歌を忘れたヴォーカリスト

浅野真理絵は、大のロック好きで、特に外国のヘビーメタルが大好きであった。そんな真理絵に一つの転機が訪れる。偶然通りかかった近所の公園で、彼女はドイツのヘビーメタルミュージシャン、マルセル　キスクと出会う。彼女は彼の大ファンであった。
思わぬ大チャンスに、真理絵は幼馴染の哲太にマルセルの事情を察し、かくまおうとするが、やがては、彼の失踪に動き出した、家族や友人、そしてマスコミをも巻き込んでいく。
その中で、彼女とマルセルにピュアな恋心が…。
ヘビーメタルを題材にした小説なので、とっつきにくいと思いますが、中身はヒューマンラブストーリーです。一生懸命に恋する真理絵の姿を見てください。
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