概要
神に選ばれたのは、何の取り柄もない王子だった
齢十六のイサセリは、何の取り柄もない王子だった。
ヤマト族の大王の血を引きながら、自分を無力だと思っていた。
ところが、イサセリに神託が下った。
「サル・トリ・イヌを探し、キビへ向かえ」と。
なぜ自分なのか。神は何を望んでいるのか。
答えのないまま、イサセリは旅に出る。
行く先で出会ったのは――
サルメ族の巫女ウメ、イヌカイ族の若者タケル、トトリ族の商人トメタマ。
異なる文化を持つ彼らと旅する中で、
イサセリはやがてキビ族・イズモ族も絡んだ争乱と、
父である大王との確執に引き裂かれていく。
弱き王子は、何を選ぶのか――。
やがて「桃太郎」と呼ばれる伝承の、遠い源流。
===
古事記や日本書紀、弥生時代の資料と睨めっこしながら、
「桃太郎伝承」の裏側にはこんな旅があったんじ
ヤマト族の大王の血を引きながら、自分を無力だと思っていた。
ところが、イサセリに神託が下った。
「サル・トリ・イヌを探し、キビへ向かえ」と。
なぜ自分なのか。神は何を望んでいるのか。
答えのないまま、イサセリは旅に出る。
行く先で出会ったのは――
サルメ族の巫女ウメ、イヌカイ族の若者タケル、トトリ族の商人トメタマ。
異なる文化を持つ彼らと旅する中で、
イサセリはやがてキビ族・イズモ族も絡んだ争乱と、
父である大王との確執に引き裂かれていく。
弱き王子は、何を選ぶのか――。
やがて「桃太郎」と呼ばれる伝承の、遠い源流。
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古事記や日本書紀、弥生時代の資料と睨めっこしながら、
「桃太郎伝承」の裏側にはこんな旅があったんじ
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