総括 & 直近の更新
総括編
総括:小説を数字で楽しむ。【序の口】
■最初に、ご挨拶
皆さま、大変お疲れ様でした。
本日を持って、表向きの募集期間が終了しました。
ご参加下さり、真にありがとうございました。
引き続き、企画は進行しておりますので、タグ操作より、ユーザー間のコメント交換をお願いします。
私が読み終えてない手前恐縮なのですが、公開日時が比較的新しいものへのアクセス数が少ない傾向があります。次に読むものに迷った場合などは、近況ノートを参照するか、日時が新しいものをお読みいただけると幸いです。
■総括、はじめました。
以前より、データとして何らかの形で示します、とお伝えしていました。
と言われても、一体どんなデータがでてくるんだろう?
そもそもそれって役に立つのか?
と言った疑問が出てくると思います。
そこで、今後の期待を煽るためにも、下記集計データを載せてみたいと思います。
データ集計時点
・11月1日 0時時点
■マクロな話
・応募作品数 44作品
・総文字数 202,506文字
・総★数 1,207☆
・平均文字数 4602.41文字
・平均話数 1.8話
・平均★数 27.43★
はい、どーん! とビッグデータをお見せします。
総文字数がやばいですね。一冊のノベル系文庫の文字数が10万程度なので、つまるところ、二冊本を出版できるレベルの文字数がここに集まった訳です。
一話の平均文字が大体4,600文字。
一ページ2000~2500くらいがWEB小説としてのベストボリュームと聞くことがありましたが、平均話数を見ると、なるほど納得のバランスだなと思います。
総合★数については、私がまだレビューできていない作品や今後も増えていくでしょうからね。現時点で、を覚えていおいてほしいと思います。
■ちょっと細かく
・最大文字数 16,339文字
・最小文字数 755文字
・最大★数 ★90
・最大話数 5話
・瞬間最大順位 現代ドラマ一位
はい。でましたね。
同じ物語を表すのに、この文字数の差! なんということでしょう!
逆を言えば、物語の概要を伝えるだけ(という意味で考えたとき)、文字数は多く必要無い、ということになります。
では文字数が多い作品はなんのために文字数を増やしているのか。
(例えば、感情移入のために。例えば、描写のために。例えば、後日譚のために)
ここらへんが筆致の追求で面白い所だと思っています。
ここでは概念だけお伝えして(もちろん良いとか悪いとかそういう話では無い)、次回以降、データを持って深掘りしていきますね。
最大★数は、【明日の黒板】という作品の中で、最大の★を獲得した作品の★数。
なんと★90。ちなみにこの作品は現代ドラマ一位を獲得するまでに至りました。
オレンジ11様、おめでとうございます。
つまり、
「他人が作ったプロットを元に作品を作っても、一位を取るだけの魅力的作品に仕上げることができる(可能性がある」
「同じプロットを用いても、評価は作品によって全く異なる(可能性がある」
という事実が明らかになった訳ですね。
つまり、「筆致は物語を超える」可能性が見えてきたということになります。
わくわくしますねぇー!
実際問題、今回応募して頂いた作品は(まだ全て拝読できていないですが)、うなるほどの名作が多かったと思います。それは事実としてフレーズ品評会で盛り上がっていますし、多くの作者様が、改めてその他の作者様の実力を痛感したのでは無いでしょうか。私は凹むほど感動しました。
自分で言うのもなんですが、カクヨムコンテストが本格稼働する前に、作者間のコミュニケーションする場としてよく機能してくれたと思います。
ここでの出会いは、とても大切なものになるでしょうから。
さて、続いてはこんなかんじ。
■人気ジャンル
①恋愛 26作品
②現代ドラマ 11作品
③ラブコメ 5作品
④SF 1作品
⑤異世界 1作品
概ね予想どおりですね。恋愛カテゴリーが半分以上を締めています。
しかしこのプロットで④と⑤の登場を誰が予想できたでしょうか!
驚きなことに双方超クオリティなことに頭が下がります。
これもいろいろな見方ができるので、後日。
おまけ
■横道集計
想定総キーボード打鍵回数
・405012回(QWERTY入力を想定)
一般的な格安キーボード(ノートPCとかじゃなくて、キーボード単体のやつ)は100万回打鍵回数をクリアできれば製品として有りだそうです。
この打鍵回数を全て同じキーに集約した場合、40%程度の確率でそのキーが壊れます。
総執筆時間
・112時間(一打鍵につき一秒を要した場合)
漢字変換やら考えながらの入力を考慮すると、一打鍵一秒はかなり短いとは思うのですが参考までに。
ちなみに、一番【平均時給】が高いのは千代田区で、1,348円らしい。
その基準でいうと、15万円以上の人件費が発生していた模様です。
電気代はというと、一般PCは一時間に2円程度らしいので、224円。微妙。
小説を書くという作業は非常にエコノミーなのであります。
■総括 序の口の締め
さて、いかがでしたでしょうか。
現時点は、数字を集計したに過ぎず、条件付きの分解や考察を行っていませんから、これらはただのデータにしか過ぎません。
しかし、これらを紐解いていくと、もしかしたら必勝の攻略パターンが見えてきたり、するかもしれません。
ともあれ、「明日の黒板」プロットは、多くの皆様にご参加いただきました。
参加作者様は30名を超え、複数作品の応募をしてくださっている方もいます。
私が旗を振ったことで、皆様の多くの時間を頂戴してしまったことを申し訳なく思う反面、とてもうれしく思っています。
私一人では完成しえなかった、「明日の黒板」が見れたのですから。
なので、どういった形でも、本企画が皆様の糧となれるよう、まとめたいと思います。
以後の更新は、
・活動報告 → どんどん読み進めます
・総括:いろいろな考察をデータに絡めて
・裏テーマを紐解く(お楽しみに)
・フレーズ品評会情報をエッセイに整理
などの方向で行っていきます。
引き続き他の作者様の作品をお楽しみ頂きつつ、本エッセイの更新も楽しみにしていてくださいね。
それでは、また。
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