概要
サスペンションを装備した4つのタイヤで地面を噛んで疾駆するそのマシンは、Wi-FiプロポとVRカメラによるコントロールで、操縦者の意のままに走る!
1/24スケールのマシンが生み出す速度は、実車比率にして時速300㌔オーバー!
小学5年生の抹羽伝堂《まっはでんどう》は、あこがれのミニ四輪をつぎのお誕生日にとうとう買ってもらえることになったのだが……。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!体感時速は300キロオーバー! 凄腕ドライバーは子供たち!
きっと未来には実現されるんじゃないのかな?
実現されたらきっとこんな世界が広がっているんだろうな。
そんな想像力と新しい玩具にわくわくする感覚が、リアリティー豊かに広がっています。
モデルとなるのはミニ四駆。
しかしそこにVRゴーグルを取り付けることで、ゲームさながらのレースバトルが実現される。
このアイデアが面白いし、実現したらこうなるだろうという想像力が素晴らしい。
作者様の持ち味である、リアリティーあるフィクションの数々。
ライバルたちとの戦いを盛り上げるレースシーンの見事さ。少年・少女たちの元気あふれるキャラクターの魅力。登場するメカのかっこよさとマニアックさ。
それらが混然一体…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ミニ四駆×VR=ミニ四輪の新境地! 白熱した最速バトルを見逃すな!
本作は主人公、小学5年生の抹羽伝堂《まっはでんどう》が誕生日にミニ四輪を購入し、地道に練習を続けてレースで個性的なライバルたちと激走を繰り広げる物語です。
最大の特徴は、ミニ四駆とVRを掛け合わせたミニ四輪という設定です。
操縦者はVRカメラを装着し、走るミニ四駆の目線で操縦します。この設定により迫力あるレース描写が可能となっているのです!
こういう独特な設定には本当に驚かされます。
さらに個性的な仲間やライバルが登場します。
イケメンだけど変人のカメ先輩は頼りになるけど、伝堂君とのやりとりが面白い!
ライバルには、名も無き修羅(モブだけど強い人もいる)や同級生の実力者、高飛車だけどその…続きを読む - ★★★ Excellent!!!疾走、疾走、疾走!ミニ四駆がフォーミュラー1並な疾走感で走る爽快な物語
レース場で疾駆するモータースポーツを観覧したことがありますか?
轟音、あっと言う間に目の前を通り過ぎるレーシングカー。
そんな体験が文字となって描写されています。
四駆を駆る小学生たちの熱い作品、作者の思いが深く込められています。
自分が走っているように感じる躍動感を味わえる作品なんて、めったにお目にかかれません。
『サスペンションを装備した4つのタイヤで地面を噛んで疾駆するそのマシンは、Wi-FiプロポとVRカメラによるコントロールで、操縦者の意のままに走る!
1/24スケールのマシンが生み出す速度は、実車比率にして時速300㌔オーバー!』(原文より)
小学5年生の抹羽伝堂が、さま…続きを読む - ★★★ Excellent!!!この熱量を体感せよ!
ミニ四輪。
それは手のひらサイズのレーシングカー。
実車さながらのセッティングバリューを持ち、操作技術を問われる本格的な競技用マシンといえる。
子供たちはこの小さな戦う機体に、おのれの夢と創造力のすべてをたくして今日も走る。地平線のむこうをめざして――。
あの頃の僕たちも「ミニ四駆」や「RCカー」に夢中だった。
それが世界のすべてであったかのように。
そんな時代を思い出させてくれる良作。
類まれなる熱量を込めてしたためられた青春ドラマに魅了されること間違いなし。子供のおもちゃと侮るなかれ、これはもう「ハイスピードレーシング・ノベル」と言っても過言ではない。 - ★★★ Excellent!!!なぜぼくは走るんだろう?
アクセル全開にして読んでほしいです。
一見、ミニ四◯を題材なのかな、と思わせて、違います。VRゴーグルとwiflプロポにより、近代的に、そして大人も楽しめるものに。
ミニ四◯やラジコンのように外から見てるのではないです、運転席視点です。迫力満点です。
本作はツバサ文庫大賞の一次突破中です。来年のツバサ文庫を狙ってる方にも勉強のため読んでいただきたいです。ツバサ文庫用だから子供向けに作る必要はないんですね。作者様の他の作品と文体など変わらず、大人向けに書いてます。子供も大人も楽しめるとはこういう作品を言うのでしょう。
手に汗握る臨場感たっぷりのレース描写。そこに混ぜられた、お馬鹿コメデ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!車、ライバル、レース、ミニスカート
誕生日にやっと手に入れたミニ四輪。
練習に練習を重ねて、目指すはサギ高レース!!
男の『好き』がすべて詰まったこの物語に、ワクワクが止まりません。
女性は……どうだろう? けど、王道とも呼べる展開は一見の価値あり!!
作者の雲江斬太様はゲームのエッセイも書かれている訳で、きっとバーチャレーシングやグランツーリスモなんかもプレイしてきたのだと思う。だからこそ描けるこの世界。
そして、なに気に車種のチョイスもセンスあり(笑
何卒、何卒続編ではロータススーパーセブンを登場させてもらいたい。
ジネッタなんかも……
どちらもSサイズで。MSレイアウトの後輪駆動はフォルム的には無…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ミニ四駆!? いいえ、ミニ四輪という迫力あるバトルがここに爆誕――!
ミニ四輪。ミニ四駆というようにパット見て感じてしまうかもしれませんが、しくみはとっても近代的!
ミニ四輪にVRが搭載されているため、ミクロな世界でのレースが目の前でど迫力で行われる訳です。
人間の目で見るレースで、そういった世界はとても貴重なんです!
作者さまのそのミニ四輪に関する機械の構造、設定等がとにかく詳しく、他の作品でもそうなのですが、本当に、詳しいです。
今にも存在しそうな、それほど細かく設定されたものが繰り広げられています。
あとは迫力ある試合です!
といいましても、時間の関係で第一話分だけのレビューとなってしまい、大変申し訳なく、恐縮でございます……。
です…続きを読む - ★★★ Excellent!!!爆走! 疾走! 『速さ』が強さの証明だ!
最初、真剣に『ミニ四駆』の話だと思ったんです。
違います。『ミニ四輪』のお話です。
1/24サイズの車体をwi-fiプロポでコントロールし、コースを走らせます。
主人公の男の子伝堂くんは、このミニ四輪が欲しくてたまらない。だって、みんな、持ってるし。お母さんにお願いして、ようやくお誕生日に手に入れます。
愛車は、黄色のロータス・エリーゼ。知らなかったので、検索したら、流線型の可愛らしい機体。愛嬌があるのに、つんと澄ましたような、車です。
ところが。
この機体。
走ると化ける、化ける。
エリーゼなんて可愛い名前はどこへやら。
爆走、疾走! コーナーを攻めます!
伝堂くんの運転テクニッ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!小さなマシンに命を吹き込めば、ぼくの心はマシンと一緒にコースを駆ける!
24分の1サイズの実車モデルの、走る模型自動車。
レギュレーション内で最大限に工夫して改造して、
実戦ではWi-FiプロポとVRカメラでマシンを操る。
それが彼らの夢中になるホビー玩具「ミニ四輪」。
「ミニ四輪」をミニ四駆と空目した同志はぜひ、
このまま本作にトラップされるとよいでしょう。
マシンを自分で操作できる、というゲーム性が、
ミニ四駆レーサーには新鮮で羨ましくて楽しい。
「ぼく」こと抹羽伝堂は小5で、母と2人暮らし。
ちょっと高価なホビー、ミニ四輪に憧れつつも、
友達のマシンを見せてもらうことしかできない。
が、ある出会いがミニ四輪への扉を開いて……。
テンポのいい文章による…続きを読む - ★★★ Excellent!!!わくわくしたあの頃
種類の多い機体。漫画などでバックストーリーや活躍が描かれたあの機体。それを自分で組んだり、手を入れたり、手塩にかけたり、わくわくしながら組み立てていたあの頃!
ちょうど夏休みに差し掛かるこの時期、時間がいっぱい使えて、いっぱい遊べたあの頃。同じ趣味の友人に「こんなのつくったよ!」と見せるために費やした時間と、「そんなのつくったのかよ!」と競い合ったあの時間が、こう、ふわーっと蘇りました。
確かに、いまホビーものはありですよね。
これは、わくわくします。
どのくらいかといいますと、昨夜は星のマークのあのメーカーや、amazonのWEBサイトを検索して長々と見ちゃうくらいですw
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