バリュー 追記編

 すみません。

 完全に忘れていた「バリュー」に対してかなり重要なことがあるのを思い出しました。

 特にカクヨムに深く関わる内容です。


 実はカクヨムは初期の頃から、かなり重要度の高い「タグ」が存在してました。



 「カクヨムオンリー」



 というタグです。

 ここまで話せば分かりますよね。最初に話したカクヨムに来た読者作者の理由。

 これの象徴と言うべきタグがこの「カクヨムオンリー」でした。

 これを付けてる付けてないということや、付けられる作品であるかどうかで、その作品事態がカクヨムに対しての立ち位置を客観的に大きな価値を示す物になります。

 理屈としてこのタグが凄く噛み合うのですよ。

 ふとその作品を開いた人が、この作品がなのかによって、興味付けが出来る訳です。

 ある種のブランドを無理矢理つけられるんですね。


 忘れてた方は、付けた方が無難です。強制ではありませんが、作品の空気に合わない以外は付けておいてこのカクヨム内ではプラスの恩恵が強いはずです。



 さて、なろうとか別サイトから来た作者様はこのタグが付けられない訳ですが、これは弱みではなくその作品は一種のだと割り切る必要があります。

 リアル市場の特徴として、一部のお店にしかない商品と、複数店舗で取り扱っている商品は顧客の価値意識がかなり違いがあり、大きなメリットデメリットが存在します。


 一部店舗でのみ取り扱う商材は売り上げが上がりづらい傾向にあります。客数に限りがありますからね。

 しかし、需要が途絶えづらく消費者へ「そこにしかない」という価値が勝手に生まれるんです。商品価値は勝手に上がり続けるので長期的に見たら優秀な戦略です。


 複数展開の場合、数字だけで言ったら間違いなく伸び新規顧客の獲得が大いに見込めます。

 しかし、ここで数字と実際の差異が生まれるのですが、客数が分断します。

 全体で見れば数字は良いのですが、個々のお店を見ると微妙な数字になってしまいます。

 売り上げが微妙ということは、どんなに内容が良くても商品価値の低下に繋がる恐れがあるのです。

 短期的に見れば初期ブーストと言われる初動が強い為、売り上げ本数は稼げるのですが減速も早いです。

 ただこれの解決法も存在し、という意識が鍵になります。

 この複数展開のメリットを存分に活かせるのはです。

 いわゆるこれも宣伝戦略で、自分の作品の一部を他のサイトに置いて宣伝する。自分の作品が気に入った人は本腰を入れているサイトに連れてくるという流れを生み出すことができます。


「私の作品面白いでしょ? 実は違うサイトでもっと沢山の作品があるのぜ?」


 みたいなことが言えるのです。

 水の流れと同じで、人も小さい所から大きい所へ流れやすい。また道がなければそこへは行かない訳です。

 プロ読者以外は、


 理屈的に分かりましたかね? それとやはり道は広いに越したことがないので、別サイトへの展開は2.3程置いて良いのではないかと思います。

 さじ加減はお任せです。


 逆に別サイトからカクヨムに引っ越してくる方は、全ての作品をことが良いと思います。

 カクヨムでは自分のネームバリューはないですし、寧ろ初投稿みたいにの戦略と週間によるカクヨム内での人の流れが把握出来るはずなので「私、初心者でーす!」みたいに探りながらやるのが一番だと思います。

 そして、自分の実績を見せた後に「カクヨムオンリー作品」を作っていけば良いと思います。


 評価がほしくても、焦ってはいけないのです。

 私が言えた立場ではありませんが……


 因みに今の日本企業は複数店舗展開の短期的スパンの方針が多いです。

 これは日本企業の業務システムの大半が三年周期というスパンで回っていて「三年間の業績」で結果を見る場所が多いからです。なので流行り物の商品は三年で人の記憶や視界からだいたい消え去ります。

 短期的スパンで世の中は見ている人が多いのです。

 そして、後先考えない会社も最近多いのが事実だったりします。

 長期的スパンを見た商品は定番として生き残ることが多く、認知度も植え付けられるので売り上げは少ないものの一定の売り上げを確保出来ます。

 ただ、マンネリ化を引きを越してしまい行動を起こし続けないと消滅します。


 また話が脱線しましたがこんな感じ。

 それと、このやり方の違いは得意不得意があります。

 自分のやり易い方法を見つけて楽しむことと、ちょっと先の未来に出てくるに対してどう意識していくかを読まれていない時にでも考えてみては如何でしょうか。


 以上、バリュー補足説明でした。

 今度こそ「コスト」の話します!

 どんだけバリュー大事なんだって話ですよ!

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