家人「チャッピー使ったことある?」
わたくし「ない。あれって登録しないと使えないんじゃないの?」
家人「登録しなくても使えるよ。オレよく質問に使ってるもん」
ということで、チャッピーに初質問することに。
家人「何聞きたい?」
わたくし「『チャッピーで小説を書く方法を教えて下さい』」
チャッピー「話のジャンルやあらすじを、希望の語数と共に指定してください」
わたくし「異世界に迷い込んだ犬が戦士として魔王と闘うコメディ調のお話を 1,000 語で書いてください」
1 秒。
チャッピー「適度に湿り気のあるターニップ・ホロウの村には、特に運命の元には生まれていない犬が住んでいました。名前をバーソロミュー・ウィグルワースと言いました……」
この犬はシスター・ブランブルというおばあさんに飼われているのですが、キャベツ畑の生け垣を抜けたら突然異世界に迷い込んでしまいます。
異世界では「伝説の獣」と勘違いされ、ウィグル軍曹として対魔王戦に駆り出されます。走り回っているうちに、「試作シチューにつき食べるな」と書かれたシチューを見つけて食べてしまいます。
シチューのせいで強力なおならが出て、大砲の玉と一緒に敵陣に飛び込んでしまいます。魔王と対峙したウィグルワースは、今度は大きなくしゃみをして魔法の薬が入っていた瓶を壊してしまいます。
魔法の薬が爆発して、あとに残ったのは魔王ではなくコーギーでした。皆は大喜びをしてウィグルワースを英雄扱いしますが、ウィグルワースは変わらずにあたりをうろうろして日々を過ごします。
ある日生け垣を見つけてそこを通り抜けると……、懐かしいシスター・ブランブルが「まあ、ウィグルったらどこに行っていたの」と優しく迎えてくれたのでした。
……すごくないですか?
ちゃんと面白いのがすごい。ネーミングとか、言い回しとか、読んでて自然に笑うくらい面白かったです。こんなのが 1 秒で出来るんだったら、ビジネスにバシバシ使えちゃえますよね。どおりでシナリオ・ライターがストライキ起こすわけですよ。
あまりに感動したので、今書いてる小説の詰まってるところを聞いてみました。異世界に召喚された人が召喚した神官や王様に文句を言うシーンです。
チャッピーは 5 パターンくらいの文を作ってくれました。でも自分が書いた内容とあんまり変わらなかったので、「じゃ、今のままでいいんだ」と思って、コツコツ自分で書き進めています。
ああでもないこうでもないと試行錯誤しながら文字にしていくのが楽しいんだから、その楽しさを機械に代わって欲しいとは思いませんよね。
でも、自分の文章について相談できたり、意見を言ってくれる人を見つけるのは大変なので、壁打ち的に相談しながら書いていくのもいいかなと思いました。ま、こういうのって占いとおんなじで、結局は自分が一番頼りになるんですけどね。