異世界転移は復讐の香りに包まれて

中華風の異世界、昴国へと迷い込んでしまったヒロイン。
高校受験を目前にして、さあ大変。
新学期どころの騒ぎではない。
しかし彼女のバイタリティは、読む者に勇気を与えてくれるのです。

大陸文化に精通する作者が、あまりに好き過ぎてこれまで手を付けてこなかったジャンル。それをついに解禁してくれました。
面白くないわけがない。

序盤は現代チート知識による村の手助けを、中盤以降は後宮を舞台として権謀術数に立ち向かいます。

独自の哲学や文化、死生観などが詰まった一級のエンターテイメント。
読んで損はなし。

詳しくは本編まで。

その他のおすすめレビュー

真野てんさんの他のおすすめレビュー764