※読み合い企画からのレビューです
占星術の館の館主である主人公・リブラに国王から下されたのは、SSS級ダンジョンの攻略指令
騎士団の副団長に舐められたり、旧知の仲である魔導師団の団長に甘やかされたりしながら、彼らはダンジョンを踏破していく──というあらすじの本作品は、正統派でクオリティの高いハイファンタジーだ
往年の名作であるスレイヤーズを彷彿とさせるような読みやすさで、かつ魔法や魔術といったファンタジーお馴染みの単語の作中内設定を上手く物語に組み込み、読者に違和感なく理解させる手腕はお見事と言う他ない
キャラクターの個性も、いっそ過剰と思えるほどに爆発しており、込み入った場面でも誰が話しているか一発でわかる
また、決めるべきところは決めてくれる主人公のおかげで、読後の爽快感もまた図抜けている
どこを取っても面白いところしかない本作品、是非手に取ってみてほしい
最新話まで拝読してのレビューです。
とにかく読みやすく、かつ飽きさせない。大きな特徴です。
作者さんの個性が詰まった本当に素晴らしい作品に仕上がっています。
他の方も書いているように、高い文章力、構成力、キャラの見せ方等々、随所に魅力が詰まっていて、これぞまさしく王道エンタメファンタジーの代表と言っても過言ではないでしょう。
一話辺りの文字数も3500前後程度なので、読んでいたらいつの間にか終わっていた、となります。
手始めにオープニングに触れてみてください。
程よい疾走感、文章が映像になって浮かんできます。
視覚を刺激する文章ってそうそう見かけないんですよね。
それができたらまあプロ作家になっているはずなのですから。
ファンタジーに絶対必要な要素、戦闘シーンにも抜かりなどありません。
冗長部分を極力抑え、それでいて分かりにくい部分もなく、爽快感もたっぷりです。
特異なキャラが多く、まだまだ謎が詰まっています。
現時点で最新話は31話です。すぐに追いつけます。
この機会にぜひ手に取ってください。お薦めします!
ヴィルゴ魔導占星術の館の主、リブラ。
一見頼りなくてヘラヘラ笑っている青年が主人公のこの物語、彼を取り巻く人々の濃いさに目が行きがちですが、緻密に組み立てられた物語構成と、緩急をつけた見事な展開に唸ってばかり。
そう、毎話、毎話、楽しい!
作者様に、楽しまされている!
長編を読んでいれば、必ず展開の緩む部分でサラッと読めちゃう部分ってないですか?
この物語にはそれがない。
毎話、毎話、笑ったり、ツッコんだり、胸に迫ったり、興奮したり、手に汗握ったり、涙したり……。
そして、うわ〜っ、やられた〜っ!!
…と、ものすごい爽快感を感じて、楽しくて楽しくて!!
作者様がこの物語に込めた熱い想いと愛を感じます。
これぞ、超エンターテイメント!
ファンタジーが好きな人、いえ、興味のない人にも。
こんなエンターテイメントファンタジーがあるんですよっ!と声を大きくして言いたい!
きっと驚きますよ!?
オススメ致します!
第一章までのレビューとなります。
オープニングから早速魅せてくれます。
脳裏を稲妻走るイメージ展開。
知らぬ間にコメディ達者の福山ワールドに浸っては、気づけば時間を忘れる没入感を覚えます。
キャスト全員ガチで1本書く勢いのキャラの濃さ。
圧倒的な戦力差に挑み続ける壮絶なバトルシーン。
流麗たる美文に魅了され加速していくストーリー。
黒衣の大賢者様とは一体誰なのか?
無属性魔法に秘められた真実とは?
隠された魔術の存在を紐解くとき、深淵の力が解放される。
エンタメ重視のコメディと迫力満点のシリアス。
これらを見事にブレンドした圧巻の異世界ファンタジー。
これは必見です。
サービス精神!!
まさに、このお話はそれに尽きるのです!
読み手をいかに楽しませるか。
エンターテイメント性が高く、笑かしたかと思えば、とても人間味溢れるシーンがあったりと、とにかく読んでいる人を楽しませようという創意工夫があちこちにある。
同じ書き手として、
「すごいなぁ」
と思わずにはいられないのです。
書きたいことを書きたいように書くだけなら誰にでもできる。
そうではなく、自分も楽しみながら、読んでくれる読者を思い、書いている。
それが強く伝わってくる。
そしてお話は、面白い!
みんなの人気者(?)お変態( ;∀;)が織り成す冒険活劇。
是非、楽しんでいただきたい。
お勧め!∠( `°∀°)/
この物語は、書籍化すべきだ!
そう私は思いました。
作者様の表現力は多彩にして多才、そしてユーモアに溢れており、とても楽しんで読み進めることができました。
カクヨム内で読むだけでは勿体ないです。
主人公のリブラは一見頼りなさげですが、ここぞというところではかっこよく決めるナイスな男です。
ヴィルゴ魔導占星術の館の主であるリブラをとりまく環境は騒がしく賑やかでおかしな客の依頼が次々と舞い込んできますが、対応する彼の反応がまた面白い!
よく嘆き叫んでます(笑)
そして主人公以外でも個性的な人物が多く描かれており物語を深く面白くしています。
個人的にはフィオナさんとメルダ嬢がお気に入りです(笑)
まだの方は、是非読んでみてください!面白いです!
王道ファンタジー的なタイトル、シンプルでいて力強いキャッチコピー……実際、情景が鮮明に浮かんでくる文章力は、秀逸の一言!
その上で内容は、コミカルさを交えて魅力的なキャラクターが溢れるように登場する、賑やかで取っ付きやすい物語。上述しているように文章力も秀逸なので、スラスラと読み進められるのも、推しポイントの一つですね……!
大きな見所としてプッシュしたいのは、「バトルファンタジー」としての面。多様な魔物との戦いに、それぞれ全く手を抜かず、躍動感のある描写をしてくれるのが……また、爽快感があって心地いいです……!
ちなみに、個人的には食事シーンも注目ポイント。凝っていて、絶対に気合入ってる、間違いない……と伝わってきます。お腹が空きました。ダンジョンでも冒険中でも、おいしいもの食べたいですね……!
王道的な面白さ、コミカルでいて「やる時はやる!」キャラクター達……一緒に冒険している感覚にすら浸れる文章力。是非ともオススメさせてください!
とっても楽しいです!
まず、何より印象的だったのは圧倒的な迫力を放つバトルシーン。想像を超える勢いがあり、テンポを崩さず進む描写から、音や情景が鮮明に頭に浮かんできました。その場に立ち会っているようで、グッと力を込めて応援してしまいました。
さらに、激しいバトルとの対比として描かれる静けさ。
その美しい情景と静けさの中の空気感がそうさせるのか、それぞれの想いや考えが、心にスッと入り込んできました。この包まれるような心地よさ、ボクはとても好きです。
加えて、妹のカリーナちゃん、可愛さが溢れまくってまして、ニマニマしてしまいます。そして、フィオナさんが見せるギャップ。もぉ最高です!
キャラが生き生きしてて、コミカルな要素もふんだんに散りばめられているため、楽しく一気に読めます。
このお話を通して心が大きく揺さぶられる体験ができました。みなさんにもこの「静と動、そして笑」のコントラストを楽しんでほしいです。是非、お読みいただき、その魅力を味わってみてください!
高名な魔術師の家系の跡継ぎであるリブラ。
今は占い師として生計を立ているが、先祖と王家との盟約でダンジョン探索に赴くことになり――。
一般的なダンジョン探索とは規模も人数も違うその様子が臨場感あふれていていて素晴らしいです。
そしてその中で、反目しあっていた者との交流等のほんわかした流れから、激戦へと突入。
その戦闘の厳しさの描写がまたすごい。
圧倒的ともいえる絶望的な戦いに挑む騎士や魔術師の悲壮な覚悟が伝わってきます。
そして最後には――あとは本作をお読みください。
全体として非常に読みやすく、それでいながらテンポの良い文章で描かれていて、とても楽しい時間をお約束できると思います。
魔力を含んだ風の匂いがするような、素晴らしい魔法の世界観!
美しい詠唱の詞。そしてブラコンの妹。天使。
唸りを上げるダンジョンのモンスター。そして甘やかし系オラオラ美女。癒し。
試練に次ぐ試練。熱愛ヤンデレ危険思想乙女。。。。
いや!
クセ強属性多いな😂✨
しかしですね、兎に角どのキャラも魅力的で、イキイキとこの世界で自立して動き回っているのですよ!
男達の絆は熱く強く胸を打ち、魔道士達の言霊は美麗かつ繊細。
大迫力の戦闘シーンはこれでもかと言わんばかりにダイナミックでいて、情景がありありと浮かんできます!
王国の精鋭を集め下された勅命のクエスト。
順風満帆かと思いきや、迫りくる難題は苛烈を極め、その難易度は手に汗握り、息を呑みます。
大好きなキャラがもしかして……
そんな不安があなたの胸も押しつぶすかもしれません。
そんな過酷なクエストに王の御指名で加わったのは、若輩館主と揶揄される、ヘラヘラと頼り無さ気な主人公。
如何にして主人公は主人公たる振る舞いを成し得るのか?
それを見届けることこそが、あなたの使命だ。
伝説の幕開けを、とくとご覧あれ…!