とーこく

☆★━━━━━━━━━━━━★☆ 　　　書籍化が決まりました！ ☆★━━━━━━━━━━━━★☆ 没落寸前、貧乏男爵令嬢ディアンヌ・メリーティーは家族を守るために援助を求めて結…

王子妃教育により、淑女の鏡と言われる私はディハルト公爵家長女ヴィクトリア・ディハルト。 今日も第三王子は周りにたくさんの女性を侍らして楽しそうにしている。 長かった・・・やっ…

竜人族の侯爵令嬢エデュラには愛する番が居た。二人は幼い頃に出会い、婚約していたが、番である第一王子エリンギルは、新たに番と名乗り出たリリアーデと婚約する。邪魔になったエデュラとの…

帰省中なので、帰省に関する話を書きたいなと思って書きました。

「真実を明らかにするために、どうかその力を貸して欲しい」 山の神を父に持つ半神半人の娘、稲羽玉依。 県庁職員として粛々と働いていた入庁四年目の春、人事異動で林業公社機備課への派…

　　ザーフィング侯爵家の嫡男ジオルグは家族に冷遇されていた。 　五年前に母が亡くなり、すぐに父が再婚したのだ。同じ年齢の弟レオンもいたことから、父の不倫は明らかであった。 　父…

翠は離婚後、娘の桃花を連れて実家に戻り、母親と暮らしている。 地元で評判の悪い不動産会社に勤め、副社長のセクハラに耐えながら、母親の抱えた借金を返済するために懸命に働いていた。 …

幼稚園に迎えに行った帰り道。４歳の息子が立ち止まった。 誰もいないはずの山を指さして「くろいメガネのおじちゃんがいる」と言う——。 KAC20248 お題『めがね』

満開の桜の下で、ブランコを漕いでいる女の子。 その女の子がどうしても気になった主人公は、声をかけようとしますが———。 ホラーにしていますが、学校の怪談のような話で、怖くはありま…

何も信じられなくなってしまった主人公は、ふと、おばあちゃんから聞いた話を思い出します。 『今は誰も住んでいない山向こうの村には、願いを叶えてくれる神様がいる』 神様にお願いを…

ある日、レイナード邸に２人の探偵がやって来る。 半年前に３人の死者が出た事故について、調べにきた探偵たちだったが、2人はリリーという娘が気になって仕方がない。 冷たい笑みを浮…

会社の先輩から聞いた話。 先輩は子供の頃に、お兄さんを亡くしているのだそうです。 ただ、亡くなっているのは事実のようですが、その理由は疑わしい……。 僕には本当かどうかを確認する…

人の皮を被った、化け物がいる——— 中学校2年生の夏、長い黒髪が印象的な女生徒が転校してきた。 彼女は明るく社交的で、あっという間にみんなの中心になった。 しかし2ヶ月後、学…

【エブリスタさん『編集部期待の新作　新星セレクション６月１３日号』で紹介していただきました】 主婦の諒子はある日、夫が不倫をしていることに気づく。 夫への愛情はもうない。それ…

私自身は霊感なるものはありませんが……。 「幽霊の話」や「怖い話」、「不思議な話」は、何故か集まってきます。 どれも実話です。 随時更新いたしますので、お好きなお話をお楽しみく…

男爵令嬢のクララは、伯爵令息との婚約を邪魔されて、ある醜聞塗れの侯爵の愛人にされてしまう。耐え忍ぶ日々に、救いの天使が現れた。※視点はクララ、ダニエル、シェリーで切り替わりますの…

やっと待ち望んできた婚約破棄が行われる。母が亡くなって、浮気性で無能で外見しか取り柄の無い父が、家に愛人を招き入れて異母妹と住み始めたけれど、本邸を明け渡して完全没交渉を貫いてき…

あるネット掲示板に投稿された、奇妙な書き込みの数々を掲載しています。 これらには、何か関連性があるのでしょうか？

　一田和樹さま主催、第３回無貌賞「わたしの発狂日記」に寄せて書いた作品です。 　結果、『大賞』をいただきました。 　（あらすじ） 　その日記は『ヒトを喰う日記』だとされる。そこ…

ある町の掲示板に泥塗れの妙な怪文書が貼り出された。 町内会長の私はそれを剥がそうと躍起になるが、妙な出来事が立て続けに起こるようになり… ──其の壱 泥 ある日、泉名探偵事務所…

幼馴染の3人はいつもの様に近所の空き地で遊んでいると、何処からか女が現れた。女は不思議な言葉を残して姿を消した。 「あなた達、お互いを決して疑わないこと、裏切らないこと。今の関係…

「だって憑いてきてるもん。旦那さん。幽霊なりたて、ほやほやの姿で」 夫の死を告げた春絵に対し、アスラは言い放った。 「だからぼく最初に言ったじゃない。あの男との結婚は碌な結末を迎…

「誰よ！？こんなひどいことするのは！？」 　須藤星空（すてら）は絶望した。 　ある日を境にSNSに溢れはじめた見るに堪えない罵詈雑言の数々。 　至るところで個人情報が晒され、い…

　うだつの上がらない1人のフリーライターは、記事のネタと名声を求めてとある施設を訪れた。 　そこは札付きの精神病質者を収容する特殊な精神病院の閉鎖病棟。常人にはとても理解の及ば…

　金が無くては、やがて妻となる彼女との豊かな生活を手に入れることができない。そう、金が無くては―――。しかし、現実は厳しく、働いても働いても、うだつは上がらず、豊かさからは遠のく…

　私の母は、アルファツイッタラー。 　幸せな日常を切り売りしながら、引用リツイートで世相を斬りながら、強く、賢い女であろうとする。 　私は、そんな母のお人形。いいねとRTを稼…

　自動車産業の盛んな日本有数の工業都市、栗栖市。 　その華やかな主要中心部から寂れに寂れた南部にかけての一帯を占める街、帝苑町。 　そんな煌びやかな鉄とうらぶれた鉄で構成された…

これは、およそ一ヶ月前、私の身に実際に起こった奇妙な体験の記録です。 よければ最後までおつき合い下さい。

『本の虫令嬢』 こんな通り名がつく様になったのは、いつの頃からだろうか？……もう随分前の事で忘れた。 私、マーガレット・ロビーには婚約者が居る。幼い頃に決められた婚約者、彼の名…

寒さに震えながらリゼは機関車に乗り込んだ。 疲労と空腹で、早く座席に座りたいと願った。 静かな揺れを感じながら、リゼはゆっくりと目を閉じた。

なんか思いついたので書きました。

　俺はお菓子が大好きだった。会社の帰りにスーパーに寄り、お菓子のコーナーを見る時間を愛していた。きの〇の山、チョコ〇ーんぱん、コア〇のマーチ、ベ〇ースターラーメン。みんなみんな、…

　俺は赤ん坊として生まれ変わった。母親の名前は蛍子。 　だが蛍子の奴、俺が子供らしくないから不気味だって言って、川に突き落として殺しやがった。 　そして、俺はまた生まれてきた。…

※なんでも許せる方向けです。 ―――― 「この首に繋がるロープ、なんだかわかる？……逃げようと少しでもおかしな真似をしたらお前の首と胴体はソーセージのように……」 「あんた、オ…

孤児院で育った茶髪茶瞳の『ミューラ』は11歳になる頃、両親が見つかった。 しかし、迎えにきた両親は、自分を見て喜ぶ様子もなく、連れて行かれた男爵家の屋敷には金髪碧眼の天使のような…

平民出身の優等生エイミは、前世の記憶を持っている。けれど、その記憶はどこにでもある普通の人生――事故で亡くなったが、幸せな家庭を築いていた日本人としての記憶だ。 そんな彼女が特待…

お前を愛することはない、ことも……ない。 それは幼い少年と少女のお見合いの席でのトラブルであった。 彼は彼女に一目惚れだったのに素直になれないどころか、暴言を吐いてしまったのであ…

【月・水・金に更新】 初めまして。 祖母の遺品整理をしていると、心霊写真を見つけたので送らせていただきます。 ホテルの前で撮られた従業員？の集合写真なのですが、後列右から三番…

シャーロット・カールストン侯爵令嬢は、元上級妃。 このたび、めでたく（？）国王陛下の信頼厚い側近に下賜された。 花嫁は下賜された翌日に一人の侍女を伴って郵便局に赴いたのだ。理由は…

前世の記憶を持つアドリアーナはこの世界が乙女ゲームの世界で、自分が悪役令嬢だということを知っていた。乙女ゲームにありがちな学園物のストーリーで、卒業前のプロムで全生徒を前に悪役令…

※書籍版は大幅改稿しているため、ストーリーの大筋は同じですが内容が異なる部分があります。WEBの3話はノベルの③巻とは内容が異なります（ノベル③の時系列はＷＥＢの3話の後のお話で…

この物語はノンフィクションです。 怪異はあります。 います。 すぐそこに。 ほら、足元を見てください。

噂を書き込むと真実になる、都市伝説サイト『うわさ流し』。サイトへの行き方は、自身のメールアドレスに「うわさ流し」という件名でメールを送ること。興味本位でやってみたところ、成功して…

通学路にある家には大きな古い木がある。その木は不気味な姿をしていて、鬼が化けているんだという噂がある。だからみんなその木の前で早足で歩いたり薄目で歩いたりするのだ。 ある日六年…

とある派遣会社のお客様窓口 基本はメールでの受付を行っている。 内容は仕事内容・給与関係等がほとんどである。 中にはクレームもあったりする訳だが。 そんな中で、ごくたまに意味不…

それは、何処にでもある日常

KAC20233参加作品 お題『ぐちゃぐちゃ』

明朗快活、ハツラツとした元敏腕教師のじいちゃん。 ある日彼は、主人公の藍の目の前で持病の発作を起こし倒れてしまう。 「俺が悪かった、許してくれぇ」 そんな必死の言葉を残して。 …

峰賀澄（みねがすみ）家。それは、「鬼を殺した」という逸話を持つ名家。 その屋敷で行われた豪華な宴会。 つつながく行われた筈だったが、翌朝—— ＊＊＊ 少し、今までと違う作風に…