今日は一日 Windows で障害が起きたニュースをやっていたけど、具体的にどのバージョンの Windows なのかとか、何のパッチが悪かったのか、とかあんまり言っていなくて、具体的に書いてくれていた「窓の杜」のニュースが一番役に立った。
私個人には問題は起きなかったけれど、この隙に乗じて何か悪巧みを仕掛ける人も絶対いるはずだ。
「先日のセキュリティ・アプリの問題でお客様の情報が漏れた可能性があります。ユーザー名とパスワードを確認しておりますので、次のリンクから入力ください」みたいなメールが出回りそう。
あとは、「通常のサイトはセキュリティ・アプリの問題で一時停止しております。こちらのリンクからご利用ください」とか言ってフィッシング サイトに誘導したりとか。
皆さんも受け取るメールやメッセージの内容、金融関係などのサイトにログインするときにはお気を付けください。
今回の事件はパニック映画みたいだった。OS も多様性がないと、世界的に脆弱になるということだろう。ただ、昨今のアプリの複雑さだとほんの少しの互換性の悪さが命取りになることも多いだろうから、同じ OS で同じアプリでという安定感も捨てがたい。難しい問題だ。
それにしても、アップデートのパッチの実機テストをしなかったんだろうか? 自分のところのシステム ファイルだけだから問題ないと思ったのか? ちょっと謎。原因をしっかり究明していただきたい……。