自主企画用「筆致は物語を超えるか」「明日の黒板」
ゆあん
企画概要
はじめに
本自主企画にご興味をお持ち頂き、ありがとうございます。
私は、物語は料理に近いと思っています。
素材と調理技術の融合、そして演出が、美味しい料理を生み出す。
物語も同じでは無いでしょうか。
夢中にさせる話題と、語り手の技術。そしてそれを提供する媒体とタイミング。
それらが見事に融合した時、名作が誕生するのでしょう。
しかし、そんなに簡単に面白い話というのは転がっていませんし、また人間の脳内で構築できる話にしたって、限界があります。
料理にしたって、そんな美味しい食材がいつも手に入るとは限りませんし、使える素材の種類だって限られています。
料理ではそんな普遍的な材料を使って、驚くほど美味しい料理を作り出す技術がたくさんあり、様々なメディアを介して共有され、生活に身近なものとなっています。
では物語はどうなのでしょうか。
ここに、一つの物語があるとして。
それが語り手によって、その技術によって、果たして面白い、名作といえるだけの作品に仕上げることができるのだろうか。
それを研究し、分析し、共有する。
これが今回の自主企画の意図となります。
作品ごとにはっとするような表現、ニュアンス、文法。そういったものを読み合い、コメントしあい、共有しましょう。表現の研究をともにしましょうと言った趣旨になります。
私の体力次第ですが、最終的に「良い!」とされた部分だけをつなぎ合わせて、果たしてそれは名作になるのか
という部分も追えたらいいな、と思っています。
免責といたしまして、必ずそれが実現するとは限りませんし、良いものが生まれるとも限りません。また多数の方にコメントをもらう趣旨の企画ゆえ、時には突き刺さることもあるとは思います。本企画はそこは無礼講、共に技術の発展を目指す目的となっておりますので、その点、どうか寛容にご対応頂ますようお願いいたします。
それでは、今回、皆様に調理していただく素材は以下の通りです。
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