こんにちはこんばんは、小谷です。
前回のお知らせから一週間ばかり空きましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私にとって二作目となる商業用作品が世に飛び立って、しばらくはその余韻に浸っていましたが、ちょっと欲が出ました。
「売れたい……」
これ、絶対売れたいな。と。
生意気にもそんなことを思いました。お金のために書いてるわけじゃないんですけど、売れなきゃ次がないのです……生き延びたい。
最近覚えたヨルシカさんの楽曲「だから僕は音楽を辞めた」は私に喝を入れるための曲になりました。
考えさせられる詞ですね。心にガツンときます。なんというか…「売れたい」けど、そんな欲望を持ってはいけないんじゃないか、みたいな。考えなくてもいいことを深く考えることがあります。葛藤ですね。
さて、いつになく意味のわからない雑談をしてしまいました。
4月1日にお知らせをしたら「それ、エイプリルフールじゃん!」って言われかねないので、フライングで3月末の今日にお知らせしたいと思います。
今回も書籍のお仕事についてです。
なんと、カドカワ読書タイム4月刊の「5分で読書 昼休みの冒険」に小谷の短編3本が収録されます。
3本とも書下ろしです(わーーー!!!)。新作と言えば新作ですね。
「きのう、失恋した」の収録ぶりです。まさか、またこのシリーズで短編を入れてもらえるなんて思いもよらず。夢のようです。
しかも、更伊俊介先生、藍藤唯先生の作品とご一緒……KADOKAWAさんの系列出版社で何作も本を書いてらっしゃる作家様ですよ。そんな方々の横に小谷杏子がいる……「なんでわたしがそこに???」としばらくザワザワしてましたが、書影が出てからはさらにビクビクしてます。薄氷に立つ鹿のようです。
ド新人な小谷の作品はともかく、先生方の作品が面白いので、ぜひお手にとってください。
表紙カバーも素晴らしいです!
イラストレーターはへびつかいさん。「5分で読書」シリーズの初刊行作である「扉の向こうは不思議な世界」でも表紙カバーを担当されてました。緻密でポップなデザインで、配色もかっこいいです。
今回の「昼休みの冒険」は、少年少女たちが昼休みの時間に冒険するというテーマで、彼らの不思議な物語が詰まっています。
私は「謎解きクラブ、最後の謎」「紅茶館で夢のひとときを」「雨の中の友達」を書きました。
今回、初めて暗号ものを書きまして……紙の書籍ならではの演出が入ってます。(またいつかこういう作品を書いてみたい……)
読者さんに受け入れてもらえるか不安ですが、反応が楽しみでもあります。
書店さんでお見かけの際は、ぜひチェックしてみてください!
小・中学生の朝読にぴったりな短編なので、兄弟姉妹、お子さんや姪っ子甥っ子、いとこにもオススメです。
よろしくお願いします!
【5分で読書 昼休みの冒険】
著者:更伊俊介、藍藤唯、小谷杏子
カバーイラスト:へびつかい
発売日:2021年4月8日
価格:1,100円
https://www.kadokawa.co.jp/product/322012000420/
前回「シトラスタイム」を収録していただいたのがこちら▼
【5分で読書 きのう、失恋した】
著者:カドカワ読書タイム編(原ねずみ、夏目はるの、椎智、小谷杏子、えむ)
カバーイラスト:けーしん
価格:1,100円
https://www.kadokawa.co.jp/product/322003000613/
ところで昨日、ついにカクヨムに「コレクション」機能が実装されましたね。
このコレクション機能、小説をまとめるフォルダっぽいのですが、私もこれまでたくさんの物語を書いてきて、とくに「霊媒堂猫の手」は派生作品も多いので、できることならまとめたいなぁと思っていました。
ということで、早速使ってみましたよ。
小谷杏子のプロフィールからコレクションが見られるようになっているので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
それでは、今日はこの辺で。