良かれと思ってやったことが、相手にとって良いように捉えられるとは限りません。

そのショックは大きいですよね。

社会人になり、相手が同じ会社でチーム。それくらいの距離感でさえ、愕然となります。

青春の日々ならばどうでしょう。好意を寄せていた相手に、よかれと思ってやったのに、「どうしてそういうことするんだっ」と怒らせてしまったら。

なかなか立ち直れないかもしれません。

嫌な事があると、私はゲームをやることにしています。　

ゲームの世界で自由を満喫し、自分の欲求を満たそうとします。

家事やら本やら読んでいても集中できず、嫌なことが頭の中で延々と巡る。その結果、精神が病んできます。これはいけません。

不思議なことに、ゲームは集中できるのです。やっているうちに、脳全体がそのうちゲームだけに集中でき、気がついたときには時間が経っている。嫌な感情を一時的に切り離せるので、その頃には立ち直ることが出来ていたり。

恥ずかしながら、私の人生は結構、ゲームに救われていたりします。

そんな趣味、皆様にはありますか？

さて、話は戻って恋物語。活動報告をば。

■一視信乃様

春子目線で送られる、青春ど真ん中の、少女漫画的エッセンスを感じる作品です。すれ違いや、秘めた想い。そういった胸キュン要素が多分に含まれていて、かわいい女性を描きたい場合に非常に参考になる描写です。

ポイントとして、マラソン（ぼかしている）が出てきます。それをテーマとしても文字としても効果的に扱っています。トキメキたい方にぜひ。

■水飼戸様

大人な雰囲気が香る本作。自分の体験を酒の肴として聞かせるという舞台設定。哲学的な表現が多く見られ、大人になってしまった夏男の人格が、何をもってそうさせたのかを感じさせる描写が印象的な作品です。

ポイントはカクテル。物語を紐解く上で重要なアイテムとなっています。お酒が好きなら必見です。

■ゆうすけ様

叶わぬ恋に触れた、切ない青春物語。とても読みやすい内容で、会話劇から二人の関係性が透けてきます。出色の台詞が多く、等身大の甘酸っぱさを描きたいなら、とても参考になると思います。

ポイントは、友人からの視点であるということ。あなたなら、こんなチャンスにどうしますか？　あとはビスコがいい仕事しています。

後半に登録された作品だけあって、皆様思考を凝らしていらっしゃいます。アイテムに意味合いをもたせている作品が増えて来たように思います。

しかしまぁ、本当に多種多様だな、と思いました。どれも、違う良さがある。

この企画を通じて、皆様の作品に出会えたことは、私にとって幸運でしょう。

それでは、また。

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