設定はそう珍しくもないです。しかしそこから、読ませる文章と展開を作ってます。素晴らしい作品だと思います。
なんというか、"ネットで読むならこんな小説"って感じ。こういう小説を探すのは、ネジの飛んだ内容の同人ゲームを漁る感覚と似てる(?)
勢いが有ります。内容は全て荒唐無稽なんですが、(トランプ氏が大統領になって荒唐無稽とは言えなくなりましたが)、妙に筋が通っていて一気読みできます。作者の好きな、あの映画の様な爽快感が有ります。私もあの映画は大好きです。2029年も、あの映画での重要な年です。考えてみると、今から12年後ですから、バックトゥーザフューチャーみたいに、あの映画の予測も外れますね。公開時にはリアリティを感じたんですが...。短編にはMAX2つが信条ですが、勢いに星3つ付けました。
私たちがXXだったなんてこの発想はなかった!karoushiしないように頑張らないと。某大ヒット映画をはじめネタてんこもりながら元ネタや時事がわからなくても十分楽しめるSFです。わかる人はもっと楽しいと思います。ロシアさんのシベリア鉄道を北海道まで伸ばすっていう計画、ほんと誰得なんだろう。
アメリカの大統領にAIがなり、そこに「日本」も絡んでくるという、ぶっ飛んだ設定ながら、説得力もあり、何より「面白い」、SF短編でした。
とっても皮肉の効いたジョークがいっぱいのこの作品。51番目の州住民にオススメなのかなー!
お前ら日本人てほんっとクソ真面目だよな。ブラックジョークなんざ真にうけんなよ。ゲラゲラ笑って楽しめばいーんだよ!って以前イギリス人の同僚が言っていたので書いておきますね。なんかレビューなのに深刻なコメントがならんでて、こんなとこにも国民性を感じて笑ってしまったので、つい(笑)
大統領が人工知能のアンドロイドとは驚きだがその後の展開は戦いに発展。よかれと思った事が裏目に出てあらゆる対策をしても効果がないとは悲しい結末ですね
ははっ、割と笑えねぇぜっ!!でも、面白れぇぜ!!
結局AIも使い方次第なのかなと思いました。この話の場合のAIは、人ではなく兵器としてですが。今や空爆も無人爆撃機が当たり前ですし。人はAIなくしては戦争もできないのです。
有り得ないと言い切れないSF。AIが人間を滅ぼすというのは様々な作品で観ますが、未来の日本の姿などの完全に否定出来ない要素がこの作品に深みを持たせているんじゃないかと思いました。中国の2050年の地図には日本の名前は無いんやで?
皮肉がいたるところに効いていて、どれもエッジが効いてる皮肉ばかりなので、薄ら寒い気分になりながら「笑えねぇ……」と呟きたくなりました。エッジが効きすぎてますって!なんで原爆と空襲であれだけ殺されてるのに、あんなに元敵国と仲良くできるんだ、あいつら(日本人)、まじ分かんねぇ。って考える海外の人は案外いるって聞きますしね。
SFと政治風刺を掛け合わせるとこんなに面白くなるとは。物凄い勢いで羅列される皮肉の数々。英 独 韓 米 日への全方位disが一番面白かったッス
ロシア中国イギリスインドあたりはけっこう見ますが、日本陰謀論は初めて見ました。新しすぎる。けど、結局真実はわからないままでムズムズします。どこまでもグレーなのが日本式ということなのでしょうか。まー我々はNINJAの子孫ですからね。たかが歴史二百年ごときの国に舐めてもらっちゃあ困るよね・・・
ばりばり風刺のきいたSF。笑える人は笑える。笑えない人は笑えない。つまり知ってるか知ってないかなのだ。知らなくてもどうということもないのでご安心を。
タイトルからしてモリエールの人間嫌いと関係あるのかなと思いながら読んでいたんですが、最後でお、お前かよ~~~~~~~っ!!!!てなりました(笑)あ、こっからタイムマシンができて???過去へいって大統領選からやり直すんですね???自分もあのセリフは大好きです。めちゃくちゃ面白いのでぜひ読んでください。
TSUNAMIとKAROUSHIは世界共通で替えのことばがないと聞きます。前者はともかく後者は不名誉極まりなく、それでも働きすぎて死ぬ民族は日本人だけだからでしょう。私達は自分達のことを普通だと思っているけれど、世界からみれば感情の乏しいロボットみたいなものなのかもしれません。笑いつつしんみりしつつ色々考えさせられる作品でした。
オチまでいってなるほどなと思いました。さすがアメリカ。最後までブレませんね。