概要
明日に繋がる穴を掘る。過去はゴミ箱に捨ててきた。
俺の名はペイジ。誇り高き魔族にしてベテランの鉱山採掘者だ。
もうこの仕事を始めて数百年にもなるが、慣れれば楽なもんだ。
鉱山採掘者と言ったら読み書きもまともにできない奴が殆どだが、俺は違う。読み書きが出来て、教養があり、深い考察力がある。まあ年の功ってやつだ。これはそんな俺の鉱山日記だ。こうやって書き残しておけば何かの役に立つと思ってな。
……ちょっと見苦しい部分もあるが、容赦してほしい。やはり楽な仕事じゃないんでね。
もうこの仕事を始めて数百年にもなるが、慣れれば楽なもんだ。
鉱山採掘者と言ったら読み書きもまともにできない奴が殆どだが、俺は違う。読み書きが出来て、教養があり、深い考察力がある。まあ年の功ってやつだ。これはそんな俺の鉱山日記だ。こうやって書き残しておけば何かの役に立つと思ってな。
……ちょっと見苦しい部分もあるが、容赦してほしい。やはり楽な仕事じゃないんでね。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ある鉱夫オークのバカバカしくも愉快でちょっと切ない労働日誌
一言紹介に書いた通り、オークのベテラン鉱夫が書き残した日記を紐解いていく形式の物語です。まあオークと明言はされていなかったような気もしますが、豚の魔族なので恐らくオークでしょう。
こういうファンタジーには中々行き当たれないので偶然にもこれを見つけることの出来た幸運に感謝する他ありません。まさしく鉱山でとびきりの鉱脈を見つけた気分と言っても良いでしょう。
魔法の鉱山、独特の掘削法、そこで織りなす人間(?)ドラマ、いずれをとっても非常に上質なのでぜひ皆さんも一度読んでみて下さい。
もっと評価されるべき作品だと思います。