長編書きの為の連載フレームワーク提案

02_04:スプリント計画の立案

02_04_00:スプリント計画の立案

　スプリント計画とは、『直近でやることを決定する』フェイズとなります。

　今までは『バックログ（やること）』の計画、その作り込みでした。

　なので明確に実行に移さねば意味がありません。

　とはいえなぜ『スプリント計画』が必要なのか。

　端的に言えば、このまま書くとグダるからです……。

　とは言え『立案』という程畏まったことをする必要はありません。

　ただ『今週やることは何か』を認識するだけのことです。

　スプリント計画で担うのは『チャプターバックログ』から『シーンバックログ』を切り出し、『タスク化する』作業です。

　締切は大きく１つ設けるよりも、小さく、短期的に切ったほうが効率が良い。

　こうすることで、失敗した場合の巻き返しが容易になります。

　また短期的な達成の繰り返しはモチベーションの向上に役立ちます。

　ソシャゲのデイリーミッションみたいなもんですね。

　また『これから新しく執筆（サイクル）を始めるぞ！』というキックオフ的な側面もあるため、是非導入を勧めます。

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　　１．チャプターバックログを確認する。

　　２．シーンバックログをピックアップする。

　　３．タスクを作成する。

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　詳細は以前記述したため端折りますが、大まかな流れを解説しましょう。

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【１．チャプターバックログを確認する】

　ブック全体の構成を一度確認して、今どのタイミングなのかを認識しましょう。

　内容を覚えているならタイムラインでも構いません。

　全体を一度見る、と言うのはかなり重要です。

【２．シーンバックログをピックアップする】

　これから書こうとするイベント、つまりシーンをピックアップします。

　またピックアップした段階では概要なので、この時点で詳細化します。

　イベントをバックログにすることで、初めて執筆体制が整うわけです。

【３．タスクを作成する】

　シーンバックログを回すために必要なタスクを切ります。

　より正確に言えば『今何をするべきか』を認識する作業となります。

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　まだ書き始めないの？　始めないんです……すみません。

　ですが回り始めれば自然とできる作業ですから余り面倒にはなりません。

　ではそれぞれのフェイズを確認していきましょう。