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新作ホラー【亡郷の血】をカクヨムコン8に応募しました。

こんにちはこんばんは、小谷です。お久しぶりです。
前回が3月の更新だったようで、長いこと近況ノートを動かしてませんでした。
その間に刊行作業とかプロット提出など、大変光栄なことに小説のお仕事も色々とさせていただいておりました。
明日(1/28)でデビュー3周年なのですが、四年目も頑張って書籍を出せるようにしたいと思っています。(がんばろう!)

さて、久しぶりのカクヨムコンに参戦することになりました。
実は去年のカクヨムコン7でホラー部門で参加するつもりだった本作なのですが、いろいろあって執筆の時間がとれず、先送りにしてしまいました。あの時点で付け焼き刃的に書いたとしてもこうはならなかっただろうなと思うので、この今のタイミングで無事完結できてよかったなと思います。

新作「亡郷の血」は(ぼうきょう の ち)と読みます。
あらすじはこちら▼

探偵、司城賢明は6年前に殺された妻の事件を追いかけていた。なぜ、妻は殺されたのか──被疑者死亡で終わったこの事件に納得がいかなかった。
ある日、司城のもとに中学生の少年、椎羅が訪ねてくる。
「6年前の事件を〝視た〟んです」
彼は司城の妻を殺す光景を犯人の目を通して視ていた。
そんな不思議な少年とともに、事件の関係者に接触する司城だが不運にも悲惨な死を遂げる──
それから4年半後、娘の絵莉が椎羅のもとを訪ねるも、彼は山奥に引きこもっていた。
椎羅は言う。
「この件からは手を引いたほうがいい。およそ人の力でどうにかなるレベルの話じゃない」と。

戦慄の殺人衝動。禁断の因習。消滅した郷里から始まった恐怖の連鎖。
古より隠されてきた化物が解き放たれ、惨劇はさらに蔓延する。そして残酷な真実が明らかに。

という内容です。

私はカクヨムを始めた当時はホラーとかダークファンタジーを書いていました。
しかし、雑食なものでなんでも楽しめるタイプでもあるのでコメディや日常もの、ラブコメなんかも好きです。
ありがたいことに、青春恋愛小説でデビューをさせていただき、ライト・キャラ文芸ジャンル、児童文芸に携わることができ、日々勉強し良い経験をさせていただいています。
そうして今までいろいろなジャンルを書いてきましたが、やはりもともと大好きなホラーミステリーを書きたい……という気持ちがありました。
でも、実力がまだ伴わない。私はあまり頭も良くないので、ミステリーを書くには力が足りない。そう言い訳して避けてきました。書いてみたはいいけれどどれも自己満足でしかないのでは。そんなことを考えることもありました。
きっかけはやはり、カクヨムコンでホラー部門が復活したことです。
ホラーブームがきてるなという予感はかねてからありましたので、今なら書けるかな……!と筆を取った次第です。

「亡郷の血」は心臓移植からなる記憶転移から想像を膨らませたものです。
臓器提供者の記憶が恐ろしいものだったら──とここから始まり、やはり去年のカクヨムコンに構想を練っていましたね。時間をかけて形にできましたが、まだまだできることがあったんじゃないかと思うこともあります……
好きなジャンルこそ細部が気になるもので、手直しも完結したあとですがまだやりたくなっちゃいますし……あとは読者さんの反応ですね。ネット小説はやはりライブ感がありますから、リアルタイムで読者さんの感情をダイレクトに感じられるわけです。投稿前よりは気が晴れました。それまですっっっごく不安でした。

というのも、おそらくこの二ヶ月間、かなりスケジュールがきつくてあまり覚えてないんですよ……ちゃんと寝てはいましたけど、食事と家事がままならず。昨日の最終更新まで気が抜けず、仕事終わりにコメダへ寄り、ずっと推敲改稿をしていました。閉店まで居座っていたのでなかなか迷惑な客です。すみません。
だから、帰りが23時すぎで、そこから風呂に入って寝る。仕事に行って終わったら執筆、昼はカップ麺で夜は何を食べたか覚えてない何かを食べ、食べたのかどうかも覚えてないし、洗濯物は溜まるし……という生活が二ヶ月続きました。
更新が終わった今日からしばらくはゆっくりしようと思いますが、仕事がありますのでそうのんびりもしていられませんね。
そんな生活だったので、何もしない今日という日が本当に久しぶりで逆に不安になりました。何もしてない!!みたいな笑
あと、作品ごとにSpotifyでプレイリストを作っているんですが、もう「亡郷の血」のプレイリストを開かなくてもいいんだ……と思うとちょっと寂しいです。なんだかんだ言って一年近く構想を練っていたわけなので。
とは言え、書き終わった後は清々しいです。今はとりあえず、生肉と内臓が食べたい気分です。近所に上質な生肉と内臓が食べられるお店(ホルモン焼き屋さん)があったので、近いうちに行こうと思います。

またしても長々と書いてしまいました。
あとがきというほどのものではありませんが、記録として残しておきたいと思います。

最後に。
皆様、カクヨムコンの読者選考突破は非常に厳しいものです。なんとか読者選考には残りたいので、応援のほど何卒よろしくお願いいたします!!(できれば星がほしいです)

亡郷の血▼
https://kakuyomu.jp/works/16816700428423976984

※画像はAIイラストアプリに描いてもらった表紙と私が編集したあらすじです。

2件のコメント


  • 2023年2月8日 13:54

    小谷杏子 様


     お久しぶりです、夷也荊です。
     お忙しい中、ホラーの長編。
     しかも、ちゃんと怖くて、面白かったです。
     御作を拝読できて、嬉しかったです。
     ありがとうございました。
     お忙しい小谷杏子様に一時の笑いを提供すべく、
     面白い動画を見つけたので貼り付けておきます。
     左沢のふるさとCM大賞作品です。
     これで、見られるのか? と思いつつ、
     楽しんで頂ければ幸いです。

    https://www.youtube.com/watch?v=QzRRmwd-Tlc&feature=youtu.be

     それでは、お礼まで。
  • 夷也荊様

    コメントありがとうございます!
    この度は「亡郷の血」への応援、ありがとうございました。
    左沢のふるさとCM、拝見しました。
    左沢といえば、私が以前書いた小説のキャラクター名として使ったことがあったのでなんだか親近感が湧きました笑
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