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カクヨムコン9参加&完結&お知らせ

こんにちはこんばんは、小谷です。
カクヨムコン9にギリギリ間に合いました。
応募締め切り日までに完結はできませんでしたが、なんとか読者選考期間内に完結することができて一安心です。

さて、新作『副業霊能師 天使の呪いと怪奇な元妻』はこういうお話です▼

https://kakuyomu.jp/works/16817330665044895096

相性最悪の元夫婦、再会したらどちらも呪われました……

臨床心理士の浅香三紀人は、ある日、マッチングアプリで一年前に離婚した元妻、三雲眞純と思わぬ再会をする。眞純は本人ではない写真を使っていたため、三紀人は騙されていたのだった。しかし本人の顔が見えるアプリのはずだが、眞純にはアプリ内でのみ人の顔が識別できなかった。彼女は仕事で『天使ちゃんの呪い』を調べており、近頃は奇妙な怪現象に遭っているという。眞純から弱みを握られた三紀人は嫌々ながら『天使ちゃんの呪い』について調べることに。そして呪いは三紀人にも降りかかる。

お人好しな駆け出し霊能者×怪異大好き映像ディレクターの元夫婦が『天使ちゃんの呪い』に隠されたおぞましい記憶と怪異を追うエンタメホラー。


白状します。難産でした。
もともとはまったく違うタイトルでシリアスなストーリーを作る予定でした。去年の11月くらいまでは。でもなかなか内容が思いつかず、また前回の反省を生かしてシリアスになりすぎないホラーエンタメを作ろうという目標もあり、気張りすぎたような気がします。難産でした!!!!

まず時間がなさすぎる。
すみません、これは私のスケジュールミスです。いや…そういうわけでもないですが。難産な上に時間が足りない、新生活のための準備やらかさむ執筆仕事をさばくなど、まぁ本当にいろいろ重なっていました。先月も休みがありませんでした…ここ数週間は寝不足が続きました…疲れました。

そんなこんなでバタバタ書いた本作は、おそらく小谷杏子作品を読んでいただいてる方は容易にわかるかと思いますが前作『亡郷の血』にて出てきたチャラい博多弁霊能者、甲斐丈伍が出てきます。主人公三紀人の従弟です。
丈伍が5番目に生まれたから「伍」の字を使っているという設定を加え、そこから逆算してキャラクターを作っていきました。
あとは「シリアスになりすぎない、ドラマ・トリックのあのコンビのような付かず離れず男女コンビで怪異に遭ってほしい」と理想だけを膨らましていった結果、相性の悪い元夫婦というコンビが誕生しました。
この三紀人と三雲という元夫婦、自分的には書きやすい二人のはずでした。ただ、ホラーとゆるさを融合するのが難しくてかなり悩みました。もっとうまく書けたら面白い作品になったのかもなぁと後悔しているところです。
でも楽しんでもらえたなら、いいのかな…?

くせつよな丈伍の姉、季四菜は書くのが楽しかったですね!あのこが出てきた時だけ筆が速かったです笑
次男の弐支は出すつもりがまっっっったくなかったのですが、キャラ的に好きなタイプだったので出てきました。次書くとしたら、浅香三兄弟の霊能お仕事編みたいなものですかね…弐支と三紀人のコンビでも面白いのかもしれません。とはいえ弐支はアラフォーですし、もうちょっと若い頃の話とかがいいのかなー。おっさん二人でもいいのかなー。なんてのんびり考えますが、できるかどうかは分かりません。

そういえば、今回は回収するところと回収しないところを意図的に潜めてみました。
三紀人の周囲で何人か消えてますが、お気づきでしょうか。三紀人は気づいてないようですが、同僚が一人いなくなりました(※ネタバレ)。
その同僚もまた『天使ちゃんの呪い』でいなくなってしまったんでしょうね…

ともかくもっと自分に力があればもっと面白く書けたのになーという反省をしています。
中間、通るかな…それすらも不安ですが、そろそろ楽しく小説が書けるようになりたいです。

***

【お知らせ】

●新刊
2/7、きずな文庫より新刊が発売されました。
「守護霊探偵アンバー」という児童文庫です。
この作業と並行してカクヨムコンとか他の仕事をやってました…。
全国の書店、通販サイトで購入可能です。ご興味ありましたらよろしくお願いしますー!

●イベント
ある日の役者たちの自主練 オフライン朗読会にて脚本を書きます。
3/30、3/31に開催される朗読会です。こちらは #ある自 で検索してください。

●寄稿
文芸ムック「あたらよ」創刊号にて短編を一つ書き下ろしました。


まだまだお知らせはありますが、ひとまず公式で出ているのはこのあたりです。
いろいろ水面下で活動してますので、引き続きよろしくお願いいたしますー!

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