この熱量を体感せよ!

ミニ四輪。
それは手のひらサイズのレーシングカー。
実車さながらのセッティングバリューを持ち、操作技術を問われる本格的な競技用マシンといえる。

子供たちはこの小さな戦う機体に、おのれの夢と創造力のすべてをたくして今日も走る。地平線のむこうをめざして――。


あの頃の僕たちも「ミニ四駆」や「RCカー」に夢中だった。
それが世界のすべてであったかのように。

そんな時代を思い出させてくれる良作。

類まれなる熱量を込めてしたためられた青春ドラマに魅了されること間違いなし。子供のおもちゃと侮るなかれ、これはもう「ハイスピードレーシング・ノベル」と言っても過言ではない。

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