【エッセイ】2018ネガティブに楽しむカクヨム
バンブー
イントロダクション
いつもお世話になっております。
カクヨムを初めて早二年。
いろいろなことがあったのですが、なんとかこのサイトで生き抜いているバンブーと申します。
実は二年前からエッセイを書きたいと思っていたのですが、全然書きませんでした。
いや、書けなかったのです。
エッセイを書こうとするとキーボードが止まるのです。
理由は2つ。
一つは、私がフィクションでしか文章を書けなかったこと。話を盛ってリアルの出来事を面白おかしく書けなかった。
もう一つは、私が本質的にネガティブなので、その思想を公共にさらけ出してしまって良いのかずっと迷っていたのです。
いざ書こうとするとネガティブなことしか書けないのですよ。これはアカンなと思い何枚も文章がお蔵入りなっていました。
いや、でもずっとエッセイ……というか「世の中に物申す!」的な物や、たまに良いこと言うエッセイとかで読者を増やしていくみたいな戦略が、まあ……皆さんご存知だと思いますが、正直それを狙いたいなと思っておりました。(あとストレス解消とかで)
今更こんなこと書くのもなんなのですが、このカクヨムというサイトはエッセイが読まれやすいのです。
その理由に気づいている人もいればいない人もいる。
その性質を簡単に解析するとこんな感じです。
色々な人の意見を見ていて分かるのが、多岐にわたるジャンルを抱えたサイトであるが故に、別サイト「小説家になろう」とは違い面白さの安定性の保証が難しいのだと思います。
なろうは、いわゆる「異世界転生チーレム」「悪役令嬢」と俗にいう「テンプレ」が主体であるというのが、もはや世間の認識だと思います。
話の内容が面白いかどうかはともかく読者視点から見て、自分の好きなジャンルが沢山あるという確約された供給がされる場所なんだと私は思っています。
そして、その中にひときわ輝く面白い作品が見つかれば凄く嬉しいでしょう。
それが、なろうに読者が集まる要因の一つでしょう。
もちろん知名度があるとか、違う目的のある人もいますが、目に見えて分かる部分を上げた感じです。
さて、なろうの話はここまでにして我々の巣穴である「カクヨム」はこのテンプレ作品があるにはあるが話題にそこまで上がらない。
「なろう」から参入した作者の方達も痛感しているようで、「読者がいない」「自分の作風がカクヨムに合わない」といった言葉がよく上がります。
実はそんなことはないですよね。テンプレの作品も評価を稼ぐ人は稼ぎます。
重要なのは読者がどういう考えでこのカクヨムに潜っているのか、どうして「なろう」じゃなくて「カクヨム」に来たのかを考えると、おのずと答えが向こうからやってきますよ。
お! なんか知的なエッセイぽくなってきましたね!
ここで答えを教えると「テンプレ以外の面白い作品があるかもしれない」という期待と、「ここになろうに無いテンプレがあるかもしれない」と考える二極、又はその両方を持った読者。
そして、その思考を持った作者が多いからだと私は思っています。
さあ、つまりこのカクヨムというサイトは「ジャンルの多様化」が売りになるのですが、なろうと違った弱点も出てくる訳です。
それは、作者事態のレベルもピンキリであること……
面白いという保証が読む前に察しづらいのです。
つまり!
読むに至るまでのハードルが高いのです。
本当これに尽きると思います。
テンプレ作品の良いところは決まった筋道が確約されている。だからこそ取っつきやすい。
それがテンプレ作品主体の「なろう」に多くの読者がいる由縁なのです。
じゃあ、カクヨム読者いないじゃん。みたいな話になりますがそんなことはない。
皆読みたいけど手が出しづらいだけです。面白そうと理屈のない核心を得られれば読みにいくのですよ。
じゃあそれは何か、というと私は「信頼」だと思います。
ここで求められる物は作者に対する「信頼」なのです。
この作者は面白い人だから読もうとか、
この作者と趣味が合いそうだから読もうとか、
この作者はこんなに熱意を持っているなら読みに行こうとか、
ネット小説ならではの「読者」と「作者」が近い関係を持てる強みを活かさない訳にはいかないとずっと思っていました。
だからこそ、読者が作者のことを知ろうとエッセイを読むのです。
読者さんは、共感を持とうとしてくれている訳です。
だからカクヨムでは、エッセイを書くべきなのです!
と、思って早二年。
エッセイが怖くて書けませんでした。私の心はひきこもり社蓄ネガティブコミュ障陰キャなので自分のことを書くことに謎の抵抗を感じてガクブルだった訳です。
今も今までにないぐらい変な汗をかきながら書いているのです。
これ本当に面白いのか? みたいな。
だけど今度こそ書こうと思います!
趣味趣向とか、愚痴とかドヤ顔して知識をひけらかしたりとか、
したい!
特に書き留めとかしていなので脈略なくやっていきます。
あ、あと創作論じゃありません。ただ分析した持論を書いてくだけです。
是非ご覧くださいませ!
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