フローター・クレーヴのリディア=ド=フレージュ(茶髪の長髪のタイトスカートの女,165cm)
フローラ=ド=ステヴナン(黄緑色の女,160cm)
クロディーヌ=ド=ロアン(白い髪のショートカットの女,162cm)
エミリエンヌ=ド=レアル(水色の髪の黄色いケープの女,161cm)
カトリーヌ=ディ=ルパージュ(金髪の海賊服の女,161cm)
5人と
ヘスラー=ヴァイツゼッカーとアルヴェロ=カルティエとリディアたちが出会っちゃう話。
もちろん恋物語などではない。こいつらにかぎって。殺人エンジョイ勢だし。アルヴェロ=カルティエは。
あとなろうが合計731PV カクヨムが223pv。うひゃあいつも1桁pvのわたしのはずだったのにどうした!
プレビュー↓
ヘスラーが、フンと鼻を鳴らして牌を持ってきた。その指先が、持ってきた牌の腹を撫でる。
「ツモだ」
ヘスラーが、力任せに牌を卓に叩きつけた。あまりの衝撃に、卓全体の牌が跳ね上がる。
「国士無双だ」
「は?」
リディアは、ヘスラーが開いた牌を凝視した。
一九字牌が、不格好に並んでいる。確かに、国士無双……いや。
「……アハハ、ヘスラー、それ、一萬が足りないよ。代わりに九ピンが2枚あるじゃん」
アルヴェロが、呆れたように指摘した。
「あん? 似たようなもんだろ。一も九も端っこだ」
「違うわよ!」
リディアは思わず立ち上がり、ツッコミを入れた。タイトスカートが大きく揺れる。
「麻雀に『似たようなもの』なんてルールはないわ! それは多牌だし、役も成立していないわよ! チョンボよ、チョンボ!」
「チョンボだと? マジでか!」
ヘスラーが、驚く。
部屋の空気が一瞬で凍りついた。
「いやっ……!」
フローラが短い悲鳴を上げてエミリエンヌの後ろに完全に隠れる。クロディーヌも、顔色を失って一歩後退した。
しかし、リディアは引かなかった。
「ルールはルールよ。あなた、さっき『ルールに従って打つ』って言ったじゃない。強い男が、ルールを捻じ曲げて勝って、それで本当に満足なの?」
リディアの毅然とした態度に、ヘスラーはしばらく彼女を睨みつけていたが、やがて「フン」と手を離した。
「わかったよ。チョンボだな。俺の負け分を引いとけ」
「……助かったわ」
リディアは心の中で深く安堵した。
この男たちは対象を即死させる能力まで持つ異世界転生者1億5000万人(日本の人口超える数を薙ぎ払った)を一気に殺した暴力の怪物だが、最低限の「遊びのルール」には従うプライドがある。そこを突けば、まだ勝ち目はある。