夜詩痕

科学的にも解明されてしまった「宇宙最後の日」、たとえ1000億年後でもそれは確実にやってくる。 「地球最後の日」を乗り越えても、その時には人類の滅亡は不可避である。 「宇宙最後の…

お題：「眼鏡」 字数：原稿用紙5枚 以上の条件で執筆。 親父はずっと本を読んでいた。重たい眼鏡を直し直し、ずぅっと本を読んでいた。

なぜわたくしどもは読まれもしない小説を書くのか。なんでブログやツイッターやフェイスブックでは満足できないのか。というか、ほんとうにみんな人に読んでもらうために小説を書いているのか…

生徒会長の依頼で傷害事件を調べることになった宇佐美は、幼馴染みの橘や親友たちと共に真相を追うが、やがて自分たちも渦中に巻き込まれる。 ――わたしたちは、すべての始まりを知らなけ…

わたしは谷崎かるな。18歳。女子高生。教祖をしている。 美大を目指す普通の高校生であるかるなは、素性を隠しつつ「各務」と名乗り宗教の教祖をしていた。 普通に恋愛もしている。 各…

僕はある日、思い出を売る店を知った。 その店では、「思い出」を売る代わりに、「今」の幸せを手に入れることが出来た。

嫁探しの旅に出ること五年、ひたすらフられまくった男ブラボー・Ｏ・ブラボー。 そのブラボーの前に、ついに運命の人が現れる！？ 妻を娶るため、モンスターに襲われた街を救え、ブラボー！…

『ウォークラリー』。 　それは、ＧＰＳとＡＲを用いた最新のスマホアプリ。 　日々を安穏と過ごしていた亀山秋人は、留学生のアメリカ人少女、シャルロットと出会い、日常風景の側面で描…

もう死んじゃおう。 そうと決まれば、最後はどうやって過ごそうかしら。 （本作は他サイト「小説家になろう」にも掲載しています）

「じゃあねー。ヤマトいってらっしゃい！」 「それはいいが……ヒナミ。さぼらず薬を作っておけよ」 「はいはーい」 　さて、ヤマトは出て行った。 　テキトーに薬を二つ三つ作って、後は…

中学生3年生の僕は、夏休みに釣りに出かけた。近所の海で豆アジを釣る予定だ。僕が仕掛けを海に落とすと、釣れたのは……

記憶の削除、保護を可能とする技術が普及した未来。 短編です。

城ヶ崎明久のクラスには苛めが存在した。そんな陰湿な学校に嫌気が指していた彼が登校するとそこには木望・sagalevich・良子という転校生が転校してきた。彼女は怪我だらけで変わり…

昔から友達を作ることが苦手で一人ぼっちだった俺は、 ある日魔法少女がレンタルできる店があるという話を聞いた。 魔法で友達を作ることができるかもしれない、 そう思いその店へと足を運…

僕は恋に落ちた。 淡い、薄水色の恋だった。 彼女はレンタルビデオ店の店員。僕の一目惚れだった。 「わたしを思い出して」彼女の香水のその名の通り、僕はその香りでいつも彼女を思い出す…

「奴は四天王の中でも最弱……」 このセリフを発端に話は進みます。 3000字程度の読み切り掌編です。

「あの肉」が食べたくてたまらなくなった俺。売られていない非合法な赤い肉。 肉の魅力に抗うことができず翻弄される男の話。

とあるビルの一室で、立てこもり事件が勃発！ 犯人と人質は、話しているうちに心を通わせていく。 ショートショートです。 ちょっと暇なときにどうぞ。

僕は最近、10分ほど早起きをして地下鉄に乗る。 いつもの通勤ルートより少しだけ遠回りして、彼女が出てくる駅の出口を通るために。 彼女に会えたら、僕は必ず彼女の右手を見る。 彼女の…

2029年、世界に激震が走った。 なんと人工知能のアンドロイドであるジョーカー氏がアメリカ大統領選に立候補し、民主党の候補と互角の戦いを繰り広げたのである。 アメリカ本土での戦い…

荒廃した世界の片隅で今日も彼女は血に濡れる＿＿＿＿＿＿。 全ての文明が滅んだ世界。それでも尚、人々は生き続ける。 アメリアもその一人。 彼女はAssassin《暗殺者》として…

トラックにはねられ、転生した先はやっぱりファンタジー世界。 そこで『ドラゴン追い祭』という、 危険で漢らしすぎる祭りへ参加することを強いられる主人公。 勝てば、なんでも望みが叶…