愛宕平九郎

今年成人式を迎えた娘がまだ産まれたてのころ。男性の育児休暇制度が作られました。 ベビー用品メーカーのシステムエンジニアだった僕は狙って２番目に申請し休暇をとりました。 なぜ２番な…

高校生の俺は、家に帰ってきたら自分の部屋を占拠する巨大な岩に出くわした。 両親に助けを求めても取り合ってくれないし、さてこいつをどうするか。 世にも奇妙な物語に出てきそうなテイ…

カクヨムの俳句名人の句に感銘を受けて俳句を始めました。 まだまだ初心者ですが、今現在の力を込めて詠んでいます。 『貼紙禁止という貼紙』という詩集に掲載した句ですので、そちらをお読…

参加型の企画小説です。 本文に『問題編』、コメント欄に『回答編』という構成になっております。 今回はお題に沿ったキャラクターを作り、後半のストーリーをつづってください。 コメント…

キャッチコピーはあおり過ぎですよ。 まるっきりの嘘です。 参加したかっただけです。 どんな話になるか自分でも予想できません。 そんなドキドキを一緒に味わってもらえたら……

関川二尋さん主催の名物企画、ハーフ＆ハーフ３！　今年のテーマは「ロープレ」です。 お話の前半部分が出題され、それに呼応する形で後半部分を綴るという形式。 だからこの先、どんなお…

俳句って、物凄く難しい！ でも、面白い！ それが正直な感想です(笑)

こちらは関川二尋氏主催のハーフ＆ハーフ３の回答になります。

とある銀河の隅っこらへん、ぷっくりとしたどら焼きのような形の惑星がありました。その甘い夢のような星を動かすおかしな星界人たちは、湧き上がるように興った『パンデミミック』騒動に翻弄…

【第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト　俳句の部】一句部門参加作品です。 不定期更新。思いついたら書き足します。 本文には、俳句の区切りとルビを書いておきます。 もしも気に入った句…

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　一首部門　投稿方法サンプル 大森静佳　代表作五首 『てのひらを燃やす』、『カミーユ』、『ヘクタール』所収。 ※本投稿は、「一首部門に五作品（…

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　二十首連作部門　投稿方法サンプル 大森静佳「冬の虹途切れたままに」 ▼第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト特設ページ https://kaku…

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　一句部門　投稿方法サンプル 西村麒麟　代表句五句 ※本投稿は、「一句部門に五作品（五句）投稿した場合」の例です。 ▼第1回カクヨム短歌・俳句…

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト　二十句連作部門　投稿方法サンプル 西村麒麟「静かな朝」 第一回石田波郷俳句新人賞受賞作。 ▼第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト特設ページ ht…

【まえがき的なやつ】 『第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部』への参加作品です。 僕は短歌がまったくわかっていないド素人ですが、作品のクオリティーは置いといて、無知なド素人…

少女はいつも一人だった。 ある日心惹かれるものを見つけて、一人は寂しいと泣いた。 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ 那智　風太郎様の自主企画のための作品です。 「雨の情景…

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト俳句の部参加作。

「カドカワ読書タイム短編児童小説コンテスト」応募作。 人や生き物の気持ちが、音楽になって聞こえる――そんな特技？能力？に気づき始めた中学生・奏歌（かなか）が、いきなり異世界にひっ…

※虐待に苦手意識のある方はお気を付けください。 ※核、放射能を想起する表現を使っています。

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部に向けての作品です。 （二十首連作部門） ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ゴールデンウィークに子どもたちが帰省しました。 待ち…

日常のよしなしごとから感じた、大体17文字の詩。

第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部・連作二十首参加作。

彼女とは無縁そうな職場の後輩田淵。その田淵にある日突然とびきり美人の彼女が出来た。ところがその彼女がどうも……。 ※前作がホラーというのを忘れていたので、今回はちゃんとホラー…

【あらすじ】 突然、the cityという砂漠の街に迷い込んだ少年は、イィサと名乗る少女と出会い、煉瓦とアスファルトを用いた建物の建築に従事する。the cityとは何なのかとい…

夫のリタイアで米農家の義実家にやって来た小烏が、農家の台所で頑張っております。 野菜は「買うもの！」から、「畑にあるもの！」へ。 小烏の料理はお義母さんの口に合うのか？ 皆様の知…

「利休の師」とされる武野紹鴎。そんな彼の茶の湯は、名物をつかった茶の湯を好み、「わび茶」ではなかったという説がある。弟子も、「一の弟子」は辻玄裁という豪商であり、利休ではない。で…

さて、どんな質問でしょうか？ 楽しみ、楽しみ！

全方向に、ごめんなさい。 悪気はなかったんです。 すみません、遊んでしましました。 柴田　恭太朗様の自主企画 【三題噺 #12】「笛」「彗星」「アイス」 への参加作品です。

その村の人々は、毎年川が暴れるので困っていました。 夏に大雨になると、川近くの田畑は水に浸かり家は流されるのです。 村人は、今回も川の神さまに鎮まってもらうべく美しい娘を差し出す…

ハンドルネーム、武将髭と名乗る主人公は、とあるゲームに大量に課金しているプレイヤーだった。 ある日オフ会の誘いを受け、参加することになったのだが……。 何が正しくて、何が間違っ…

20年近く前。 まだ半年になる娘の初めてのクリスマスプレゼント。 買いに行きましたらそこにあの人がいました。 僕はベビー用品メーカーに勤めていたのでちょっと…

全社員参加のファミリーセール。 裏方ではいろいろあります。 けっこう楽しいのです。

夏から秋、冬、やがて春へと移り変わる四季を詠んだ二十句連作です。 句を追いながら、季節の流れと時の流れ、思いの流れなどを感じていただけたら嬉しいです。 ＊作品に使用した季語につ…

夫のリタイアで米農家の義実家にやって来た小烏が、農家の台所で頑張っております。 野菜は「買うもの！」から、「畑にあるもの！」へ。 小烏の料理はお義母さんの口に合うのか？ 皆様の知…

【あらすじ】 伊奈忠次は、徳川家康が関東へ移った時に、その関東の開発・行政を担う「関東代官頭」に命じられた。 忠次は家康の信頼に応えるべく旺盛に活動し、そして今、ある水路の開発に…

ある年の年末、高校生の娘は祖父母といっしょに海外旅行へ。 さびしい僕ら夫婦は珍しく二人で旅行に行きました。 行く先は「ランプの宿」。 電気が使えない宿。 皆様も一度いかがでしょう…

ちょっと近道をしたはずなんだが、いったいここはどこなんだ？ 見知らぬ森に迷い込んだオレは元の世界に戻れるのか？ 柴田様の自主企画三題噺＃10 「森」「寿司」「メガネ」への参加作…

２０年いたシステム室からの異動先は物流部。 やっと慣れた２か月後、あの日が来ました。 困ったときはお互いさまです。 なぜ、今は薬局のおやじなのか… 退職日にいたるまで。

くろやぎさんからおてがみついた。 しろやぎさんたらよまずにたべた。 なんで読まずに食べたの…？ それに最初の手紙の内容が気になるのです。 お手紙をまた書くくらい律儀なのに、どうし…

【あらすじ】 　この世とあの世の境には大きな川があると言われている。その畔に佇む瀟洒な館の主は、『忘却の女神』と呼ばれている存在。あの世からこの世へ再生する前に、人々に『忘却の…

雨宿りで出会った青年は、自分とは全く価値観の違う生き方をしていた。 恋愛成分皆無です。 柴田　恭太朗様 自主企画【三題噺 #9】「音楽」「雷」「窓」のための作品です。

石灯籠に顔を挟まれた松波君を救出せよ。 深夜番組を初めて見た部屋は… 教室のロッカーに積まれた本は文部省〇推薦。 雑誌の自動販売機ってありましたよね。

ブッコローは日比谷の居酒屋で死んだ。享年不明。 そして、目覚めた転生先で彼は彼のままだった。 ファンキーな色と目つきのミミズクは異境の地で受け入れられるのか。 ※カクヨムのジャ…

琵琶湖の近くのある道を通っている時急に霧が出てきたら、もしかするとこの行列に出会えるかもしれませんよ。 でも連れていかれないように気をつけて！ 柴田　恭太朗様の 【三題噺 #8…

都内の私鉄沿線にある老舗書店「しあわせ書房」。この店で働く椎菜の元に、「花風鈴」というイベントが行われるとの話が舞い込んだ。椎菜がイベントのポスターを興味深く眺めていたその時、ど…

春になると山から実りの神が降りてくる。 神は里の一本の桜の古木に宿るのだ。 那智　風太郎様の自主企画　「桜」をモチーフにした作品集まれ！への参加作品です。 短編集「風の名前」の…

柴田　恭太朗様自主企画「三題噺＃７(サイコロ、野菜、とり)」参加作品 ちょっと長くなったので、前半後半で分けました。 言葉の説明は最後のページにまとめています。 ＊＊＊＊＊＊…

一つの時代を終え、次のステージへ。 輝きの裏側で同時に訪れる、避けられない別れ。 眩しい高校時代を走り抜けたある男子が、満開の桜にいくつもの想いを寄せる。喜び、苦味、後悔、そして…

【あらすじ】 応仁の乱という戦乱がようやくに収束の方向を見せる中、足利義政は東山山荘（のちの銀閣）を作ろうと考えていた。銀箔を用いた銀閣という、北山の金閣の対となる存在を作るので…

夫のリタイアで米農家の義実家にやって来た小烏が、農家の台所で頑張っております。 野菜は「買うもの！」から、「畑にあるもの！」へ。 小烏の料理はお義母さんの口に合うのか？ 皆様の知…