概要
あの方は花を愛しているのです。
これは遺書であり、告白文であります――。
ある従者が綴った、主と従者の狂気の記憶。
主と従者の性別は決めておりませんので、ご自由に想像していただければと思います。
舞台はざっくり明治〜大正っぽい和風世界を想定しております。
【魅する首】シリーズ短編第一弾の作品。小説家になろう、ノベルアップ+でも公開しております。
ある従者が綴った、主と従者の狂気の記憶。
主と従者の性別は決めておりませんので、ご自由に想像していただければと思います。
舞台はざっくり明治〜大正っぽい和風世界を想定しております。
【魅する首】シリーズ短編第一弾の作品。小説家になろう、ノベルアップ+でも公開しております。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!狂い咲くのは花と愛
3000字足らずの短編で、これほどまでに心を波立たされるとは。
読後最初の感想です。
私の未熟な筆でご紹介するのが憚られるほど、完成度の高い研ぎ澄まされた作品だと思いました。
作者さんは別に和風ファンタジーも書いておられ、雅で流麗な雰囲気をいつも上手に創られます。
その長所はこちらの短編にも活かされており、手紙の形式を取られているのですが、やはり情趣深い空気が創り上げられています。
花を愛でてやまない主と、その主に献身的に使える従者とが紡ぐ物語。
美しさがやがて恐ろしさに変じ、それでもやはりどこか美しい。
5分足らずで濃密な時間を味わえるこちらの作品、とにかくお勧めです。
ぜひご一読くだ…続きを読む