誠実な感想の書き手として知られる有澤様の徒然エッセイです。このたび、ひとまず完結させられるということで再読しましたが、内容の鮮度が落ちておらず、今、読み返してもいろいろ考えさせられるなぁと感じました。特に、書き手と感想との関係については、皆様、いろいろと感じられるところがあるのではないでしょうか。
腹の底に宿ったガチな本音。現実世界でもWEB世界でも、それを目にできる機会なんてそうないと思います。短い文章の中に綴られた確かな思い。腹の底からの叫び。それを見ていると「ああ、分かる。自分でもこういうことあるよ」と共感できるんです。WEB世界に生きる一人の物書きが何を考え、何を叫び、そして生きているのか。まずはお手に取って見てみて下さい。此処では読み手さんたちとの交流の場にもなっているので、疑問を抱いたら素直に投げかけてみて下さい。時にはそれを御題にページが綴られることもあります。心のキャッチボールができるのも、本作の魅力のひとつです。
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