雪村灯里

ある日··· 突然、 宇宙から隕石が降ってきた。 ···いや、それは隕石ではなかった。 それは、デッカイ卵だった。

田舎の商店街で、骨董屋を営む青年・天野人成。 幼馴染の音瀬いろは、親友の上島昭二。 変わらない日常は、今日も静かに過ぎていく――はずだった。 同じ会話、同じ風景、同じ音。 それ…

未来のお話です。 ショートショートの都合上これ以上言えないんだ。ネタバレになる ハピエンだと思ったそこの君。甘い考えは捨てろ。 短編集から一つだけクオリティが違うと思ったので出…

月から飛来した隕石と共に現れた異星人「モア」は、人間に擬態し、静かに侵食を始めていた。 月面調査から帰還する宇宙船の中で、ただ一人“異変”に気づく操縦士。しかし、彼の警告は次第に…

旧世界で私は「悪役令嬢」として処刑された――罪もないのに、嫉妬と陰謀に塗れた女の手によって。 王太子も、名誉も、未来もすべて奪われ、絶望の中で世界は白く弾けた。 目を覚ますと、…

小説が書けない母から想像した、『未知なるもの』を想像出来ない創作論エッセイです。 なお母からは「好きに書け！」と許可貰いました。

　『死神の存在を利用して、殺人を行おうとしている奴がいるかもしれない』 　船橋修司は、そんな懸念を胸に「一つの村」の中での調査を開始することになる。 　修司には、幼い頃からの…

自殺を覚悟した青年・桜々の日課は、夜景に"奇跡"を期待すること。そんな彼は、突然ある女性に"奇跡"を期待されてしまう。彼の必死な行動は、自分に"奇跡"を起こすことに。やがて、その…

小説を書き始めた。サイトに投稿し始めた。執筆友達もできた。創作活動楽しい！……でもランキングとか、人気作品にはほど遠い……。正直、もっと読んでもらえたら嬉しいなぁ……。 そんな時…

注意） このエッセイは、決して“筆を折れという内容ではございません”。 また、総合ランキングにもランクインしたことのない雑魚の戯言です。 予めご了承ください。 追記） 私はカク…

某SNSに突然、「AI生成小説で1日に38作品更新した作家の作品がランキング1位になっている」との投稿が駆け巡った。 それについて思う事を色々と。

「あー。頭で考えていたストーリーやアイデアが、ポンと小説の形で出力される。そんな夢のような機械が出来たらいいのになぁ」というのは、物書きならば一度は抱く願いでしょう。そして現代！…

バブルの時代。 3人の子どもたちの子育てに追われていた。 忙しくも、幸せな日々を過ごし、子どもたちは独立。 老いた夫婦の日常の一コマを ある主婦の視点から描いた短編。 カクヨム…

その狩りは突如として始まった。野火が枯れ山を一気に焼き尽くすかのような勢いで。しかし、引火すれば、則ち、それはこの世の終わりでもある。 短編の名手と謳われた青山翠雲氏がジャスト…

アラサーOLと半同棲彼氏の何気ない日常の１コマ

色を手放した世界の片隅で、僕は巨人の女に拾われた。 蝶々の舞うレモンツリー。そこが僕の新しい家になった。 ・月間ランキング1位 (2025.10.15付) ありがとうございます…

高校2年生の佐山太一は、クラスのお調子者だが恋愛経験ゼロの童貞男子。迫りくる4泊5日の修学旅行で、学年一の美少女と呼び声高い、小鳥遊真夏の裸を一目見ることを決意する。 悪友の二…

昼間はごく普通の献血ルーム。 けれど夜になると、そこは『選ばれた人』だけが訪れる秘密の場所に変わる。 迎えてくれるのは、小悪魔的で勝気なヴァンパイア看護師・キキ。 角や羽でからか…

「カクヨム短歌賞1首部門」応募作品です。 ６月６日。 誰かが生まれ、 梅雨入りし、 太陽が空の双子に位置していた。 あるいは、 薔薇の見頃と本格的な猛暑の訪れ。

夏の名残が揺れる9月の午後。 高校一年生の僕は、三年生の先輩にひそかに恋心を抱いている。 差し出されるひとくちのアイスに、胸がきゅっと疼く―― 届かぬ想いと、淡く溶ける甘さが混ざ…

巷にはこんな創作論が溢れています。 「こうこうこうすれば君も小説家になれるよ」 果たして本当にそうなのでしょうか。 そんなの片っ端から試したけど全然小説家になれないんだが？ それ…

『ノイズ』にいただく、応援コメント。 それをお返ししていたら、ムズムズしたので、続きを書いてみました👀✏️♪

最近買った新車。 休日のお買い物。 旦那の運転は快適だ♪ 「あれ？」 「どした？」 「目こすったら、コンタクト外れた」 カクヨムコンテスト11短編参加作品 カクヨムネクスト賞

【全10話＋α、各話約1000文字＋α】 高校を中退した雄大(16)は、従妹の毒舌幼女・千鶴(6)のお迎え係。 「じかんも守れない男は最低だね？」 「その口なんとかしろよ」 「…

＊「1分で読める創作小説2025」への応募作品です。

　パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。 　だが、全くの無名。 　彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。 …

KAC2025の4、お題は出だし縛り、“あの夢を見たのはこれで九回目だった”で書いた作品です。 嫌な部長と身体が入れ替わる夢を見た京香、後一回見たら夢が現実になるという都市伝説…

カクヨム短歌賞1首部門応募作品集です。 些細な日常のきれはしを、どこか懐かし愛おしい想いで短歌にのせてまとめました。 少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。 解説がついていま…

静けさを感じる度に、ふと思う。

ぼくのおじさんはチンピラ。 いつも自由にフラフラと生きている。 将来、ぼくもおじさんみたいな、 チンピラになりたい。 隣乃となり様自主企画 『オム・ファタール=人を魅了し、破滅に…

冬のある日から「君」は年上彼女と同棲を始める。 ある時は彼女、ある時は上司、ある時はサキュバスに？ 彼女はツンデレだけど、なんだかデレが多くて──？ 「ふふっ。襲いたい？　それ…

仕事に疲れ、推しに癒され、惣菜売り場に一喜一憂する社畜OLの１日を10首の短歌にまとめました。夜の地獄、朝の絶望、昼の珍獣会議…それでも小さな幸せで生きていく。共感とユーモアが入…

「創作しない」をメインテーマに、志草ねなが書くエッセイ。 創作しないほうがいい時、創作しないジャンル、結局書かなかった話、など。

生成AIにアイデアを出してもらうことについて私が思うこと……。 ※これを読んでブロックしたいと思ったならばそうしてください。私は生成AIを使いイラストや文章を出力している人を創…

「音羽（おとは）」という名を持つ少女は、もう長い間、声を失っている。 心因性失声症――それは、心が傷つきすぎて、声が出なくなる病。 学校でも、家でも、誰も本当の痛みに、見て見ぬふ…

折角なのでカクヨム短歌賞【ナツガタリ'25】 1首部門にも応募してみました。 【カクヨム短歌塾】にもチャレンジしてみました。

気弱な青年：甘粕通のところにメリーさんがやってきた。しかし、メリーさんは、この後どうすればいいのかわからないという…

※『第4回「G'sこえけん」音声化短編コンテスト　ボイスドラマ部門』への投稿作品です。 主人公ハルカと、幼なじみユウタの会話劇です♪

ナツガタリ25、短歌1首部門参加作品です。 10首連作やるのでもうこっちもやっちゃえ！ 1話につき1首。 一言載せます。 夏がテーマ。たくさんの夏を味わってください！ 更新…

前世は社畜として。 今世はえろ勇者として？！ 前世、社畜として働いていた亜紀拓真。 彼は悩んでいた｡ 30になるのに童貞のままでいいのかと。 彼女に告白しなくてもいいのかと。 …

VRMMOやFPSが主流な中、１つのゲームがシェアを伸ばし始めていた。そのゲームの名はQ 　buddy　正式名称は「クイズバディ」２人一組となってクイズを解いて競うと言うものだ。…

カクヨムコン10　短編賞受賞しました！！ 崖っぷち男爵令嬢、オリザ。 お金持ちが集まる舞踏会でいい男をゲットするのが、今夜のミッションだった。 会場の外から中を覗いていたら、…

私の作る世界をご覧下さい

夏休み前の終業式の日、オカルト研究会に所属する新庄駲（しんじょう　しゅう）は学年主任兼部活動主任である高山先生から放課後に職員室に来るよう呼び出された。 その理由は、まともに活動…

『あなたにもう一度恋をする』 記憶を失っても、心は覚えている—— 学校一のイケメン・天宮陸への想い。 幽霊となった日向が再び彼の前に現れたとき、 記憶のない彼女が告げたのは真っ直…

誰にも届かないはずの声が、 たった一言で、心の奥に灯をともした――。 声を嘲られ、否定され、愛を知らずに生きてきた僕。 言葉を失い、生きることさえ諦めかけていた。 それでも、…

1首書き まさかの10首書けたから 10首連作応募してみた

「主人公にこの帽子被せたいんだけど、名前なんだっけ!?」 「異世界ファンタジーあるあるのあの建物なんだっけ!?」 これはそんな物書きの、物の名前を知るために四苦八苦するエッセイ…