概要
ごく普通の会社員だった舞は、晃を止めようとして恐ろしい事件に関わっていく……。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!真実を追ったはずなのに……気付けば自分の常識が揺らいでいた衝撃作⚡
冒頭の「テレビに映った中学時代の彼氏の姿」という一文から、一気に物語へ引き込まれました📺✨
ニュースで見たはずの事件が翌日には跡形もなく消えている状況に、主人公と一緒になって「いったい何が起きているんだろう」と考えながら読み進めることになります🔍💭
本作の魅力は、主人公の視点を通して読者の認識まで巧みに誘導していく構成にあると思います🧩✨
読んでいるうちに自然と主人公を信じてしまい、隠蔽や陰謀の可能性まで疑いたくなってしまいます🏛️⚠️
しかし物語が進むにつれて小さな違和感が積み重なり、それがラストで見事につながった瞬間は思わず唸らされました😳✨
派手なトリックではなく、人の思い込…続きを読む - ★★★ Excellent!!!改めてタイトルを見返すと、「うわー……」と何とも言えない気持ちになる。
主人公の会社員・大杉舞は、中学時代の元彼・柴田晃がテレビに映っているのを目にする。なんとその画面には「こちらが、逃走中の強盗の映像です」と放映されていた――!
前編で植え付けられた読者の思い込みが、後編で一気に覆され回収される快感。ミステリのツボを捉えた、あっと驚く素敵な作品になっています。
また、意味深なタイトルが非常に秀逸です。読み終わったらきっとあなたも「このタイトルしかないな……」と思わされることでしょう。
短い文字数で華麗に展開をひっくり返す手腕は流石の一言。文章もいつものことながら読みやすく、実に志草さまらしい小説に仕上がっています。
是非お読みください……! - ★★★ Excellent!!!元彼が強盗犯!? 消えたニュースを追いかけて——
もし、自分の元恋人が逃走中の強盗犯としてニュースに映っていたら――。
しかも翌朝、その事件がきれいさっぱり消えていたら?
ごく普通の会社員・舞がテレビで目にしたのは、中学時代に付き合っていた晃の姿。
ところが翌朝になると、その事件のニュースはどこにも見当たりません・・。
消された事件。姿を変えた元彼。権力による隠蔽の気配。
そして舞の推理は勢い満点。行動力も満点。
謎を追う展開にはサスペンスらしい緊張感がありつつ、舞の勢いある推理にはどこか危なっかしさもあって、先が気になって止まりません。
消えた事件の真相とは何なのか。
舞だけが知る「私だけの事件」を、ぜひ最後まで一緒に追ってみてく…続きを読む - ★★★ Excellent!!!……でも、出版はできたんだねえ……。
人間は、「見たいもの」しか見ない特質ある生き物である。
だから、こと他人を巻き込むような判断を下すときは『タテ・ヨコ・算数』でものを見ろ。
……学校の先生からはそんなことを習いました。
ようは、思い込みだけで行動せずに数字を見て確証を得てから色々やりなさいと。
こう言うことだと思う。
言うは易しだがこれが結構難しい。数字を見るなんて言ったってやり方がわからない者だから。
だから人間は安易な方向に流れていく。つまり見たいものしか見ないし、信じたいことしか信じないし、思い込みだけで行動した結果、他人から距離を置かれるのだ。
マクラが長くなりましたが、
物語の主人公は、疲れて酔ってて意…続きを読む - ★★★ Excellent!!!私が……、私が助けなくては
中学の時の彼氏が強盗をしたのち逃走している
今では途切れた関係
それでも
「私が助けなくては」
そんな気持ちが行動を支配する
事件を隠すかのように報道は消え
何か見えない力が働いている気がする
「私が助けなくては」
誰か事件を知っている人はいないのか
「私が助けなくては」
彼の父親はたしか……
「私が助けなくては」
これ以上罪を重ねさせてはいけない
「私が助けなくては」
「私が助けなくては」
中学時代の彼氏に関するニュースを見たことから始まるミステリー短編です。
多くは語れませんが、短編でありながらもきちんとミステリーのかけらが散りばめられています。
読み終え…続きを読む