概要
針と蜘蛛と精霊で織りなす幻想的な異世界裁縫ファンタジー、始まります。
前世の記憶を残したまま、技術貴族ヌイール家の子供に転生したユイ。それから数年後、十五歳になったユイは「針子」としての能力がないと判断され、邪魔者扱いされていた。そんな中、ユイはカロスティーラ・ロダンに「針子」として引き取られることに。ユイは、地獄の日々から救ってくれたロダンへの感謝の気持ちを込めて、ヌイール家で見せなかった「加護縫い」と「精霊との対話」で匂い袋を制作する。すると匂い袋を受け取ったロダンは国宝クラスの代物であることに気がつき……。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!一風変わった異世界ファンタジーものです
昨今、異世界ものは沢山あり当方も異世界ものや転生ものが好きなので色々と拝読させていただいておりますが、この針子の乙女は一風変わった設定で蜘蛛が紡ぐ糸に魔力や精霊の力を織り込むことで加護縫いができるなど、一風変わったとは表現しましたが、よくあるチート設定には変わりないのかもしれません。しかしながら、個人的にとても好きな設定かつ話も引き込まれる文章で次の話次の話など、一気に拝読してしまいました。
続きが気になるので基本的に完結したものしか拝読しないと決めていたのに、『針子の乙女』という題名に心惹かれて拝読してしまったのを、完結していなことに残念に思いつつもリアルタイムでお話を追えることに喜びを感…続きを読む