夜を照らす光と、光を包み込む夜。穏やかな二人が紡いだ、綺麗な神話

うつくしい色違いの双眸に、閉じかかった瞼。
少女イーデルト・クローデリアは、自らの行く先に悩み、三大神の神殿を訪ねます。
朝の盟主に『いらぬ』と言われ、昼の盟主に目を伏せられ。次に向かったのは、夜の盟主の元でした――。

タグどおり、「神話風味」「昔話風味」なお話です。
少しずつ互いの距離を縮めていく、イーデルト・クローデリアと夜の盟主。
二人のほのぼのとした交流のなか、やがて訪れる「選択」に、イーデルト・クローデリアはどう動くのか。
ぜひ読んで確かめてみてください。

また、「イーデルト・クローデリアと夜のおはなし」という絵本のようなタイトルが素敵です。
これは広く語り継がれているお話なのでは、と思うと、この物語が語られるまでの経緯や、二人の反応が気になってきます。
優しい二人の物語のお陰で、読後にとても穏やかな気分になれました。

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