枡本　実樹

ある日、彼女は魔法少女になった。

誰のモノかわからない日記がどうして僕の机の中に？

いつも静かな山あいの自然公園も一年に一度、桜の季節には賑やかになる。この日、両親と花見に訪れていた一人の女の子がいた。それは女の子の家族にとって長い冬が終わる日……。 香鳴裕人…

桜材を使ったギターはこうして生まれたのです。　＊カクヨムWeb小説短編賞2021の中間選考に拙作3点を採っていただきました。

バス停前の雪道に落ちていたものは……。 ＊カクヨムWeb小説短編賞2021の中間選考に拙作3点を採っていただきました。

電車を乗り継ぎ、突然ウチにやってきた小さな甥っ子。 なんでも野菜が食べられなくて母親と喧嘩したらしい。 そんな家出少年の肉好き・野菜嫌いを克服すべく、ちゃきちゃき関西娘の考えたオ…

大陸西部の沿岸三古王国のひとつドーリア。若き王のサヴァイヤは、幼いころに両親を亡くしたせいか、我儘いっぱいに育つ。 そんな彼が出会ったのは、神官の娘、サリィヌだった。内気なサリィ…

人生や夢を諦めかけていた麗奈がふらりと立ち寄った美容院。そこは夜6時から営業するちょっと変わったお店。オーナーさんや働く美容師さんは実は幽霊？！　お客は自殺願望者や自己満足のスト…

二十歳になった私は真夜中、自分の机の前にあった窓を見た。 そこには閑散とした夜が映って、いなかった。

ずっと片思いしてきた住み込みメイド、久遠澄花への一世一代の告白に失敗し泣き寝入りしていた御曹司、獅童司。しかし目が覚めると日にちが昨日のまま。司は自身がタイムリープしていることに…

ある有名なおとぎ話に意外な兄妹が登場します。 二刀流というテーマを基に作りました短編です。 二次創作の項目に該当する箇所がありせんでしたので、オリジナルにしています。 カク…

春告げ鳥の中で最も美しいさえずりを持つと言われているウタツグミ。 その美しい歌声は恋心を芽生えさせるとも。 ウタツグミの意味を持つ名をつけられたメイヴィス、でも彼女の心と体はち…

竜也は30年ぶりに松山の町を歩いた。そして、昔よく通った店と同じ名前のスナック『宇和海』を見つけた。竜也は『宇和海』のドアを押した・・・

私はいいところに嫁ぎました。 食べるたびにお母さんの優しさと愛を思い出します。 今は定年退職した夫と二人でお母さんの思い出話をしながら食べています。 それは「赤いきつね」と「…

儚く短い桜の季節。 老婆と女性のわずか数分の物語。

長編の一部を切り抜いたような、自由でアート的な短編集/ショート・ショートです。 在り来たりのストーリーライン作品に飽きた人向け！ または、意味の解らない世界観が好きな人は是非！ …

『10文字ホラー』なるものが流行っているので倣って私もやることにしました。 　一話十文字で完結。僅か数秒で読めますよ。 　何時まで続くか解りませんが、読んでください。 　カクヨム…

あなたの郵便受けは大丈夫ですか？ KAC2022 ～カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2022～』 １１回目お題「日記」出品作品

感染力の高い『永遠に幸せになる病気』が蔓延った日本は世界から隔離されてしまった。 見捨てられた土地にて、『幸せ』になった人々を見て、2人の男は何を思うか。 同シリーズ http…

昔書いたものをサルベージ。人間の青年に恋した葉っぱの、短編悲恋ものです。

今年88歳になる祖父。米寿の祝いにタイ旅行をプレゼントすることになるも、その案内役が俺に押し付けらた。 かつて日本軍が敷設したという泰緬鉄道の車内で、祖父はこれまで語らなかった過…

寝ぼけてたのでしょうか。。 お土産のくだりを変更しました。 静岡の皆さん、すみません。 第１１回お題「日記」をテーマにした作品です。 迷いましたが、恐怖系のお話を好む方が多いよ…

世界と時の狭間で、あらゆるものの記録を管理している男の子のお話。 ヴィヴィッドでモノトーンで、シャドウでクリア (アドベントカレンダー2021) https://kakuy…

『美容室は深夜営業致します』連作第三弾 個性豊かな幽霊達が人間相手に美と勇気を提供する美容室。お客からのお代は娯楽の提供。楽しい事が大好きな彼等が、なぜこの場所で店を構えている…

貴船神社は呪いの神社として、隠れた世界では有名だった。そんな貴船神社で、私は自分の写真に釘が打たれているのを発見した・・

僕は図書館で初めて彼女と出会った。それから、人生の節目にはいつも彼女が赤いきつねと緑のたぬきを差し入れてくれた。

undulatus　=　波状雲 　やたらと日記を書く事をおすすめしてくるおばあちゃん。 　日記を買わせようとしてるところです。 KAC2022　11回目お題『日記』 (C)…

病気の妻を看病する夫の日記。 KAC2022参加作品。 第11回お題【日記】 ©月音

数か月に一度、彼から届く瓶詰めの手紙を読むことがわたしの楽しみだった。

生まれてから全てを記録する刺繍の文化を持つセマザサ族。そのセマザサ族の刺繍の研究のためにセマザサ族の中で暮らす男の語り。 架空の民族の架空の風習についてのお話です。異世界フ…

本作はとある王様がとても難しい選択を迫られるお話です。作中で正解は示されませんし、そもそも無いと思います。きっと読者様の数だけ正解があるのでしょう。 たった２０００字ほどの短編…

全日本他人の日記朗読選手権大会の関東予選もいよいよ大詰め。 全国大会決勝への最後の一枠を掛けて、壮絶なバトルがいま始まろうとしている――。 KAC2022最後のお題は「日記」…

KAC2022、お題【真夜中】。 眠れない夜、ふたりはメッセージを送りあう。唐突な美咲の思いつきに付き合うことにしたけれど……

おじいちゃんと孫の、ほっこりストーリーです。

飲み会の帰りに偶然同僚の医師と酔っ払いを介抱した塚井（私）。プライベートでも黒い白衣を着ていた彼を不思議に思いつつ、浮かれた噂に翻弄される日々。ある夜勤の夜、その黒い裾が病室に入…

人を殺したことがあるという、大叔父の葬儀であった少し不思議な出来事。 KAC202211　お題「日記」 KAC20221【二刀流】と繋がりがあるような。

KAC2022によせて書きました。お題は「日記」です。これまでのお題も混ぜて十一題噺にしました。

自分が受けたいじめの内容を日記につけていた中二のころ。私の目の前で、いじめの首謀者が交通事故死した。

「みんなお母さんから生まれてきたの。 だから……」 校長先生に呼ばれた、夢花ちゃん、アンナちゃん、ユウくんとまなみちゃん。 大事なお話があるそうです。

ぼくのご主人は腕のいい料理人。 山奥に小さな店を構えている。 KAC20229 お題 : 猫の手を借りた結果 © 2022 Sukima Sangyo Corporatio…

足立陽。高校三年生。 毎朝乗る電車に、意味不明な柄の靴下の女の子が乗ってくる。 ある日思わず「鍋？」と口に出した俺は全力で否定されることになる。 あまり意味不明すぎて、毎日靴下観…

数カ月間、書かれぬ日記があった。 とある剣士が赤子を育てる日々を綴った日記が。 その日記を読んで、少女は待った。 初めて少女を残して一人で仕事に向かった父の帰りを。

私はそうして、KACを完走した……はずだったのに！ KACが終わらない！？ この闘いを終わらせるその方法とは。 KAC202211 お題「日記」参加作品。 過去計36回のお…

介護アンドロイド・金森さんと暮らす照子ばあさん。ボケ防止のために日記を付け始める。 KAC202211「日記」参加作品。 KAC20225で書いた二人が、いつの間にやらシリーズ…

1億年前の地中海にはグリーンランド位の大陸があったそうで、大アドリア大陸っていうプレートが沈み込んだ形跡があるとか。

　かつて魔物の大侵攻を食い止めたパーティの一員だった剣豪、ガルドが亡くなった。 　ガルドの孫、アーティは、祖父の日記に秘技が記されているのではと聞き、日記を開くことにした。 　だ…

自然の緑に囲まれた別荘で、奇妙な殺人事件が起こった。被害者は血を抜かれて失血死していた。犯人の目的は何か？ 敏腕刑事の五十嵐、その相方の新人刑事の須藤がその真相に迫る。 二人が訪…

お題「日記」に従ったコメディです。 日記が書けないK君は、「空想と創作を盛り込んだ空想日記なら、楽しみつつ書けるのではないか」と思い付きます。

文芸部の部室にピンクの大学ノートが置かれていた、そこには交換日記と書かれている。

美味いコーヒーが自慢の古書店《香風話（かふわ）堂》店長代理の独り言パート２。 夜桜の傍で手に入れた奇怪な私家版の話。