活動報告⑧
皆様。本自主企画に積極的に参加してくださり、ありがとうございます。
過去二回に分けて周知致しました内容を、「フレーズ品評会」と銘打ちました。合わせて、各種リンクを貼り付け、掲示板内の機能改善を行いました。
フレーズ品評会 会場URL
■https://kakuyomu.jp/users/ewan/news/1177354054887338476
些末な問題ですが、カクヨムアプリではカクヨム内URLでもジャンプできないので不便に感じますね。むしろアプリだからこそ、URLがコンパクトに表示されるなど、機能面で工夫があってもいいものを。未だに執筆活動がアプリ内で行えないなど、機能不足を感じる今日このごろです。せめて自主企画自体をブックマークできてもいい気がする。
さて、直近の活動報告を見て既に一週間が経過しているという事実に愕然とする次第です。私はこの一週間何をやっていたのか。と、自分を責めても取り戻せない時間に余計かつ無駄に喪失感を抱いています。
皆様が積極的にご参加頂いている中、読書活動が滞っており、大変申し訳無く思っています。
さて、というわけで早速拝読履歴をご紹介。
■ 楸白水 様
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887227835
バッド・エンドが好きとおっしゃる作者様。本プロットの「すれ違い」を運命的に捉え、想いがあるのにうまくいかない不条理さを、丁寧に扱っています。冒頭の掴みがとても良く、内面が情緒豊かに映し出されます。
「悲恋」とテーマに、純文学エッセンスが盛り込まれたセンシティブな描写が光る作品でした。出色の冒頭にも注目です。
■吉岡梅 様
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887276148
理系をテーマに、科学的かつ青春なエピソードが綴られる本作。二人の関係性がとてもリアルに描写されていて、現実感があります。知性豊かで理性的であっても、自身の感情からくる行動を制御しきれていない。そんな人間臭さがエクセレント。
「キャラクターの性質の深掘り」「夜の教室の描写」「科学要素」「春子から始まる視点相互切り替え」「科学を題材とした会話の応酬劇」が特筆すべきポイントだと思います。
■嵯冬真己 様
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887263112
本企画中、おそらく最もインテリな二人が登場する、感性豊かな作品です。美術に関する要素がふんだんに盛り込まれ、それを介する二人と、その恋に落ちた瞬間が描かれる、作者様だからできるオシャレでマンチックな作品に仕上がっています。
まず美術を扱っているという点が特筆のポイント。そして、二人が明確にある事をしている点も。また卒業と同時に未来が切り開ける、そういう可能性を秘めた展開が高校卒業というテーマに教育的に合致しているのも素晴らしいです。
「その人にしかできない」要素を盛り込まれた作品がやはり評価されやすいのかな、と傾向を見て思う次第です。作者様自身は意識していなくとも、それが個性となり、ファン、つまりは固定読者を生むのかも知れない。
そんな気がしている、今日このごろです。
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