藤咲芽亜(めあ)と申します。 歴史小説、ファンタジー小説、英米文学が好きです。 好きな作家は阿部智里さん、荻原規子さん、司馬遼太郎さん、森見登美彦さんです。
終始「僕」目線で語られる物語は、当然ながら「僕」が見たもののみで構成されます。「僕」がみた彩花ちゃんは、白いワンピースを着てキラキラ手の届かないところで輝いていた……輝いていたのだけれど……。「…続きを読む
だいたい都会から田舎に帰ってくる人間なんてろくな奴はいないんですよ、なんて田舎住まいの私は思ってしまうわけです。娘一人父一人で田舎に暮らすというのがどれだけ奇異なことか……というのは都会の先進的な方…続きを読む
綺麗なタイトルに惹かれて足を運び、見た目とは裏腹のドロドロとした内容というギャップの差に驚かされました。今の現代社会が抱える闇を、夏の風物詩をタイトルに置いて表現するという斬新な手法は見事に私の心を…続きを読む
僕と彩花ちゃんの対比が魅力的です。朝顔をキーにして、僕が見たかったもの、見たくなかったもの、見てはならなかったものが描き出されていく。僕と彩花ちゃんの接点とも、きっかけとも言えた朝顔は、僕にとっ…続きを読む
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