草花に心があるといいますが、この作品を読んでいると本当らしいと思えてきます。叶わぬ恋に恋焦がれて精いっぱい生きた葉っぱが、とても愛おしいと思いました。
「葉っぱ系文学」というジャンルの恋愛小説。冗談です。いやしかし。この葉っぱ、愛おしい。私、この作品に惚れました。全力でこの恋を推したいと思いました。いつか終わる恋。いつか散る運命。それでも全力で愛し尽くした先には。貴方が待っている。涙の出るほどに儚い恋を、読みませんか。
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