「ニートの俺(略)」が10000PV達成!! そして、この作品への思い。

 ククク……フハハハハハハハ!!


 いつもお世話になっております。


 何とカクヨムを二年半続けて初めて自作品のPV が10000越えを達成しました!

 そして、読了数は400人越え!

 つまり少なくとも400人がこの「ニートの俺(略)」を読みきってくれたと言うことです。

 イエーイ!


 本当に……「ありがとう」それしか言う言葉がみつからない……


 でもまあ、異世界転生チートハーレムという需要確定カテゴリーなので、人によって「なんだ少な」みたいに思うかもしれない。

 しかし私にとっては、ヒマラヤ2つ分ぐらいには大きい出来事。

 最高です!

 本当に本当にありがとうございました!




 さて、今回はその「ニートの俺(略)」と、私が思っている小説界隈について話そうと思います。

 まず、ここまで何の話かさっぱりわからない人ように、タイトル名とURLを貼ります。


タイトル名:

ニートの俺が久しぶりに外へ出て、綺麗な石を拾ったらそれは賢者の石だった。そのままトラックに轢かれて異世界転生して伝説の三英雄である女の子達とハーレムを築きあげるはずだった


URL:

https://kakuyomu.jp/works/1177354054883936361


文字数:

二万文字以下の短編



 まず、このエッセイを見てこの私が書いた短編「ニートの俺(略)」を見た時に思うことを言い当てますよ。


 タイトルなっが!?


 そうです。しかも、タイトルとあらすじの内容が同じです。手抜きです。

 いや、真面目な手抜きみたいな……手抜き表現みたいな。

 とにかく、このタイトルとあらすじには大きな意味があります。しかも、皮肉です。

 この作品は異世界転生チートハーレムの化けの皮を被った風刺作品です。

 俗にいう「アンチテーゼ」です。

 なので、異世界転生チートハーレムと言われる昨今の「なろう系」を懸念に思っている方の方が楽しめると思います。

 寧ろなろう系が真髄まで好きな人は不快に思う作品であることが確定してます。

 後半から♡を付ける読者が変わってしまうので、自分でやっておきながら笑いました。


 でも、先に作者として一つ皆さんに履き違えないでほしいことがあります。



 それは異世界転生チートハーレムに対するということです。

 これは、物語を金儲けや売名の為に冒涜してきた「作家」と「編集」を突き刺す為に作った作品です。



 これだけわかってくれたら嬉しいです。

 よく勘違いされやすいのですが、私は元々「異世界転生チートハーレム」というこの確立したジャンルは好きな方の人間です。

 以前のエッセイから異世界転生/召還ものをボロクソに話ましたが、異世界チーレムの何もかもを否定している訳ではございません!

 異世界もチートもハーレムも好きです。

 私が嫌いなのは、このジャンルが多くの人に受けると分かって「悪用」し、今の小説業界をダメにしてきた輩が、私は最も許せないのです。


 ……また熱くなってしまいそうなので、簡潔に申し上げますと、創作者の中に「自作品に対する愛が欠如した人間」が非常に露見する世の中になったと思います。

 自分の作った小説や、作ったキャラクタ達や、世界観や、歴史。

 それら全てを自分の私利私欲の為だけの道具のように扱い、簡単に捨て去ってしまう人間達が、やはりネットで創作活動をしていると沢山見えてしまうのです。

 照れ隠しでそういう態度を装っているのかもしれませんが、自分達が産み出した存在達を踏みにじっているのを見せられると、私は嘔吐を吹き掛けて溶かしたくなる位の怒りが込み上げてきます。

 食事中の方は失礼しました。

 でも、それぐらいの嫌悪感を抱いてしまう訳です。


 私は、自作品を心の底から愛しています。

 この感覚を共有しろなんて、狂信的な人間に思われるかもしれませんが、自分の作り出した作品をそこまで割り切れる人間がいるのかと聞きたくなるんです。

 少なくとも、自分の生きてる時間を使って作り出した創作物に、愛着が生まれないのかと。

 何のために創作活動をしているのかと。

 承認欲求の為に物を作っていたとしても、評価されなければ意味のない行為だと言いたい。

 それこそ、生きている時間を無駄にする人生の悪手だと、私はその人達に言いたいのです。



 まあ……いるから、こんな事になったんだと思います。

 私が知らないだけで、昔から情熱なんてないままに人の感情を操作して数字を増やす術を知っている人達が私利私欲を追求した結果です。

 物語というコンテンツが壊滅しかかっているんだと思います。


 私のリアル友人の言葉を借りるなら資本主義の闇です。利益追求型の人間の思考は、後世に何も残さない傾向が強い。

 コンテンツを食い潰すだけです。


 何処の誰かは言わないけど!

 下手でも良いんだよ!

 心がこもってればそれを読みたいんだよ!

 少なくとも私は読みたいね!

 とにかく、自分の! 自分達の作品に愛がない奴等は皆嫌いだ!

 特に自分の作品を「捨て作品」と言い放った元プロのアイツのことは絶対忘れない!

 編集に捨てられたんじゃない。

 自分の作った作品達に捨てられたんだよ、お前はな!



 ……すみません。完全に個人的な怒りがこもりました。

 気にしないで下さい。


 この「ニートの俺(略)」は、別になろう系を直接叩いた話ではありません。

 なろう系には確かにその傾向が強いのですが、私利私欲の為に創作物を使い捨てにして、踏みにじる悪意ある作家。

 そして、虎の威を借りて金儲けだけを考えてコンテンツを潰してきたプロ達が積み上げた「捨て作品」達の救済をする作品として、カクヨムに解き放ったのです。


 だから何度も言いますが、これはもはや異世界転生ものではありません。

 そういう概念の話です。

 ただの悪意ある意識高いプロへの悪口です。

 なろう系を良いように操って私利私欲を尽くして全てダメにした多くの作家と編集への戒めです。

 物語を知らない、今まで騙されてきた読者への感情を操る術のネタばらしです。

 そして、産みの親に愛されなかった「この世の全ての捨て作品」を救うまでの話なのです。


 たぶん読むと虚無感しか生みません。

 正当な評価も難しいと思います。

 でも、この世界の「捨て作品」達は救われたと私は思っております。

 





 という訳で「ニートの俺(略)」の作品紹介でした。

 暗い話で申し訳ございません。

 この作品も暗いです。

 暗いというか、悪意と怒りの塊みたいな作品です。

 内容が読み取れなかったですか?

 なら読んでみよ!



 10000PV本当にありがとうございました!

 Twitterで、この作品を応援してくれた人達にも感謝です!

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