ハロウィンまでにここまで書き上げるつもりが終わっちゃってるよーサムハイン10/31。今日は11/09。
学生をカルト宗教に取り込みつつ、地味に勢力を伸ばしてきた教団。
7番でエンキヘビ=ムーンチャイルドが量子の力を使う。
スーパー勇者は地上から3番のところに無理矢理道作って突入。地上組は大半がスーパー勇者の作った道から入ったが、そうでないものもいる。
水鏡冬華と天馬蒼依が7番エンキヘビと量子話をしてる最中、水鏡冬華と同程度の質力を持つ二刀流の菊月明日香は、6番で戦闘中。
ミハエルは地上で占いの館終えて夜の街を
「ハロウィンうぜー 人をウィッカーマンに入れて燃やす祭りで盛り上がってる奴らうぜー もともとわたしたちの祭りじゃねえ、ドルイドの祭りだろ」
と思いながら歩いている。
ミハエルは、水鏡冬華と菊月明日香がいるから、自分が駆けつける必要ないだろうと、地上で人燃やすのが原点だったハロウィン祭りを監視中。
章最初でオーヴァン国王とミハエルが話した通り、人質救出最優先ではないため、人質の安否を知りたい人からはミハエルは、冷血に見える。
だが、ハロウィンのリチュアルの犠牲となったなら、ミハエルが王都ヴァーレンスを発つ頃にはすでにトマトジュースになっているのでミハエルは敢えて急がなかった。
11/11公開予定エンキより
ハロウィン騒動を見てもマジックフォンのおかげで宣伝が簡単になって
マジックビジョン以上の洗脳ツールとして、特に若者が簡単に騙されてくれるようになったから。若者の万能感をうまく逆手にとって操ってる。
『楽しそうにしてる人達をバッシングする行為って
嫉妬してるだけだよな、とも思う
本当に幸せな人って他人が楽しんでても文句言わないもんね』
これ言うだけで悪魔崇拝を自信満々で行ってくれる若者ばんざ~~~い!
さすがプロの扇動屋。
マジックフォンを使えば、若者はこちらの思惑通り操られてくれる」
エンキヘビ=ムーンチャイルドは愉快そうに言う。
「ハロウィンみたいな人間を生きたまま燃やす祭り流行らそうとしたのアンタなわけ。
自分から進んで魂の自殺現場に向かう人々をそんなに作り出したいの?
男の天照の神道(しんどう:あえて濁りを入れて呼んでいる。天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊《あまてるくにてるひこあめのほあかりくしたまにぎはやひのみこと》から濁り入れて呼べ、濁りと心の穢れは違うと直接言われたから)のわたしがしっているハロウィンはこんな感じね。
歴史的に言うとハロウィンはドルイド教の儀式よ。
ドルイド教……古代ケルト人の祭りで、人間を生贄にしたり、焼き殺したりというように凡そわたしみたいな日本人では考えられないような、恐ろしくおぞましいことが行われてきた。
ケルト人は死者の神サムハインという神を信じてる。
ケルト人の1年の終りは10月31日で、その夜は死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てきたりサムハインによって解き放たれた死者の霊が生きている者たちと交わると信じてる。
そして、そういう霊から身を守る為に仮面を被り、魔除けの焚き火を焚くという慣わしが行われた。
ドルイドたちは提灯を手に通りを練り歩き家にやって来て、サタンへの捧げ物として金銭や子どもを要求した。
実はハロウィンは21世紀の今も悪魔崇拝の儀式が1年の中で最も盛んに行われる超危険日。このことは地球でも欧米の教会関係者の間では周知の事実。
知らないのは日本人くらいかもね。
ハロウィンの日には悪魔主義者が犠牲をささげ、魔女が森などに入って輪になって秘密裏にのろいの言葉を吐いたり死者のための食事をしたり死者の世界のための儀式をするのです。
悪魔主義者にとっては祝日だけど、一般の人々にとってはとんでもない危険日よ。悪魔主義者にとっての犠牲のいけにえとは馬などの動物だけでなく女性やこどもがその対象とされることさえある。
欧米の森の中でハロウインの翌日に馬の頭が発見されることなどがある」
水鏡冬華が羽根のついた男の子を睨む。
というかんじである。