概要
ねえ、『わたしたち』を殺したのは、一体だあれ?
どうして、こんな目に遭わなければならないんだろう。ただ、本を一冊買っただけなのに。
高校二年生の宮原信吾は、学校の帰り道で一冊の文庫本を購入した。それは実在する未解決事件をベースにした小説で、なんとなく興味を惹かれただけだった。
だが、悪夢はそこから始まった。
「ねえ、君も推理小説が好きなの?」
店から出た直後、「ルリコ」と名乗る女から声をかけられ、謎解きなどに興味があるのか、どうしてその本を手に取ろうと思ったのかと問い詰められることになる。
侵食されていく日常。次第に見えてくる過去の未解決事件の全貌。
十三年前、「朽寄村」なる廃村で起こった一家惨殺事件。父:岳人、母:佑佳、姉:芽衣子、叔父:才蔵の四人が殺害される中、行方不明になったという長男の七塚信吾。彼が生きてい
高校二年生の宮原信吾は、学校の帰り道で一冊の文庫本を購入した。それは実在する未解決事件をベースにした小説で、なんとなく興味を惹かれただけだった。
だが、悪夢はそこから始まった。
「ねえ、君も推理小説が好きなの?」
店から出た直後、「ルリコ」と名乗る女から声をかけられ、謎解きなどに興味があるのか、どうしてその本を手に取ろうと思ったのかと問い詰められることになる。
侵食されていく日常。次第に見えてくる過去の未解決事件の全貌。
十三年前、「朽寄村」なる廃村で起こった一家惨殺事件。父:岳人、母:佑佳、姉:芽衣子、叔父:才蔵の四人が殺害される中、行方不明になったという長男の七塚信吾。彼が生きてい
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!魅力的な謎と伏線がたくさんあって、ミステリーの面白さが詰まってます!
冒頭から気になる謎が提示され、物語に引き込まれました。
まず、一話目で、主人公の信吾の親友である伸男がある謎解きをさせようとしてきます。それは以下のようなものです。
ある田舎の村に住んでいる夫婦が営んでいるトマト畑の前に一輪の花が毎日置かれるようになった。奇妙なことにその花は花びらを一枚だけ残してそれ以外はぜんぶむしられていたという。
この謎はいわくつきのもので、解いたら人が死ぬことになるという話があるとか。
実際に飛び降り自殺した人がいるらしい。
さて、そんな話をした伸男だが、彼はある日、趣味の心霊スポット巡りに行ったきり、帰ってこなくなるという事件が起きる。
彼は一…続きを読む