妖家相談室

　雨宮《あまみや》一《はじめ》。二十六歳。リストラにより現在無職。数々のお祈りを受け、疲れ果てた彼は公園のベンチで黄昏ていた。
　そこに現れた自称幽霊少女・アサガオに、半ば無理やり連れられて着いた先は、心霊関係の事件を請け負う『妖家相談室《あやしやそうだんしつ》』だった。
　室長の妖家《あやしや》吉楽《きらく》に、なし崩し的に入社させられたハジメは、様々な恐怖に遭遇しながら、得体の知れない大きな渦へと巻き込まれていく。

※劇中に登場する個人名・団体名は架空のものです。