02_02_02:ネタだし
最初期フェイズ、思いつきの段階です。
あるでしょう? 何かティンと『来ちゃった♡』という瞬間が。
そんな時に取っているメモが多数あるはずです。
ない場合、妄想してそのまま忘れているだけです。もったいない!
今日からちゃんと書き出しましょう。
有象無象の欠片であって、まとまりのないきっかけとなるアイデア。
またはこれから形にしようと決意し、覚悟を決めていどむアイデア。
これらを明確な形にしていきましょう。
作成する資料は以下2点です。
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・企画メモ
・初期イメージメモ
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そう、メモです。単なる紙切れ。
メモ.txt、ネタ帳.doc、Evernote、GoogleDrive等など……記録媒体なら何でもいいですね。
では何を記載するべきか説明していきましょう。
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【企画メモ】
物語を作る動機です。
創作の実施とは、抑えきれない欲求が生み出す幻想の具象化です。
よって根源となる『〇〇がしたい!』という意思が必ず存在します。
拙作『女神のエルフは旅をする』では次のようなメモを作成しています。
『TSエルフとショタが恋したりにゃんにゃんするのが見たい』
はい、お目汚し失礼。
これは物語のテーマに近似する要素であり、同時に『
例え書けなくなっても動機が本物なら消沈した意気は賦活するのです。こうなると作品批判とか評価とか全く効きません。
まぁ評価されるのは単純に嬉しいのですが、それだけをモチベーションにすると保ちません。なので、燃料の供給源は複数から得られるべきです。
ぶっとい芯があると、例えばこんな感じになります。
「ランキング入ってないなー」
あーあ、時代が追いついてねぇなぁー。(7夜感)
「ランキング入っちまったー」
あーあ、時代が追いついちまったかァー。(7夜感)
「面白かったです!」
まじごめんもっとにゃんにゃんさせたいんだけどまだこれにゃんにゃんするタイミングじゃねえんだわごめんほんとごめんって言うか俺が一番にゃんにゃんしてるところみたいのににゃんにゃんできてないっていうジレンマで死にそうなんですわ。(屈服)
「クソだなこの作品」
まじかよお前ん中でTSエルフとショタがにゃんにゃん出来ねぇとかマジお前マジ……かわいそう(悲哀)。
まぁ最後は『住み分けろ』って話ですが、これぐらい無敵モードになれるのが『動機』というものです。
創作に傾くほどの動機とは、それほど強い想いです。
故に誇りましょう、その情熱の証を!
だから形にしておくんです、その燃え盛る種火を!
人間忘れっぽいから書いとかないと忘れちゃいますよ!!
【初期イメージメモ】
動機を書き記したメモに付帯するものです。
どういう世界か、どういった概念があるか、主人公はどんな人か等を箇条書きで記していきます。
ルールはないので、今思いつく限りをすべて書き出してください。
またこの時点で量が少なくても問題ありません。
今あるイメージがどの程度なのか、したいことは何なのか、自分の中でのイメージを膨らませましょう。
ぶっちゃけ妄想ノートですね。
だからこそ必要です。ここで『飽きる』なら、書くために必要な『何か』が致命的に足りてないと思ってください。
ただし『たったこれだけしか書けない!』となるなら問題ありません。
それは飽きではなく、深淵の縁に立っているだけです。
素潜りを想像してください。
慣れてないと、1分か2分がいいとこですね。
慣れた海女さんは5分、どっかテレビで見た海洋民族は10分潜るそうです。
つまり、まだ体が慣れていないだけなのです。
だいじょうぶ、すぐよくなりますよふふふふふ。
と言うのは割りかし冗談ではありません。もしこのタイミングで底まで絞れるようなら早く新作書きまくって公募に行ってデビューしてください。みんな待ってますよ!
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メモがざくざく書けたら、次のフェイズへと進みましょう!
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