タイミング

 いつもお世話になっております。

 そして、読んで頂き本当にありがとうございます!

 なんか仕事の休みに引きこもってモンハンと動物の森を楽しんでいる最中にここカクヨム内では、いろいろ運が巡っていたらしく非常に読まれておりました。

 応援のコメントや★まで頂き、しかも私の他作品にも興味を抱いて頂いている方が沢山おり、本当に感謝感激雨霰です!

 おかげ様で、緊張のあまりスマートフォンを持つ手が震えております。

 これは恐怖ではない。武者震いだ!


 じゃあ、最後になります売る為の要素「タイミング」についてです。

 いつ買うの?


 今でしょ!


 ってなるようにするんです。でも、上記の台詞はコンプライアンスに引っ掛かるみたいなので使っちゃダメですよ。

 そう、「バリュー」も「コスト」も分かったお客さん。

 でも、これだけでは「凄く欲しい!」ってなっただけなので「お金貯まったら買うか!」とか「ボーナス出たら買う!」とか「今はいらない」とか言い訳して逃げていきます。

 これが信じてもらえないと思うのですが、最近の人って無意識にを探してしまうのですよ。

 バブリーな時代の人達には想像もつかないと思いますが、これはもうそういう時代なんだと思います。

 言って、バブリー世代の人達も全然買わないんですけどね!

 皆、お金がないんですよ。

 無駄遣いしたくない。失敗したくない。そういった意志が凄く売る側は伝わってくるのです。

 皆さんも物を買うとき、意を決した感覚はないですかね?

 ちょっと出費する趣味の物を買うまでの間、ずっと巣潜りみたいに息を止めたような感覚。

 レジを通した時に「買っちゃった」みたいな解放感。

 まあ、言いたいことはそれだけ買い物ってエネルギーを使うんですよ。


 皆、怠け者だから買うという労力もまたリスクなんです。私もそうですからね。


 欲しいのは分かっていても、いろいろな自分の要因が頭の中でリスクを作り出していく訳です。

 お客さんは、だいたいネガティブ思考なんですよ。

 私はそう感じます。

 でも、私は商売なんでね。買うか買わないかの崖際であたふたしている人が居たら背中を押さないといけないのです。


 さあ! 長くなりましたが、これから「タイミング」ということで、いわゆる「後押し」の概念です。

 今、買ってもらう!

 このカクヨムという空間で言うなら、今読んでもらう!

 この戦術を考えていきます。


 でも、現環境のカクヨムはその「タイミング」という物に恵まれているんです。

 嘘だ、と思いましたよね。ブラウザ越しのそこの貴方!

 嘘じゃありません。

 まず、商売のこの「タイミング」を埋める要素として「期間限定」という戦略があります。

 要はキャンペーンという奴です。

 決められた期間の間、その商品に何か特別な要素が付くんですよ。

 付加価値ですね。

 実はこのカクヨム内でも「期間限定」という物がわんさかあります。

 なんでしょ?

 そう「コンテスト」です!

 このサイトは、最初の頃は想像しなかった程のコンテストを開催しています。

 しかもかなり多岐に渡りメインジャンルやお題も様々です。

 このコンテストに参加するということ事態がまさに期間限定の付加価値が付くのです。

 想像しづらいですかね?

 でも読者にもこのコンテストって動きがあるんですよ。

 カクヨムのコンテストの多くには読者選考会という物があります。読者の投票した★で、その応援された作品は一次選考を通る可能性があるのです。

 あわよくば書籍化だって夢じゃないんです。

 そして、プロ読者のスコッパーの人達なんかも、ロードローラー作戦で読まれていない作品を探して回ってくれるのです。

 これは絶好の期間です。

 私達作者も宣伝する口実があるので、ガンガン動けてもうお祭騒ぎですよ。


 そして、コンテストが開催していない時もあります。

 そういう時も、本当に最近導入された「自主企画」というシステムが作られました。

 カクヨムユーザーが個人でコンテストやキャンペーンを開き、その方針の元に集まった作品達を集められる。

 主催者が読んでくれたり、参加者が読んでくれたり、小さいコミュニティですが自分の作品を読んでもらう「きっかけ」の場であることに間違いはないと思います。


 そうです。

 カクヨムには、結構「タイミング」に溢れているサイトなんですよ。

 積極的に取り組んでいけば必ず読まれるはずです。

 皆さん頑張りましょう!







 でも、★は付かないんですよねー。


 そう、読まれる機会は増えてます。

 でも、

 カクヨムは、最近になって確実に読まれやすいサイトにはなっています。

 読者も確実に増えているのは分かるんです。

 でも、★は本当に読まれた内の1/5人付けば本当に良い方なんですよ。

 前にも話しましたが、★を着けない人は付けないんです。

 アカウントを持っていなかったり、付けるのがめんどくさかったり、付けるのが恥ずかしかったりといろいろな人達がいるんです。

 だから、★100を越えた作品は本当に凄いんですよ。

 ★をうってくれる人を34集めたんですからね。

 マンパワーですよマンパワー!


 と、言うかですね。この「タイミング」って概念、実はロジック型の人の大きな壁なんですよ。

 この概念はまさにマンパワー型の専売特許です。

 マンパワー型の人は★を付けさせるのがお上手なんですよ。

 まさに「タイミング」を掴みとるのが上手です。

 教えますよ。

 マンパワー型の人にとってそれは超簡単なことです。



「私の作品、面白いから読んで下さい。面白かったら★も付けて下さい」



 はい、これを言えば終わりです。

 もっと簡単な一言は、



「読んで、★付けて」



 で、終わりです。

 SNSなんかで個々に営業したりして、読んでもらえるようにお願いしているのです。

 ようは営業として、自分の作品を自信持って売りに行けるようになる必要があるんです。

 やっぱり自信に満ち溢れたマンパワーがどうやっても必要ということですね。

 やはり宣伝が最も小説を売るコツなんですよ。


 終わり



 ってんな訳あるかい!

 となりますよね。

 そう、リアルでそう出来る人って実は中々いないのです。

 これは人に愛の告白をするのと同じです。

 自分に自信を持てない人は、「自分なんか……」って思って気持ちなんて伝えられないんですよ。

 私だって自分なんかに自信なんてありませんよ!

 顔もルックスも自信ないし、大きいことなんてやってない社畜の1人ですよ!

 自分の書いた作品でもそうです。もし読んでくれた読者の人に嫌な思いをさせてしまったら何て考えた日にはその場から動けなくなってしまいます。

 Twitterで宣伝とか、本当に私なんかがやって邪魔ではないかとか、もうどうでも良いことばかり思考が巡るんです。

 もはや病気です!


 よく、マンパワー型の人はエッセイや、創作論や、SNSで私のようなネガティブモンスターにしかりつけてますよ(私の自意識過剰ですけどね)。

 自分の作品なんだから自信を持ってオススメしろ! ってよく言われますよ。

 本音でいうとイヤや!

 自分の自信作を誰かに面白くないなんて言われたくないねん!

 私が投稿した「この世界が五秒前に作られた」もリアルの人達に20人見せて、小説を読む人物2人だけに面白いと言ってもらったキワッキワな非万人受け作品ですよ! 暗い作品で読みたくないとか、好きなジャンルじゃないと言われ続けた人を選ぶ作品なんだ!

 18人から直接否定される気持ちが分かるのか! 自分の好きな物を否定され続ける世の中へ胸を張ることにどれ程の精神力が必要か分かるか!

 需要なんかかなぐり捨てやる! ジャンルというただのカテゴリーで決めるようなステレオ人間達なんかに、ディープな世界観をこちらから見せてやるものか!

 面白いと思ってくれた2人の為に、絶対神作にしてやるからな!

 偏見のせいで読まなかったことを後悔させてやる!



 すみません、興奮しすぎて違う方向に進みました。

 とにかく、自分が一般受けしないものを書いている自覚があるのです。

 だから大きな声で読んで下さいと言えない人がいるのも事実です。

 BLとかGLとかエログロとかのアブノーマルなジャンルを書いている人達も大きな声で宣伝するより、そのジャンル好きな人で楽しむ方が多いと思います。

 状況によりけりなんです。


 でもね。

 世の中そんなに甘くないんですよ。

 人生、自分が前に立って皆に頭を下げてお願いしなきゃいけない場面がくるんですよ。

 お願いして、掴み取れるチャンスが巡ってきてしまうのです。

 その時に、羞恥心を捨ててでもやらなきゃいけない訳ですよ。失敗して信頼を失おうが、失敗して恥をかこうが関係ない。言わなきゃいけないタイミングがあるんです。

 その時は、ロジック型だとかマンパワー型だとか言ってる場合ではないのです。

 その巡ってきたチャンスを掴みとれるかどうかこそ、この「タイミング」という、一番大事な概念なんです。

 ごり押しが時として必要なんですよ。

 どんな世界でも、言葉にしてお願いする為の「勇気」が必要なんです。




 私事ではございますが、一つだけ言わせて下さい。


 実は現在2018年3月30日、この「ネガティブに楽しむカクヨム」がカクヨムのエッセイ週間ランキングで第4位になっております。

 本当に嬉しいです。

 でも、私は……1位になりたい!!

 今までカクヨムをやってきてこんな上位に食い込んだのは初めてなんです。

 たとえ読まれやすいエッセイだからだとしても、日陰者だった私でもこんな数字的に上位へとなると思っておりませんでした。

 本当に読んで頂き、そして★やコメントやレビューをくれた皆様、本当に本当にありがとうございます!


 そして、まだ★を入れていない方がいたらお願いします。

 がめつく、おこがましうことを言っているのは重々承知しております!

 でも、これは私にとってチャンスなんです!

 どうか気が向けばで良いのでこのエッセイに★を! 1票どうか!

 お願いします!

 二年間我慢していたけど本音で言います。

 私はカクヨムで一度で良いから1位を取りたいんです!




 応援よろしくお願いします!

 




追記

2018/03/31

カクヨム週間ランキングエッセイ部門1位達成

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る