『人』が造り上げた『ゴーレム』が沈黙する意味とは?

少女ヘレナの前に現れた『ゴーレム』は、死んだ兄そのものの形をしている――。
チェコの首都プラハから始まるそんな物語は、どこかファンタジーな光景が脳裏に浮かびます。

私達の操る『言葉』とは?
そして『人』が造り上げた『ゴーレム』が『言葉』を発さない意味とは?

ヘレナが持つ疑問と謎を追いながら、物語に惹き込まれていきました。

気付けば、最終話まで一気読みしていました。

全ての設定に意味があり、読んでいてふと浮かぶ違和感も、後々きちんと説明されます。
丁寧に敷きつめられた伏線が回収される心地よさは、是非味わってほしいです。


あとお風呂シーンもあります

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