島本 葉

　ばあちゃんの作った桜餅を、僕はがぶりと頬張る。 　あんこと餅米の味が口の中に広がった。 　三月三日、ひな祭り。

もう恋なんてしない。 そう誓っていたのに、忘れられない人が出来てしまった。 その彼女とまさかの再会をした俺は…… 諒……店舗デザイナー、デザイン事務所勤務 碧衣 ……パ…

【KAC20251】ひなまつり

KAC20252 お題「あこがれ」 魔法のiらんどショートストーリー 「好きな人の好きな人」

３月３日の桃の節句に、八体のひな人形たちが、自らのプライドをかけてガチレースを行います。 皆さんも、誰が優勝するか予想しながら、読んでみてください。

KAC2025 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2025～ 第1回 お題「ひなまつり」 900文字の短編です。 ※読んでくださる方へ 温かな話を試みましたが、…

【KAC20251】参加作品。お題は『ひなまつり』。千鶴はひな祭りの時期、母親の実家に帰省し、不思議な体験をすることになる。

五人囃子をクビになってしまった謡の話。

控え室は少し慌ただしい。人生で一番綺麗に飾ってもらいながら思い出すのは、ひなまつりの度に駄々をこねる父の姿だった。 【KAC2025参加作品①「ひなまつり」】

彼氏との結婚を夢見る日奈子は「雛人形を片付けるのが遅れると婚期が遅れる」という迷信を気にして焦り、ひなまつり当日中に雛人形を片付けようとする。 すると＜嫌じゃ嫌じゃ＞と突然頭の中…

日本の伝統行事「ひな祭り」には、まさかのあの人物も大きく関係していた？

KAC2025 第一回参加作品です。

社会人の私が、昔を思い出しながら、町を歩く話です。人形の町を。

母・遠藤明子は、娘・柚葉の為に、早くから雛人形の飾りつけを行っていた。帰宅した柚葉は、母と共に仲睦まじく、ひな祭りの訪れを待ち遠しく思う。だが、ある一言で、状況は一変。二人は理性…

暗い闇の中で、俺は周囲を見回す。 そこには俺と同じように暗い目をした者たちがいた。 KAC20251　ひなまつり に参加した作品です。

僕は気が付くと闇の中のベンチに座っていた。死んだようだ。そこに、君が現れた。 2025/3/6 改稿しました。

　高校の卒業式。大谷くんの隣には私ではなく、佐々山さんがいる——。 　桜の樹の下で、同じクラスの人たちと楽しそうに写真を撮る姿を、私は少し離れた場所から、眺めていることしかでき…

KAC20251に参加 お題1「ひなまつり」 日が沈むまでの僅かな時間にだけ見られる景色。 二人の時間。 そんな二人を照らす夕日。 これは そんな話。

２０２５年３月３日（水）兵庫県議会で百条委員会が９ヶ月かけて調べてきたことの最終報告をしました。 その内容はあまりにもひどいと言わざるを得ません。 兵庫県民としてさすがに一言言…

雛人形の想い出。 ５分で読めるエッセイです。 よろしくね！ KAC参加作品です。 皆勤賞目指すします( *´艸｀)

KAC2025 お題『ひなまつり』

KAC2025に参加したいのと、最近短いのを書きにくいのでリハビリ的に書きました。たぶんホラーです。

ひなまつりが終わって、私とママは雛人形を片付けた。でもパパは、私とママの目を盗んで雛人形を押し入れから取り出そうとして――。 「――朔くん、何してるの？」 ママの雷がパパに落…

俳句・季節の二十句

仄暗い思い。そして、憧れ。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ ▶お題「ひなまつり」 https://kakuyomu.jp/info/entry/9thanniv_KAC20…

小学二年生の夏休み。家族で田舎に帰省した。そこで毎年一緒に遊んでいたアツシ君。 この作品はフィクションであり実在の人物団体等とは関係ありません

とある場所で3月3日に行われる祭り。その一部始終。

【KAC20251】お題「ひなまつり」 久城颯は小学6年生。 教室の中ではいつも浮いてる存在だった。 そんな時、転校生が。 その転校生との出会いで僕の心は明るく変わっていく。 …

今日はひなまつりだったのか。

艶やかな白金の髪、春の海のような瞳。 美しいお姉さまは、だけど、ひとりでは生きていけない。 大丈夫、ね、大丈夫。 わたしがついているから。 安心して。

人の世に蔓延る怪異や呪物を集める蒐集鬼に仕える女が今回蒐集を命じられたのは、三月の特級呪物――呪われた雛飾りだった。 KAC2025、1つめのお題「ひなまつり」に寄せて。 ◆各…

定年退職の日、加藤はひとりだった。現れた新入社員の関谷。関谷は晩飯を奢ってくれると言う。

もう十七歳には戻れない。だけどあの頃と何が違うのだろう。 魔法のiらんど25年間の感謝を込めて「ありがとう またね、大好き」ショートストーリーコンテスト参加作品。

とある春休みの午前零時。日本中の学生のメッセージアプリに突然、見知らぬ人の写真やトークが表示された。僅か十分で収束したそれを人々がサイバー攻撃だとか超常現象だとか嘘か本当か判別不…

弱くたって臆病だって、大切な人がいれば誰だってヒーローになれるから――。 ＊クロノヒョウさん主催、第63回目お題企画参加作品＊ ・お題『変身洗濯機』 ・2000文字以内で完結す…

最悪な日にコインランドリーから転移の魔女が現れる話です。 この作品は以下の自主企画に参加しています。 【第63回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画】 https://ka…

魔法のiらんどコンテスト 「一夜の過ち」

レッドの変身ベルトにまつわる事件から、壮大な戦いの火蓋が切られる。 その結末とは！！ クロノヒョウさんの企画 第63回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画 https://…

彼女の浮気に意気消沈な兄は禁断の……。 ＊柴田　恭太朗　さんの自主企画 【三題噺 #86】 お題：「ベランダ」「最悪」「キャベツ」 用に書きました。

寝る前にうどんを食べたくなってしまった私は、冷蔵庫の野菜室を開けた。 それから片手鍋に水を入れて―― 勢いだけで書きました。 キャベツうどんを作って食べるだけです。 http…

会社のエントランスホールでフラれた。 他に好きな人ができたんだって。 泣きたいのは私のほうなのに。 彼の苦しそうな、泣きそうな表情が、痛い。

給湯室、お茶代が集められている缶、誰もいない。俺は缶に手を伸ばす。

「おおかみこどもの雨と雪」を折に触れて観直したくなるのです。 １０歳のころの息子たちを思い出す。 ５分で読めるエッセイです。 隙間時間にどうぞ。

お題でカクコン挑戦企画⑥ お題「理想の一日」 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093092629321894

娘が成人した。娘にはずっと言っていない秘密がある。それを言おうと毎日悩んでいる。

創作という行為の是非について自分なりに考えたこと。 考察を踏まえて、魅力を伝えたいということ。 その様子は、まるで鬼が人間を誘っているようであった。

死んだ昔の恋人の墓参りに行く話です。

　星が煌めき天蓋瞬く……。 　

お題でカクコン挑戦企画④ お題「曇り空とマスカルポーネ」 https://kakuyomu.jp/user_events/16818093091659682641 ＊この物語は…

毎日の仕事に疲れていた私はふと立ち寄った書店で、背の高い女性店員に棚の一番上に差さっていた文庫本を取ってもらう。些細なことから始まった、私と彼女との交流の行方は…… ・この作品は…