私の野望

 いつもお世話になっております。

 何か毎日投稿をする気ではなかったのですが、しちゃってます。

 見てくれる方、本当にありがとうございます!


 さあ、今回は読者としての私です。

 まずですね……今までネット内で発言しなかったことがあるのですが、このエッセイでは言っちゃおうと思います。

 実は私……


 


 じゃあ何しに此処にいると、問われるでしょう。

 それはですね。


 


 そう、深くは語らないのですが皆様の作品を世に送り出すことを将来的に目指しているのです。

 この腐った世の中に、もっと面白いエンターテイメントを! 多岐にわたる需要に沢山の供給を行うことを! 私が楽しく仕方ないような作品を部屋に敷き詰めて寝られるような世界にしたいのです!

 テンプレなんていう面白くしようとする努力と熱意を捨てた作品なんて私にとってはどうでもいい存在です。でも需要が多いから作られるという世間の消極的な認識を根底から覆したいと素直に言うと思っております。

 私の野望は、私の感性を上回るなんです。

 そして、働くのを止めて死ぬまで作品達を楽しんで過ごす。


 ずっと感動して将来を終えたい。


 だから作家志望の皆様、本当に頑張って下さい。とにかく楽しませる様な、今の面白くない商業作品を簡単にねじ伏せる傑作作品を量産し続けて下さい。

 あれなら私を踏み台にして欲しいと本気で思っているのです。

 私が最底辺の作者になれば、せめて私にとっては最高の世界が出来上がります。

 そしたら私は、小説を書くのを止めます。

 余生を貴方達が作った最高の物語の中に埋もれて楽しく過ごす予定なんです。


 と、実は私、書く側の人間ではなくて本当は読む側の人間でした。

 これが私の思い描く最高の人生です。

 でも、これを聞いた人は「何で小説を書いているの?」という素朴な疑問が出ると思いますが、単純にからです。

 だから表立たない私が求める需要を自分で作り出したのです。

 悲しい……つまらない作品が増えすぎて、読者が自分で作るようになるという、これは悲劇ですよ!


 本当に……何でこんな風になっちゃったんですかね? 妖怪のせいなんですかね?

 辛すぎて涙が出てくる。逆に本当に私以外の読者がテンプレートを楽しんでいるのか疑わしいとさえ思っています。のではないのですかと直接聞きたくなります。

 だって、物語の王道ではなくて、テンプレートっていう決まった雛型を作ってしまったら、それ創作じゃないやん! 夏休みの工作キットとちゃうんやぞ! カレーにとりあえず変な食材一個加えて創作カレーとはしゃいでるのと同じやん!

 もうあっちの多く作者は呪われ狂ったようにテンプレの量産を行っているし、それに便乗して企業はお金を稼ぎにいくし、誰もこの現状をおかしいって思わないのかなと不思議に思います。

 冷静にこの現状を見たら、読者は確実に消えると皆予想できますよね?

 皆さんはどう思いますか?

 私は、まさにコンテンツの終焉が見えてますよ。

 はっきり言って、本当に消えかかっています。

 多様性や個性を失ったコンテンツの需要は、無関心へと変わってしまうのです。

 もう、いっそ一回ぐらい破滅してもいい気がしてきました。どーにでもなーれー。


 皆様が作者や読者として力を付ける頃には、書籍という存在がこの世の中から消えているかもしれませんね。

 結構危ない状況なので、裏方志望の私も表だって行こうと思い、自らこのインターネットの海に参加し、自分の意見を形にしているのです。

 それと、自分の功績を積み上げておくことも重要だと思ったので、Web小説新規サイトのカクヨムを選んだのです。

 本当にタイミングが良くカクヨムがオープンした為、時期によってはエブリスタとかに行っていたかもしれませんけど……


 すみません、話が脱線しました。

 えーっと、つまり「文章を書いたことのない人間に作品の指摘をしてほしくないでしょ?」と私は言い返す訳です。

 編集者として、作者の考えている気持ちを察する編集者を目指しています。

 それに、この読者が少ないと言われるカクヨムで良い数字を取れれば信頼性って高いと思いませんか?

 いろいろな試行錯誤で作った数字は誇れるだけの価値があると考えています。


 こんな感じで、微力ながらこの物語の業界に私なり全力で取り組んでおります。



 そういうことで、私は書くのと同時に読むことも全力で行っておるのです。

 そしてまた、お得意の分析力で皆様の作品を分解して養分を抽出しているのです。

 なので良い所はトコトン吸いとって、悪いかった所は教訓として踏まえておきます。

 そして、レビューは作品を読ませて頂きとその作者のモチベーションを上げる応援の為に付けております。


 なので私に読まれたら最後、貴方の良い所は全部私がもらっていったので注意して下さいね。読まれたものより今後技術を更に上げて行かないと、私に面白さではことになりますからね。

 書籍化や小説家になりたいなんて夢のまた夢ですよ。


 え? 面白さを競い会わせるなんてナンセンスだ? 需要もジャンルも違うから戦いとして成り立たない?

 何をおっしゃります皆さん。

 まずは、

 そうしなきゃ本にすることは出来ません。

 それに、私は編集者じゃなくて編集者かぶれです。初見殺し雑魚モンスターの一体に過ぎない。私を簡単に飛び越えていけないなら、この先なんてない。


 一生最初の村で立ち往生し続けることになるんです。


 それだけ、この業界は腐敗して血生臭い道だということですからね。



 さあ! 掛かってこい勇者達よ!

 体力と精神と気力と面白さで、私を楽しませてみろ!

 骨までしゃぶり尽くしてくれるわ!




 ふはははははははははは!!!!


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