柏木椎菜

知り合いに紹介していただいた方から聞いた話です。カクヨムが初出の話です。手順についてはかなり突っ込んで訊ねましたが、本当に忘れてしまったらしく、ほとんど聞くことが出来ませんでした…

　目が覚めたら、世界が『薔薇色』になっていた。 　これは間違いなく、盛られてしまったに違いない。『惚れ薬』という奴を。 　紅子、白乃、黄美。どの子もとっても魅力的だ。まさにエン…

いつも通る道には、カラスが異常に集まる場所があった。そこに何があるのか？　だた、それを知りたかった。

お題で執筆!! 短編創作フェスに参戦してみます。 薔薇色って、いろいろ思い浮かぶようで話にまとめようとすると難しいものです。 　 ショートストーリィです。

ズズイシツ→ ズさんでズイぶんなシツの内容の文。

ある少年の話。 毎朝、登校して教室に入ると。 俺の机に赤い薔薇の花が置かれているんだ……！

カクヨムコンテスト【短編】ホラー短編

男は幼い頃から、視界に入った光景に潜む『悪意』の味が分かる。 そして舌に痛みが走るほどの『悪意』を自宅近くの公園で感じた。 （人の生活圏でこんな迷惑極まりない『悪意』をばら撒き…

秋になるとバラが咲き乱れる庭。 そこに咲き乱れるのは、彼女のやり場のない想いなのかもしれない。

カクヨムコンテスト【短編】ホラー短編

事故に遭い、植物状態から目覚めた“おれ”と、介護者の“女”のやりとり。

　私は貧乏神だ。お気に入りの『アスミ』の家へ向け、現在は帰宅途中。 　小銭をドブに落とさせたり、家電を故障させたり、そうやって家計を圧迫させていくのが私の持つ力。アスミのお小遣い…

安普請で暮らす中で隣人の音がまったく聞こえない話

　あるマンションに住む主人公は夜中に聞こえてくる向かいの住人の話し声に悩まされていた。 　次第に狂っていく主人公がクレームを入れにインターホンを鳴らすと……

最終バスを乗り過ごし、私は終点に着いてしまった。 道路を歩き、私はホラースポットで有名なトンネルを発見した。 私はトンネルの先を進むことにした。 お題で執筆!! 短編創作フェス…

カクヨムコンテスト10【短編】の企画、「お題で執筆!! 短編創作フェス」のために執筆した作品になります。 お題は……【帰る】 東雲はお花畑なポジティブなお話しか書けないんだろ…

　クラスのみんなはそれぞれの方法で家へと帰っていく。なんかすごく当たり前のことを言っているみたいだけど、これが重要なことだから仕方ない。たとえば親が迎えに来ている里中くんや山田さ…

俺の友だちのマンションに幽霊が出るらしい。でも、それが、足しか見えないんだってさ。 たぶんちっちゃい女の子で、棚の向こうで一生懸命つま先立ちして、こっちを覗いてるんだって。 多…

666文字の短編ホラー ※他サイトにも掲載しています。

公式のお題「つま先」を消化したくて書きました。

　彼女は背が高い。僕よりもずっと。背の高い彼女と背の低い僕のふたりが並ぶ姿は、周囲から見ると奇妙に映るかもしれない。いや、今は多様性の時代なんて言われているから、意外と容認してく…

プレイ人口最多のカードゲーム、カード・オブ・カオスのナンバーワンプレイヤー、エンペラーの称号を与えられた俺は命がけのカードゲームに挑むことになったが、記憶喪失のためかカードのルー…

冷蔵庫の幽霊のせいで眠れないと相談を受けた主人公は、実物を見にいく。

売れない劇団員をしながらアルバイトで毎日食いつないでいた俺は、バイト先で小学校時代の同級生である三上と再会した。相変わらず明るく、少し抜けているところのある三上と俺はすぐに打ち解…

午前0時にインターホンが鳴った。モニターを見て、一瞬心臓が止まる。そこにいたのは、僕だった。

　私はツチノコ。ちょっとした暖を求め、山奥にある一軒の家へとお邪魔した。 　だが、すぐに人間に見つかってしまった。「ツ、ツチノコ？」と叫び声を上げ、その家の父親や母親、息子や娘、…

帰省中なので、帰省に関する話を書きたいなと思って書きました。

あまり接点のないクラスメイトの黒川に、付き合って下さいと言われた俺。『命令』されたからだという黒川は、俺の言うことをなんでも聞いて……。

男子高校生、彷徨衣孤独（さまよいこどく）と幼馴染みの女子高校生、猫村友子（ねこむらともこ）が巻き込まれたゾンビ感染ホラーです。 【コンテスト名】 カクヨムコンテスト10【短編】…

「偽教授宝玉杯」によせて書きました。モブが淡々と死にます。

三十代の主婦・ユキ子は、再婚した暴力夫に苦しめられていた。小学生の息子にも手を上げる夫に、我慢の限界。そんなある朝、子供たちが雪だるまを作ったという……。【お題で執筆!! 短編創…

友人の実話をモチーフに書いています。 先輩の話は大体本当です。

立場が逆転したとき、人間はどのような行為に及ぶのだろうか。

　俺たちは遭遇してしまった。『雪女』が人を殺してしまう場面に。 　「このことを誰にも言わないで。でないと、あなたたちの命はない」 　そう命じられ、ひたすら沈黙するつもりでいた。…

　クラスコンパで会計係を任されて、参加者から三千円ずつを集めた。 　千円札三枚を持ってくる者がほとんどだったけれど、そうして集めた千円札の中に一枚、不思議なお札が混ざっていた。 …

日照りが続く国である噂を耳にするものが増える。どうやら何処かに雨を降らす方法があるのだと。

※この小説はフィクションです。たとえば現実の何かを想起する何らかが出てきたとしても、実在の何かとはまったく関係ありませんし、真実などひとかけらもありません。嘘を愛してあげてくださ…

雪への漠然とした憧れがずっとあります。 ホラーです。

お題で執筆!!短編創作フェス投稿作品 テーマ『雪』

ひまわりの迷路で遊ぶ少女たちの背後にいる者の話です。 この作品は以下の自主企画に参加しています。 【お題でカクコン挑戦企画③】 https://kakuyomu.jp/use…

真っ黒な夜空から、それはやって来た。生きるため、それは飲んでは吐く。飲んでは吐く。それは某スーパーマーケットにあるショッピング・カートの形をしてきた。 ってなんでショッピング・…

連載が終わって寂しいので、何か書きたくなって書きました。

**年前に事故が起こった。

顔ダニに関する雑学です

物語は決して無くなりません。 貴方の脳から。 いつか迎えに行きます。

朝起きたら、リビングに父親の死体が。断片的に現れる景色。夢なのか現実なのかあやふやな世界で彼女は何を見るのだろうか。