Shootingstar Memorys～流れ星の記憶～

死神から与えらえた、１週間の限定的な命。
そんな泡沫の存在である彼にはやらなければならないことがあった。
それは、大切な２人の幸せを実現すること。

友情と愛情――そんな２つの言葉が存在する世界は素晴らしいです。
ただ、主人公は間もなくそんな言葉が存在しない世界へ旅立たなくてはなりません。彼の心中を察するととても悲しくなります。ただ、彼は残された時間に孤軍奮闘します。友情と愛情のために。

悲しいお話であると同時に、心が洗われるようなお話です。
自分が彼だったら……ついつい考えてしまいます。
自然な流れに思わずうるっと来てしまうお話。
ぜひご一読ください。

『物語』であり、『設定』が存在する。
無事に物語を築き上げることができるのか？

物語というのは常に楽しいだけではない。
3人の関係性がストーリーの主軸となり、
空の星が願いを叶える。

一人の死をきっかけに変わってしまった環境を取り戻す、
1週間の物語をご堪能あれ！！

　悲しみから目をそらし現実逃避してしまったステラと彼女を救えなかった苦渋に押しつぶされえたシリウス。二人の親友のために自分の儚い恋心と友情を捧げるオリオン。
　辛い現実は受け止めて前に進まなければいけない。時計を止めてしまった二人を後押しするために奮闘する姿はまさに自己犠牲。胸がきゅうっとなります。
　そしてラスト。え？　ここで終わりでいいんじゃないの？　と思って読み進めると・・・。

　
　切なくて悲しくて、そして心温まる作品です。ぜひ手にとってみてください。




　台詞の一言目からのキャラの確率はすごいと思いました。尊敬します！

仲が良かった三人組の少年少女が、一人欠ける所からこの物語は始まります。
黒猫の死神に与えられた一週間の命。明記された契約には幸せな結末を迎えることができない事を前提に少年はもう一度生きる事を決めます。

登場人物の壊れていく様子や、少年の葛藤、これからどうなるのかとても続きが気になります。

最後に幸せな結末を迎えることができないとされた物語、この後作者がどんな展開を見せるのか期待してしまう作品です。

とても、切ない恋と友情の物語。あなたも一緒になったら見守ってみませんか？

７話まで読ませていただきました。

話としてはいわゆる「死に戻り」設定ですが、制限時間よりも初期状態がネックの展開が興味深かったです。

はじめから幸せな結末は迎えられないと明言されている主人公。
彼の辿る物語を黒猫ともども楽しみにさせていただきます。

あと「ぼっち」呼ばわりされた黒猫の反応は可愛いですね、最初の威圧感ある印象が消し飛びましたｗ

　悲恋ものです。悲しい恋の物語です。ハーレクインロマンスとは真逆の話。ましてや、逆ハーレムなんかとはまったく正反対。けど、結局のところ三角関係というのは、いつかは破綻するもの。主人公はキューピッド役かな？　最近は自分の幸福だけしか考えない、欲望全肯定型の恋愛ものが全盛ですが。久しぶりに、自己犠牲型のピュアな恋物語に出会った感じです。お幸せに！

　自分の幸せを取るか、相手の幸せを願うか。
　ある日突然、容赦のない残酷な二者択一を迫られた時、願うことは。
　それは、瑞々しい少年少女時代に課せられたものだからこそ、流れ星のように儚く、見る者が美しいと感じられるのかもしれません。

　風変わりな死神が提示した理不尽ともいえる条件、これからどうクリアしていくか、見どころは尽きません。