猫として異世界へ転生したのに、さらに別な異世界へ呼ばれました

日本人として生涯を全うし、気が付くと異世界へ猫として転生した和仁。その異世界は魔物や魔法が存在するファンタジーな世界だった。話せることに気付いた和仁は違和感に気付く。勝手に語尾ににゃがついてしまうのだ。ゲームを中年までやっていた和仁は柔軟に魔法を使えるようと特訓に明け暮れる。だが、話せるのに人とは交わろうとしなかった。

爺のにゃ言葉って誰得？

人里離れた森で魔物相手に無双し、穏やかな生活を数百年過ごした。
するといきなり目の前に黒い渦が。

「なにか聞こえるにゃ」

聞こえてきたのは懇願するような少女の声。

「なんか卑猥に聞こえるにゃ」

意を決して飛び込んだ先に見た光景とは……。

不幸だった少女の元に召喚された爺猫の冒険ファンタジー。シリアスなのにシリアスじゃなくなるにゃ言葉の世界。