概要
冬の虹途切れたままにきらめいて、きみの家族がわたしだけになる
第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト 二十首連作部門 投稿方法サンプル
大森静佳「冬の虹途切れたままに」
▼第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト特設ページ
https://kakuyomu.jp/special/entry/tankahaiku_contest
大森静佳「冬の虹途切れたままに」
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!自分の親族《きみの父》の死をモチーフとした秀作
自分の親族《きみの父》の死をモチーフとした秀作。
《冬の虹》をその死を乗り越え 明日への希望のシンボルとしている。
また《壺》は生物の死が《無機物》へ遷移するそのシンボルとして詠まれ、このソネットの中で最も魅力的な歌となっている。
私なら《肉体がひとりの小さな壺となるまでの宴…酒ばかり咬む》となるが
季節感に一つだけ異質な《ツバメ》が統一感を欠いている、これがインドネシア語であれば問題ないなぜならインドネシアでは1年中ツバメがいるからだがしかしこちらには冬がない。
《私の中で狂い飛ぶツバメの心臓の青が透けて痛かった》
これなら季節が乱れることはないであろう。
文体としても一つだけ異…続きを読む