。

    ここは要素を詰め込み過ぎて、やはり文頭と結びの言葉がかみ合いません。
    →なぜなら、タトゥーショップの営業時間はショップによってまちまちだからだ。午前中から営業しているショップは渋谷には二店舗しかない。そこで聞き込みを終えると、他のショップが営業を始めるのが十五時以降となり、だいぶ時間が空いてしまう。私たちは仕方なく予定を変更して、午前中から営業している新宿のショップへ回る事となった。


     それでも目的の情報に行き当たればいいのだが、初日に回れた全てのショップからは有力な情報は得る事が出来ず、分かった事と言えば、どのショップも墨と人肌の焼ける独特に嫌な臭いが鼻を刺激するという事と、彫り師の体にはもれなく全身に多種多様なタトゥーが彫られている事だった。

    結論を先に言い切ったほうが伝わりやすいので二文に。
    →それでも目的の情報に行き当たればいいのだが、初日に回れた全てのショップからは有力な情報は得る事が出来なかった。分かった事と言えば、どのショップも墨と人肌の焼ける独特に嫌な臭いが鼻を刺激するという事と、彫り師の体にはもれなく全身に多種多様なタトゥーが彫られている事だった。


     聞き込みを始める前は、彫り師に対して社会からはみ出したアウトローだという偏見《へんけん》を持っていたが、いざ接してみると、全身のタトゥーは身を削って腕を磨き上げる為の必要不可欠な行いであり、その風貌《ふうぼう》から受ける印象とは違い皆真面目に仕事に取り組んでいる職人だった。
    →聞き込みを始める前は、彫り師に対して社会からはみ出したアウトローだという偏見《へんけん》を持っていた。しかしいざ接してみると、全身のタトゥーは身を削って腕を磨き上げる為の必要不可欠な行いであった。その風貌《ふうぼう》から受ける印象とは違い、みな真面目に仕事に取り組んでいる職人だった。


     ショップの入り口は薄暗く、一歩室内に足を踏み入れるとムッとくるような蒸し暑さに襲われると同時に、天井から吊るされたスピーカーから、耳をつんざくようなボリュームの何を歌っているか分からないロックがガンガン吐き出されていた。
    → ショップの入り口は薄暗く、一歩室内に足を踏み入れるとムッとくるような蒸し暑さと轟音に襲われた。天井から吊るされたスピーカーから、耳をつんざくようなボリュームの何を歌っているか分からないロックがガンガン吐き出されている。


     金沢の事を尋ねると、今年の初めくらいに越して来たのは知っていたが、引っ越しの挨拶はなく、見かけた事はあるが会話を交わした事は一度もなく、仕事は何をしているかは知らないと答えてくれた。
    →金沢の事を尋ねると、今年の初めくらいに越して来たのは知っていたが、引っ越しの挨拶はなかったという。見かけた事はあるが会話を交わした事は一度もなく、仕事は何をしているかは知らないと答えてくれた。


     被害者の父親が加害者の中の少年の一人の中学の時の担任の先生だった事が、事件の衝撃を更に増大させたのだった。

    助詞「の」が続き過ぎているので
    →被害者の父親が、加害者の少年のうち一人の中学生時代の担任教師だった。その事実が、事件の衝撃を更に増大させたのだった。


    長文その他のほうはあくまでも一例ですので、もし書き直すならご自身の納得いく形になさってくださいね。
    できるだけ元の意味を崩さないように書いているつもりですが、私も独学で勉強中の身。至らぬ部分もあると思いますので。

    書いた本人が見直すだけでは、どうしてもミスの見落としが多くなるのが文章だと思っています。特に黙読だけでのチェックは、作者ご本人だと思い込みで読んでしまう部分があるので、日を置いて何度もチェックしない限り相当な見落としが発生しかねないんですよね。

    すごいと思った作品だから、校閲作業も苦にはなりませんよ。むしろ、少しでもお役に立てているなら光栄です。
    逆にやりすぎていないかのほうが、自分としては心配です。ここまでの指摘は要らないという部分があれば仰ってくださいね。なければこの先も容赦なく校閲していきます。

    作者からの返信

     ご指摘ありがとうございます。

     ご指摘通り、確かに長文のところ気になりました。

     自分の癖なのかもしれませんが、今後注意しようと思います。

     ここからは余談。

     折角校閲をして頂いているので、もう一度だけどこかのコンクールに挑戦しようと思っています。

     つきましては、何かアドバイスを頂ければ幸いです。

     たとえば、30×40 40×40の書式の時に注意すべき事など。

     他にも何でもよろしいのでご教授下さい。