第5節 銭湯あがりはわりとイケメンだ
「ああ、やはりチーズは美味しいわね。世の中で最高の食べ物よ」
そんな涼香の言葉を聞きつつ、
あの後、その場にへたり込んだ涼香は「お腹が空いたからなにか食べに行くわよ」とヨロヨロと立ち上がり、龍崎に有無を言わさずに連れ込んだのが国道沿いの『楽しさいっぱい』といいうファミレス店であった。
涼香は店に着くなりクリームチーズパフェを注文し、龍崎はコーヒーを注文して、お互いにひと息ついたところであった。
涼香は甘いものが大変に好きなのか、嬉しそうな顔を浮かべクリームチーズパフェを頬張っている。
だが龍崎としては、そろそろ話しを切り出したかった。さきほどのアレは、なんであったのかと。声を潜めるようにして、質問した。
「浮舟‥‥‥さっきのって本当に大丈夫なのか? 壊れた校舎とか、一ノ瀬の身体とか……」
「問題ないわ。アレは『カワイガリ』が持つ特性。『カワイガリ』の周囲には結界のようなものを纏っていてね、その中で起きたことは『カワイガリ』が狩られると全て元に戻るのよ。もしくは『カワイガリ』が湧いた人間がその場から立ち去って元通り」
龍崎は首を首を傾げる、口を開く。
「元通り‥‥‥なんだ? 時間が巻き戻るとか‥‥‥そんな感じか?」
「さあ? そのあたりの事は『スレイヤー』たちの間でも話が分かれているのよ。『カワイガリ』の周辺だけ時間の流れから隔絶されている、って考える人もいれば、あの現象は『カワイガリ』の妄想世界だ、って考える人もいる。まあでも、戻る。全てが元に戻るのだけは確か」
「……よくわからんが、時間の流れねぇ……そいうや昔そういう仮面ヤイバ―がいたな。仮面ヤイバ―甲虫ってやつ」
「‥‥‥知らないわ」
涼香は首を傾げ、パフェの乗せた長いスプーンを口に運ぶ。
(あれ? 通じない?)
龍崎は考えてみるがすぐに思いつく。涼香は曲りなりにも女の子である。子供ころ、日曜日の朝に見たのはフリフリのドレスを着て戦うアニメであろうと。
「まあいい。忘れてくれ。‥‥‥それからもう1つ聞かせろ」
龍崎が視線を送ると、涼香は顎だけを使って「どうぞ」と合図をする。
「……一ノ瀬の記憶……記憶も消えてるのか?」
龍崎は一番の心配事を確認した。あの場から立ち去っていく一ノ瀬の行動を見て、なんとなくそうではないか思ったのだ。さらに涼香が話した『カワイガリ』の特性は記憶すらも元に戻るのではないかと。
すると涼香は口の中のパフェを飲み下した。
「消えているわ。『カワイガリ』の影響を受けてあの場で起ったことは忘れてる。じゃないと私たち『スレイヤー』とか『カワイガリ』の存在が世の中に知れ渡っていないとオカシイでしょう」
「……そうか。ならいい。俺に被害がないならそれでいい」
龍崎はゆっくりと息を吐き出した。涼香の話を信じる人間など、どうにかしているだろう。だが、実際に次々と起こりえないことが発生し、もはや疑うことすら馬鹿馬鹿しいと考え、「自分に被害がないならもうなんでもいい」という結論に至ったのだ。だが、これで全ては終わった。涼香の要求も曲りなりにも達成されたのだ。これでようやく何事もなく過ごせる。これで妹や叔父に迷惑がかかることはない。
と、龍崎は懐に右手を突っ込む。財布を取り出すためだ。
「よし。用事も済んだし俺は帰る。もう二度と会わないことを願って―――」
「ヒュドラくん。アナタ、『スレイヤー』に興味はないかしら」
涼香は龍崎を遮り、そう言い放った。ジッと彼の目を見ながら。
見つめられた龍崎は胸ポケットに右手を突っ込んだまま固まっていた。
(スレイヤー? 興味?)
涼香が少しばかり身を乗り出す。
「つまり、私と同じの『スレイヤー』になって、『カワイガリ』と戦わないか、と言っているのよ。もちろん私と一緒コンビを組ん――」
「断わる。断固拒否する」
龍崎は速答した。考える挙動すら見せなかった。
そんな龍崎の態度に、涼香は眼を見開く。信じられないというような面もちをして。
「え?……え? ちょっとアナタ、本気で言っているのかしら。こんな美人が頼んでいるのよ?」
「……俺はお前に脅されたから協力しただけだぞ?」
「あらあら、なかなか強情なのねヒュドラくん。別に気にしなくていいのよ? こんな美人の隣を歩く資格なんてないとアナタは思っているのかもしれないけれど、私はアナタの良いとは言えない顔立ちなんて気にしないわ。私、外見よりも中身を見る人格者。バンカラ気質なのよ」
「……言っとくが気は使ってないし、人格者は人を馬鹿にしない。あと、俺の顔をディスるんじゃねえ。銭湯上がりはわりかしイケメンだ」
「うわ……キモい」
浮舟は「うぇ~」という顔を浮かべ、ばっちいモノでも触ったかのように手を払った。
龍崎は涼香を睨みつける。確かに浮舟涼香という女は美人なことは、認めてはいる。ある種の妖艶さを持つその眼などは男を虜にするだろうと。
だが龍崎は、涼香の性格が気に食わなかった。猫かぶりと、それと全く性質の違う性格。二面性を持つ人間などロクでもない。二面性という言葉が嫌い。怖い人がお婆ちゃんを助けて賞賛されるあたり、二面性という言葉などロクでもない。
と、そこで涼香はパッと顔を明るくして、ニコリと笑う。
「あ! もしかして龍崎くんはこっちのほうが好きなのかな? それならそう言ってよ! 恥ずかしがらなくてもいいのに!」
「あ? あー、そうだな。そうかもな。それが本性なら可愛いんじゃないか? もうその性格でずっといろよ」
すると涼香はパッと顔を変化させ、目尻を尖らせる。
「それは嫌。アナタの前でこの喋り方をするメリットはないもの。でもたしかに、話しやすくて天然で天真爛漫、男の子はそういう女の子が好きなのでしょうけど。ほら、庇護欲をそそるというのかしら。まあ、それでいて女子から嫌われないよう絶妙なラインを保てるのが私のスゴイ所なのだけれど」
と、自信満々に喋る涼香。極わずかに胸が突き出されているあたり、自慢しているのかもしれない。
龍崎は小さく溜息をつく。涼香の二面性を嫌いはしている。だが同時に、演じ分けられるのも才能の一つであろうと思ったのだ。そしてその才能が彼女の使命を手助けしている。
「つーか、その猫被りもそのためだろ? 一ノ瀬とかすぐに気を許していたし」
「……そうね。『スレイヤー』の仕事はやり易くなるわ。素直で、ちょっとアホで、裏表がないように見えて、自分の話だけを聞いてくれる。そんな人間に対して人はとても心を開くものなのよ。ああ、それと……」
そこで涼香は言葉を区切り龍崎をジッと見た。
「私のは『猫かぶり』ではなくて『犬かぶり』よ。『猫かぶり』ほど可愛くはないわ」
「……いやなんだよ『犬かぶりって』そんな言葉——」
「いいのよ、犬被りで」
と、趙崎の言葉を制してから、涼香は小さく息を漏らし、視線をわずかに落とした。
「ま、でも仕方ないわ。私と一緒にいれるということにも魅力を感じてないようだし、無理強いすることはできないもの。アナタにとってメリットがないのだから」
「……そうだな。俺にメリットがない。あんな危険な仕事する気にならねえよ」
と、言ってから龍崎はふと思うところがあり首を傾げる。確かに龍崎焔雄虎という人間にとって『スレイヤー』に旨みなど一つもない。だが浮舟涼香という人間にとっては『スレイヤー』を務めることの旨み、つまりメリットはあるのだろうかと。
「……なあ浮舟。なんでお前は『スレイヤー』なんてやってるんだ? こんなよくわらん、それこそ人助けみたいなことをよ」
「ああ。それはね……」
と涼香は、スッと笑みを消して口を閉じ、ジッと龍崎を見つめた。
龍崎はそんな涼香の顔にドキリ、とさせられる。彼女はときどき、なにを考えているのか、わからない眼をすることがある。その眼の奥に抱えているであろう、誰にも見せることはない、なにか。だが不思議なもので、そんな涼香の眼に龍崎は惹きつけられてしまう。
「……私が『スレイヤー』をしている理由は色々とあるけど……まあ、『スレイヤー』をやっているからには、言うべきことは一つ」
と、そこで涼香は言葉を区切りジッと龍崎を見た。
「死ぬのよ。『カワイガリ』が湧いた人間は。だから狩る」
龍崎の肩が僅かに動いた。涼香の声に身体を震わせる凄みのよなものがあったからだ。
「……いや、死ぬって。『カワイガリ』の存在は……まあ認めるけど、それでも――」
「死ぬの。自殺か病死か、とにかく死ぬ。あるいは将来的に誰かを殺す。ある意味においては病気なのよ『カワイガリ』はね」
龍崎は、涼香の言葉を笑い飛ばしてやりたくなった。なんの冗談だと。だが、冗談として扱うには、もう遅い。在り得ない現象を数多く目撃し、そんな世界があると知ってしまったからこそ、ヘタに否定することができないのだ。
すると涼香がフッと笑みを浮かべた。
「まあ、いいわ。信じるも信じないもヒュドラ君の勝手。あとでワンワン泣いてもしらないんだから」
「なんで俺が泣くんだよ、可笑しいだろ……とにかく話は終わりだ。俺は帰る」
龍崎は懐をさぐり、今度こそ財布を取り出そうとした。
「あら、そう。残念だわ。私、ヒュドラくんとなら上手くやっていけると思うのだけど。でも仕方ないわね」
と、そこで涼香は「あ」と声を出し、なにかを思い出したような顔をする。
「そうだヒュドラくん。昨日の別れ際に渡したアレ返してくれない?」
涼香の言葉を聞いた龍崎は首を傾げる。
「……なんだアレって?」
「だからアレよ。4つの輪が付いてる鋼色のヤツ‥‥‥メリケンサック」
そこまで言われて龍崎は、はたと思い出した。昨日、涼香に押し付けられるようにして渡されたあの謎の物体の名称を。
「……そうだ。メリケンサックって言うんだっけか……あ?……てかなんで俺に渡したんだ?」
「それね、私が持っている赤テープと同じモノなのよ。ソレがないと『カワイガリ』の特性をモロに受けてしまう。『カワイガリ』を狩ったあとでも『スレイヤー』が記憶を維持できるのはコレのおかげね。現にアナタ、一ノ瀬さんとの戦闘を覚えているでしょ?」
「あー、確かに。言われりゃそうだな。……つか、これ渡す必要あったか? 俺が一ノ瀬の戦闘を覚えておく必要なんてなかったろ」
「あら、必要ならあったわ。というよりこれはヒュドラ君のためでも――――」
と、涼香の口から言葉が消えた。口を閉じ、ゆっくりと周囲を見渡し始める。店内にいる一人一人に視線を送る。と、そこで彼女の動きが止まった。ちょうど、龍崎の後方をジッと見ている。
(…‥またか)
龍崎は眉を顰めた。涼香の眼の光彩が赤く発光していることに気が付いたからだ。昨日今日と、こうして涼香の光彩が赤く光るのを目撃している。だが、それが意味することは分からない。
だから龍崎は涼香の視線を辿り、顔を後方に動かしながら
「なあ、浮舟。その赤い眼は――――」
と、そこまで喋って言葉を失った。
龍崎は視界に、何処かで見たような女の子を捉えたためである。ブレザー制服に身を包み、アシメの髪型、そして幼さを未だに残した顔。どことなく自分に似た顔。
そして、その女の子も龍崎の存在に気が付いたのだろう。彼女は脚を止める。
「あれ? お兄ちゃん‥‥‥なにしてるの?」
龍崎の視線の先に立っていたのは、妹である
「お兄ちゃん‥‥‥彼女いたの?」
「ちがう」
すると涼香が、葵の頭のてっぺんからつま先までをジックリと眺めた。
「‥‥‥もしかして彼女さん?」
「ちがう」
龍崎は頭を抱えそうになった。仮に葵が龍崎の彼女であり、涼香も龍崎の彼女であった場合、修羅場。
「浮舟‥‥‥コイツは葵だ。俺の妹。中学生、身長155cm。たいじゅ―――なんでもない。で、葵。コイツは‥‥‥こいつは……こいつは?」
と、龍崎は言いよどむ。恋人でもなければ友人でもない。同じ部活動でもなければ同じ高校ですらない。先輩後輩というわけでなく‥‥‥絡まれているところを助けたわけでもない。むしろ見捨てようとした。
「なんだ?‥‥‥浮舟、お前は俺のなんなんだ?」
と、言った瞬間。涼香はパッと顔を変貌させた。本人曰く犬かぶりに。
「ひっど!! いっつも遊んでいるじゃん。何でそんなこと言うかな~」
そして続けざまに、
「初めまして。私、浮舟涼香って言います!」
涼香は葵に対して自己紹介をした。いままで龍崎に見せたどの表情よりも、最も愛想のよい笑顔であった。
すると葵もニコリと笑みを浮かべる。
「そうなんですか! 妹の葵です。いつも兄がお世話になってます。よろしくお願いしますね。浮舟せんぱ……」
すると葵は、じっと涼香を見つめてから、「おお」と声を上げた。
「てか浮舟先輩……スッゴい美人さんですね」
そう言われた涼香は「あはは」と笑う。
「そんなことないって。変なこと言わないでよ~。あ、でも葵ちゃん可愛いなー。私もこんな姉妹が欲しい!」
そう言って涼香は、葵の手を引いて席に座らせ、頭に両手を回し、ぬいぐるみでも扱うかのようにして抱き着いた。葵の髪をわしゃわしゃと撫でまわし、潰してしまうような勢いで抱き着いている。
対して葵は嫌がる素振りも見せることなく「えへへ」とされるがままであった。
「てか、龍崎くんって妹さんがいたんだね。勝手に一人っ子だと思ってた!」
そんな涼香の言葉に龍崎は眉間をピクリと動かす。
「なんでだよ。俺はちゃんと兄貴している。長男だ。こんな兄貴らしい兄貴なんていねえぞ?」
「いや、なんか龍崎君、一人っ子ぽいなーって思ってたから。その……性格が……アレだから」
「自己中って言いたいならそうしろ。だけどその瞬間、全国の一人っ子を敵に回すからな」
と、そこで葵が「あはは」と笑った。
「あ、でもそれスッゴイ分かりますよ。私のお兄ちゃんお兄ちゃんっぽくないんですよ」
「……もういい。葵は後でお説教だ。……で、なに。葵はここでなにしてんの?」
龍崎は葵を見る。本来、この時間帯であれば葵は自宅に帰り、勉強でもしているはずである。道草を食うにしても、遊びにくにしても、龍崎に対して一報を入れることになっている
すると葵は「えっとね」と言ってから、
「ちょっと友達と一緒にお茶をしてたの。恋愛相談……みたいな?ほら、あそこ」
と、葵は窓際の席を指さして手を振った。
龍崎と涼香は指さされた方向へと顔を向ける。
その先に居たのはボックス席に並んで座っている2人の女子生徒。彼女らは龍崎と涼香が見ていることに気が付いたのだろう。顔を見合わせ両手をパタパタと動かしながら、笑い合っている。
だが龍崎は、少しばかり唇を噛んだ。
(…………見たくなかった)
龍崎は、葵の友達が座っているテーブルの上を見てそう思った。2人の女子生徒の前にはスイーツのようなモノがあるが、葵が座ってたであろう席の前には、何もなかった。つまり注文してたのはドリンクバーだけ。
(……バイト代入ったら小遣いでもやるか)
龍崎には、葵がどういう考えがあって、ドリンクバーだけを頼んでいるのか分かなかった。確信などなかった。だがそれでも、なんとなく、そのテーブルに龍崎家の経済状況が表されているようで、嫌だったのだ。
と、そこで葵は、友達に向かって振っていた手を止め龍崎を見た。
「で? お兄ちゃんどうするの? 涼香さんとごはんでも食べて帰るなら、今日の晩御飯は私だけのしか作らないけど」
葵は眼を左上に動かす。冷蔵庫の中身から今晩の献立を練っているのであろう。
「いや帰るよ。コイツとはなんの約束もないから‥‥‥だよな浮舟」
すると涼香はニコリと笑う。
「おっけー! じゃあ近いうちにデートでもしようか! 私、南深津駅にあるお店行きたかったんだよね!」
龍崎は唖然とした顔をした。なにを言っているのだろうかと。
と、そこで葵がすっと席から立ち上がる。
「お兄ちゃん。やっぱり彼女さんじゃん。もういいよ、私には隠さなくて。別に恥ずかしいことじゃないでしょ?」
龍崎はムッとした顔をして席を立った。涼香の言葉を訂正する気力などない。
「葵。俺は先に帰っておくから。お前、気を付けて帰れよ。で、浮舟。俺はデートに行かないけど一人で楽しんでくれ」
「お兄ちゃん酷くない?!」
葵は眼を見開き、龍崎と涼香を交互に見る。
すると涼香は、葵を見て笑った。
「あはは! 大丈夫だよ。ヒュドラ君はそう言って絶対に来るから! 天邪鬼なんだよね!」
と、そこで涼香は犬被り声色で、顔を本来の涼香の表情に戻した。
「―――龍崎君」
そう言って涼香は席から立ち上がり、龍崎の胸倉に右手を伸ばしてグイと手繰り寄せ、彼の耳元に口を近づけた。
その瞬間、葵の「ひえぇ」と黄色い声を聞き取った龍崎であったが、そんなことよりも、なぜだか異様に嫌な感覚に襲われていた。理由は分からない。
「明日とか会えるかな?」
と、涼香は囁いた。
龍崎は半笑いを浮かべ「まだ言うか」と呆れてしまった。いい加減にしろと。
が、涼香は更に声のトーンを落として、言った。
「―――葵ちゃんに『カワイガリ』が湧いてる」
龍崎の体が硬直する。なにを言っているのかわからない。否、何を言っているか分かっているだけに、上手く頭が働かない。ふと視線を葵に向けると、なぜか彼女の顔に、陰りのようなものを感じた。店内に響く音楽も、周囲に座る人間の喋り声も、遠くなる。
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