活動報告③

さてさて、盛り上がってまいりました。


積極的に作者様と交流することで、新しい何かを得られた方も多いのではないでしょうか?

私はとても大きな発見の連続です。


改めて、皆様に感謝を。




さて、本日の活動報告として、拝読履歴をご紹介。



■オレンジ11 様

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887210403


1700文字以下というタイトさに、最高のドラマを詰め込んでくれました。場面展開も多く、様々なシーンが描かれていることから、無駄がなく分かりやすい筆致で物語が進んでいることが伺えます。

ポイントは、春子側視点で進んでいくこと。あのあらすじでは中々女性側視点は難しかったと思うのですが、見事、女性特有の感性を描ききっておりました。最後の場面展開や結論も優しさに溢れている、ちょっぴり大人な青春劇でした。



■あんこう兄 様

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887212368


自分の苦手を把握し、「なるべく短く」「台詞無し」「三人称視点」という縛りの中、書き下ろされた作品。まずこの姿勢が、大変に素晴らしいことだと思います。

物語はそれを遵守した中で進み、詩的な筆致がシーンを美しく彩ります。

今回参加された作品の中で「台詞が無い」という強烈な個性を持っています。これはある物語を語り聞かせる上で非常に効果的な方法だと思いました。また、物語の最後を締めくくる結果と描写が、ロマンスに溢れていて素敵でした。



■竹神チエ 様

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887221368


春子を好きすぎる夏男の自分語で本編が進んでいきます。とても勢いがあり、キレがあり、ユーモアがある。作品の中にユーモアを取り入れる、または醸し出すのは才能だと感じており、竹神チエ様の作品にはそういった素敵な爽快感が内包されている作品が多く、本作も同様だと思います。

特筆として、最後の場面展開があります。なぜ自分語りが中心だったのか、そこに対する答えをあのように持ってくるとは、誰が予想できたでしょうか。お見事です。



やはり、作者の数だけ語り口があるのだな、と強く感じました。



作者様によっては、コメント内容をすばやく反映させ、より良いものにしている方もいらっしゃいますし、

大変ありがたい事に、二作目の応募をしてくださる方もいます!


もちろん、ご応募頂いた作品については、全て(もちろん企画に合致するものに限りますが)拝読させて頂きます。


引き続き、作者様同士で、積極的なコメントのやり取りをお願いします。双方において、新しい発見が必ずあるはずです。


それでは、また。

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