深雪 了

縁には顔写真と名前と文字列が書かれた、履歴書のような紙が飾られている。

【KAC20235　筋肉】 筋肉って何？ そう聞いた私に、センセイったら何て答えたと思う？ もう、職業病よね。 まあ、そんなセンセイがほんとは大好きなんだけど。 ※注意 医学…

カクヨム文芸部公式自主企画 恋愛ショートストーリー　 「沼らせ男/沼らせ女」応募作品 沼らせ男。女性向き。 ポエムです。

元気が取り柄だった主人公の楓は、部活中に突然倒れ入院生活を余儀なくされる。その時担当医師となったのが‟カナタ先生”。日に日に弱っていく楓に対し先生は優しい嘘をついた。 《「５分…

本を好きになるきっかけは些細な事 人を好きになるきっかけは些細な事

《自主企画》 『クロノヒョウ』様の自主企画『第6回「1000文字以内でミッション全てクリアせよ」』に参加中です。詳細は以下URLにて。 https://kakuyomu.jp/…

ビタースイートな恋愛私小説。 数割は実体験です。

高校二年生の茅田葉月(かやた はづき)には、一歳年下の幼馴染の永山亜莉沙(ながやま ありさ)がいる。 葉月はいつものように、亜莉沙の部屋に訪れていた―― ＊「カクヨム文芸部公…

捨て猫にお菓子をあげることが日課の売れない小説家の話です。 ※この話は小説家になろう様でも掲載しております。

みーちゃんはおとなしい女の子です。 悲しくても辛くても怒っても傷ついても、ぜんぶの言葉を飲み込みます。 それが正しいことなのだと、ずっと信じていました。

長年目が見えなかった私は、その治療のため、しばらく入院することとなる。そこで出会った、名前も顔も知らない君の口から溢れた美しい景色に、私は一瞬で心を奪われてしまった。

高校二年生の綿谷羽花(わたや うか)は、友人の瀬戸紡(せと つむぐ)に特別な感情を抱いている。 そんな二人の、ある日の放課後の話。 ＊クロノヒョウさん主催の自主企画「第42回…

ピアニストの響子とショコラティエの匠。 それぞれ演奏会の前、バレンタインの前と、自分の仕事の中でも最も緊張し、かつ最も楽しい季節がやってきます。 しかし今年の二人は、何か大きな…

沢井花奈(さわい かな)は、絵を描くことが好きな高校一年生だ。 花奈は絵の中に、レイネという青い髪の少女を、長らく描き続けてきた。 終わりかけの春。花奈は、実在しないはずのレ…

ある理由から不眠に悩む私。縋る思いで呼んだ『添い寝屋』は、長い黒髪をもつ背の高い男だった。 （関西弁がおかしかったらすみません） 「私の誕生日プレゼント用の黒髪長髪男性を書いて…

　それは、禁断の愛の末におとずれた悲劇。 　 　花言葉に隠されたメッセージとは？

あなたが去ってから　一日が長くなった そしてすぐに　懐かしい冬の歌が聞こえてくる でも一番あなたを恋しく思うのは 秋の枯葉が落ち始める頃

神様であるコトノハは、今日も言葉の世界を旅する。それを見つめ続けることが自らの使命だと、そう思いながら―― ＊「カクヨムWeb小説短編賞(エンタメ短編小説部門)」への応募作品で…

恋人が大事な話があると言う。

少女レイシィは、物心ついたときから奴隷だった。過去も、今も、そして未来もずっと、そんな現実は変わらないと思っていた―― ＊惣山沙樹さん主催の自主企画「【お題企画】このセリフを入…

高校三年生、受験が控えている花言楓斗はある日『幽霊が出る』と噂の廃教会に訪れる。 しかしそこにいたのは一人の少女――楪宮古だった。 会うたびに惹かれていく少年と、ミステリアスな雰…

練炭も用意した。家具もほとんど処分した。あとはスマホの中身を全て消したら、行動に移すだけだ。そんな男の目に、検索履歴の中、読もうと思って放置していたＷｅｂ小説が目に入った。

中学二年生の有間来菜(ありま らいな)は、ある朝自分宛のラブレターを見つける。 でもそのラブレターには、差出人の名前がなかった。 彼女はクラスメイトの波川夕樹(なみかわ ゆう…

　これは遺書であり、告白文であります――。 　ある従者が綴った、主と従者の狂気の記憶。 　主と従者の性別は決めておりませんので、ご自由に想像していただければと思います。 　舞台…

　父の不倫により母と二人暮らしを余儀なくされた。美しい母は時にロマンス映画の主人公であり、時に英国のお姫様であり、そして時に森に住む美しき魔女であった______ 　これは半分だ…

こんにちは、そこの貴方。よかったら、私の好きな本を布教されてくださいませんか！ ＊まるっこさんの自主企画「あなたの『名刺代わりの好きな本5冊』教えてください」に寄せて書いた作品…

５分で読める短編恋愛小説です。

主人公の「私」はとあるカフェを訪れる。そこにいた店員の少女は間違いなく、彼女――四ノ宮譲葉(しのみや ゆずりは)の妹だった。 ＊惣山沙樹さん主催の自主企画「【お題企画】このセリ…

「私、いまから自殺しに行こうと思う」 恋人がそう言うから、特に予定もなかったし、付いて行くことにした。 ＊　＊　＊　＊　＊ 悲しいお話が好きな方。是非読んでみてください。

これは、家族との付き合い方に悩む、一人の女の子の物語

【KAC2022「推し活」参加作品】 運命の転換点と言うべき出来事を目の前にして、暗がりの中、女は立ち竦んだ。 推しの美しい男と女の物語。 ※この作品はフィクションであり、法律…

2017年8月。一人の死刑囚の刑が執行された。宿角玲那（すくすみれいな）。享年、二十六歳と十ヶ月。 彼女が犯した罪は、殺人および殺人未遂。最終的に四人を殺し三人に重傷を負わせた…

居酒屋でアルバイトを始めた大学2年生の私は、たまたま客として来た高校時代の先生とばったり再会した。あの日と変わらぬタバコの香り。それは初恋の香りであり、燻る恋心の副産物だった。

獄中の男に私は問う。 「最後の晩餐は何が良いか？」と。 男はただ項垂れて「コーヒー」とだけ呟いた。

17歳の「私」は3つの死と出会う。 自殺、老衰、戦争。 強い強い死の魅力に対し、「私」はある考えを生み出していく。 「私」が死なないための小説であり、その為だけに書いたもの。 …

花火の意味を知った時、私は兄に対するとある想いを手放す決意をする。数年ぶりに見る花火に、私は何を想い、そして何を手放すのか。 ※本作は実話を元にした夏の物語です。

十月に入り、大分涼しい日が増えた。 本格的な秋の到来である。 私は、ある青年に会うために、歩みを進めていた。 そこで私は、青年の狂気を垣間見ることとなる。 殺人を犯した青年と、精…

「私」と少年は、重い病気を抱えていた。孤独に震える私は、無理だと分かっていても彼にすがりつく。……すがりつく、しかなかった。 ──私を置いていかないで、と。 ──私より先に死なな…

私は君を殺したい。命の儚さ、その残響を聞かせてほしい。人は最期ぐらい美しくなれるの？それを私に見せてほしい。

無機質な電車内、たった一つの電車広告の映像。 その映像が終わるまでに、きっと… 《nolaノベルにも投稿してます》

海崎美夏（24）は、最愛の彼氏を亡くしてしまった。そんな彼女は、彼との思い出を追うためにとあるアプリを利用する。愛の真実と、彼女の決意はいかに。 渋谷教育学園幕張中学高校文芸部の…

猛暑になったある5月の日、バラ園で僕たちは出会った。 僕たちは恋に落ち、結婚をも考えるようになった。 楽しい日々を過ごしていたある日、彼女は僕の前から消えた。 みんな僕の前から消…

新しい家族ができてもふとした瞬間に実の母の面影を追ってしまう主人公蓮。美しく完成された家庭が破壊されていく様を鮮烈に描く。

西野冬。彼が探偵様と呼ぶ人へ出した手紙には、衝撃の事実が書かれてあった。それは･･････？ 読んで下さってありがとうございます！！

幼い頃から絵を描くのが好きだった彼は、恩師の一言で、人物画が描くことになった。人物画を描いたことがなかった彼は、ある問題とぶつかる。だか色彩の魔術師アンリ・マティスとの出会いで、…

雨の中を歩くその青年は、恋人に別れを告げられたばかりである。その青年は人を思いやることを第一に生きてきた。しかし、それが原因で最愛の恋人に別れを告げられてしまった。信じた善が愛す…

ある日、俺が働く美容院にミステリアスな客が訪れた。彼の繊細な部分に触れるように、俺はそっとハサミを取る。